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カテゴリー「お出かけ」の記事

2018年5月20日 (日)

洒落水引ワークショップ

二子玉川にある「モダン着物小物 梅屋」のアトリエで、洒落水引のワークショップへ参加。生まれて初めて水引細工を体験してきました。

カラフルでモダンで、かつ品の良い水引の帯留めは、周囲の着物友達に愛用者が多く、私も憧れているもの。

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紫外線が降り注ぐ中を直前まで、高島屋の屋上で走り回る息子に付き合っていて、スタート時間に遅刻するという大失態をやらかしましたが、テーブルに用意された色とりどりの水引を目にした瞬間、ワーッとテンションが上がって胸がワクワクしました。

以前、葉ごろも着付け教室のパーティーでデザイナーの加須美さんとご一緒する機会があり、そのビロードのような美しい声に魅入られてしまった私。
つい聞き惚れてしまう穏やかな語り口で丁寧に説明していただき、水引1本、2本、3本…と難易度を上げながら、基本のあわじ結びを教わりました。

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最後に、本番は自分の好きな色の組合せを決めて(これが本当に悩ましかった!)オリジナルの帯留めが完成。

何度か助け舟を出していただいたおかげで、中心にスクエアのスワロフスキーをセットした涼しげな帯留めを仕上げることが出来ました。
私にも、本当に出来たー!というのが、何より先に頭に浮かんだ感想(笑)

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一緒に受講した方たちの作品と共に。2個作ってピアスやイヤリングを仕上げた方もいて、皆それぞれ大満足でした。

お土産にいただいた水引を使って、帰宅後も忘れないように早速復習!基本、雑な性格に出来ている私の場合、どこかしら味わいのある形に仕上がってしまいがちでしたが(笑)

伝承文化でもある「結び」の奥深さに夢中になりました。貴重な機会を作っていただけて感謝。
今度は、加須美さんのこちらの本で紹介されている色々なアレンジにも挑戦したいな、なんて思っています。

2018年5月17日 (木)

大相撲夏場所

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新緑に幟が映える、国技館が一番美しい季節に行われる五月場所。
一月の初場所観戦に続いて、今回も土俵際でチケット争奪戦に勝ち残り、行ってまいりました!

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JR両国駅前では、「Oh!相撲市」なるイベントブースが設けられ、お土産グッズが買えたり、貴重な相撲アイテムを手に記念撮影が出来たりします。

前回、グッズはあれこれ買い込んだので、今回は土俵外では、主に国技館グルメに照準を合わせて楽しみました。

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地下大広間で味わえるちゃんこは、場所ごとに担当の部屋が変わります。今場所は、尾車部屋の塩ちゃんこが登場。ご一緒したお友達は、艶やかな綿麻の雪花絞りをお召しでした。

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私は綿麻の新之助上布に紗献上の帯を合わせました。麻のカラフルな半襟も新之助上布。それでもさすがに、熱々のちゃんこを完食した後は汗が…(笑)
大好きな嘉風関も味わっているのかな、と思いながら、たいへん美味しくいただきました!

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幕下で応援している豊ノ島も炎鵬も出場日に当たっていてラッキー!炎鵬は負けちゃいましたが、今場所好調の豊ノ島はしっかり勝ち星を重ねました。
安美錦もそうですが、怪我に苦しみ、若さを失っていきながらも、コツコツと土俵に上がり続ける姿は、観ているこちらも本当に、お腹から力が湧き上がる思いがいたします。

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お昼はカウンターでも握りが食べられるお寿司コーナーでお弁当を買い、十両の取り組みを見ながら「窯焼きパンケーキソフトクリーム添え」という本格スイーツでおやつタイム。
このパンケーキが熱々、ふわふわの本格派で、売場から2階C席への階段を上るうちにあれよあれよとソフトが溶けてきました(笑)

今回は最安値の席で観戦しましたが、土俵は充分すぎるほどよく見えるし、椅子席で足がしびれることもなく、大変快適に過ごしました。

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この日最も館内が湧いたのは、70キロ以上体重差がある逸ノ城を、遠藤が二転三転の攻防の末に見事に寄り切った一番(写真は相撲協会のTwitterから拝借)。

相変わらず色々なことがあって、あれこれ言われてしまうことも山積みだけれど、土俵の真剣勝負に賭けるお相撲さんの姿はやっぱり尊い。

ところで、初場所の観戦時ブログ
「次回はぜひ、稀勢の里と安美錦を生で応援したい&石浦が勝つところを見たいです…」
と書いた私ですが、今回はその願いは一つしかかないませんでした…

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また来るわ!と誓って、今度こそ、の思いを胸にハネ太鼓に送られて帰ったのでした。力士も自分も、その日まで夏を元気に乗り切らなくては。

2018年2月13日 (火)

路線バスで横浜散歩

葉ごろも着付け教室のmiyukiさんと誘い合って、着物でお出かけを楽しんできました。

神奈川県在住だけれど山手地区には行ったことがない、というお話を受けて、ベタな横浜観光コースを散策することに。

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急な坂を上がる体力は温存しよう、とご提案し、路線バスでおしゃべりしながら出発!
外人墓地や港の見える丘公園のあたり、かつての外国人居留地の風情が残る一画へ降り立ちました。

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冬らしくスッキリと晴れた散歩日和。ランチは昭和初期に建てられた美しい洋館「えの木てい」で。

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かつて馬車道にあった「珈琲屋」の復刻メニューがあるということで、懐かしくてハンバーガーを頂きました。胸元にこぼさなくてセーフ(笑)

山手地区の西洋館は、ほとんどが無料で内部を見学することが出来ます。
お腹を満たした後は、エリスマン邸やベーリックホールなど、歴史的建造物を見て回りました。

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フェルメールの絵に出てくるようなサンルームのタイルと、miyukiさんのジオメトリックな帯がシンクロ!

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ベーリックホールは、昨秋坂東玉三郎さんがNHKの歌番組で、越路吹雪のオマージュとして「枯葉」を歌われた際、ロケ地になっていた場所です。

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イタリア山庭園から坂を下って元町へ。締めくくりのティータイムは、老舗の「喜久家洋菓子舗」にて、ケーキセットをいただきました。
味も価格も昭和にワープ出来るレモンパイ、いつ食べても間違いないです。
二人でゆっくり会うのも久しぶりのことで、尽きない近況報告で時間があっという間に過ぎてしまいました。

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着付けを習いはじめて、最初に買った紬の着物に、絽刺の名古屋帯。
昨年の暮れ、葉ごろも着付け教室の忘年会ランチでじゃんけん大会の戦利品として頂いた七宝焼の帯留がぴったりの色合いで、嬉しくなりました。

2018年1月19日 (金)

大相撲初場所

去年の8月、夏巡業を見に行って大感激した記憶も褪せぬうちに、まさか、まさかの騒動に揺れ続けている相撲界。

それとこれとはまた別の話、ということで、チケット争奪戦に敗れ続けること1年、ついに国技館での相撲観戦が実現しました。

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私が訪れたのは初場所六日目。
騒動の矢面に立っていた伊勢ヶ浜親方が、横綱旭富士だった時代に観に来た以来の両国国技館です。冬空にはためく幟を見ただけでも、期待に胸が高鳴りました。

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…しかし、正門前に並ぶ横綱のパネルを目にした瞬間、喜びは切なさに様変わり…(白鵬に続き、この日の朝に稀勢の里の休場が発表された)。

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気を取り直して、場内へ。
今回はお土産・お弁当付の観戦プランで申し込んだため、華やかな案内所を経由、たっつけ袴の出方さんに席まで案内していただいて、すでにテンションが上がりました。

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今回は東側の二階席。幸運にも最前列で、この写真の印象よりはるかに土俵を近く感じられ、力士の息遣いや、立会で激しくぶつかりあう音もはっきりと聞こえてきました。
(この後、満員御礼の札も掲げられました)

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お昼前から席について、三段目の取組から観戦スタート。
幕下で、目下一番の注目株である炎鵬は、身長169㎝という小柄な力士です。明瀬山との対戦は、聖書に出てくる「ダビデとゴリアテ」感が半端ない…(声援を送った甲斐なくこの日は敗れてしまいました)。

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観戦の合間に、同行のお友達と館内探索も堪能しました。
エントランスには優勝力士に贈られる総理大臣杯や様々な賞のトロフィーが展示され、テレビで見るアレだ!と大興奮。

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立派な幕ノ内弁当もセットになったプランでしたが、これは外せない!と、地下の大広間で販売されていた「バラエティちゃんこ」も味わいました。
今場所は伊勢ノ海部屋ちゃんこ、勢関もお好きという鶏のソップ炊きは甘めのお汁がとっても美味しかったです。

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マスコットのせきトリくん、「ひよの山」との記念撮影タイムにも参加できました!サービス精神旺盛でかわいかった…(すかさずグッズ買いました)。

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立派なカメラを構えたスー女の皆さんと並び立って、十両や幕内力士の到着を入り待ちしてみたり。
阿炎や千代の国など、何名ものお相撲さんの着物姿を写真に収めることが出来ました…が、あえて、この方の姿を…(ウソはダメだよ、大砂嵐…涙)

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場所中はテレビやラジオで出来る限り中継をチェックしていますが、解説のおしゃべりやVTR再生が入らない状態で見ると、一つひとつの取り組みの時間感覚がずいぶん違う。
とてもゆったりとした流れの中、お互いにじっくりと気合を高め、呼吸を合わせ、勝負の幕が切って落とされる立会いの瞬間へ緊張感のピークを持っていくものなのだということが、よくわかりました。

推しの力士はほとんどが休場するか負けるか、という、ファンとしてはまことに「持ってない」国技館観戦ではありましたが、それでも半日があっという間に過ぎてしまって…
相撲、楽しい!という思いで胸を一杯にして玄関を出ると、跳ね太鼓の軽やかな音色が見送るように響いていて、別世界の余韻に浸りながら両国駅へと向かったのでした。

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この日は着物で相撲観戦、という夢が叶った日でもありました。角通しの江戸小紋に西陣織の名古屋帯を合わせて。寒波襲来の前で、天気も良く着物日和。この点においては、とってもラッキーでした。

次回はぜひ、稀勢の里と安美錦を生で応援したい&石浦が勝つところを見たいです…

2017年9月20日 (水)

デパートでアート

空調完備、食事も買物も出来て、疲れたら休む場所には事欠かない…という訳で、夏場のデパートは私にとっての理想郷(笑)

この夏、催事場で行われた展覧会を観に、あちらこちらのデパートに足を運んだ記録です。

◎8月16日 おさるのジョージ展~「ひとまねこざる」からアニメーションまで (松屋銀座)

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わが家が親子二代にわたって大好きな絵本「ひとまねこざる」シリーズ。毎週土曜日の朝も、朝食後にEテレで「おさるのジョージ」を見るのが慣例です。

でも、作者であるレイ夫妻が、ユダヤ人であったためにナチスからの逃避行を余儀なくされて、必死に守り抜いて持ち出したのがジョージの絵本の原稿だった、という秘話は知りませんでした。
絵本原画やアニメーションの絵コンテの他、実際の逃亡時に夫妻が持っていた書類や手紙なども目にすることが出来ました。
本当に、平和は大切。

8月は、展覧会と連動して、NHKでもレイ夫妻やジョージの特集番組が放映され、ひとまねこざるファンにとっては楽しかったです。

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会場にあった写真撮影コーナー。せっかく、撮影係のスタッフも常駐していたのに、この頃スマホに興味津々の息子が「じぶんでうつす!」と強硬に主張し…謎のツーショット写真が完成したという(汗)

◎9月3日 MINIATURE LIFE展~田中達也 見立ての世界 (新宿髙島屋)

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朝ドラ「ひよっこ」のオープニングで、タイトルバックを担当しているミニチュア写真家、田中達也さんの作品展。

本来の活動は、インターネット上に写真を発表するのがメインとのことですが、会場では写真の他に、実際にミニチュアを並べた作品を見ることも出来ました。

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色とりどりのターンクリップを、キャンプ場のテントに見立てた作品の写真と、その実物。

クスっと笑ってしまうユーモアと遊び心は、作品世界の中だけでなく、タイトルにも存分に発揮されていて、一つひとつ見ていくのがとっても楽しかったです。

ちなみに、この作品のタイトルは…

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「収納下手な食器棚の奥にある世界遺産」

うーん、わが家の食器棚でも、この状況,、時々見られるかもしれないです(笑)

ジオラマ用のミニチュア人形というのが、様々なサイズで多様な姿かたちで作られ販売されている、という事実にもびっくりでした。
生活の中で、自分でもいつも目にしている物たちが、アイデア一つで全然違う様子に変身してしまう「見立て」の面白さを堪能しました。

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私が一番気に入った、というか「これは思いつきませんでした…」と感服したのがこの作品。
見ている側も、たくさん想像力を刺激されて、頭が柔らかくなった思いで会場を後にしました。

◎9月20日 美しき氷上の妖精 浅田真央展 (日本橋髙島屋)

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かつて長く勤めていた職場が近かったこともあって、今でも大好きなデパートの一つ、日本橋髙島屋。
ウィンドウも真央ちゃん一色だったのを目にした瞬間から、胸が高鳴りました!

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正面玄関から入ると、いきなりこの巨大ポスター、ソチ五輪フリーの等身大決めポーズ、大きなモニターでは真央ちゃんのDVDが延々流されているという、ここだけでしばらく足を止めざるを得ない状況が…!(実際人だかりが出来ていた)

ちなみに、流れていたのは2011年全日本選手権のフリー「愛の夢」。
お母様を亡くされた直後の、背中を大きく開けた衣装が痛々しいほど痩せていた真央ちゃんが、演技後に天を見上げて笑顔で小さく頷く姿…
この時、大阪まで見に行ってマスクがぐしょぐしょになるまで泣いたなぁ、と思い出してまた、涙が…

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そんな暑苦しいテンションで向かった会場でしたが、中に入ると同じ様に目頭を熱くしている人がたくさんいました~、ご同類!(笑)

出場したオリンピックの衣装はすべて展示されていましたし、バンクーバー五輪の銀メダルも、世界選手権のたくさんのメダルもずらりと並んでいて、充実の内容で大満足でした。

ずっと見続けているファンにとっては、もどかしかったり苦しかったり切なかったり、そんな思いもたくさん味わった歳月…
でも、本当に真央ちゃんと同じ時代に生きて、選手生活をリアルタイムで伴走できたことは幸せだったと、改めて思った次第です。

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セーヴ・ザ・チルドレンへのチャリティーでもあるグッズがまた、秀逸!
歴代の衣装イラストの再限度の高さと愛らしさに、クリアファイルとショッピングバッグを購入してしまいました。

2017年9月 2日 (土)

CKB20周年&サリサリカリー

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いつだって私の「心の兄貴」、横山剣さん率いるクレイジーケンバンドは、今年が結成20周年。

9月2日土曜日。
心配された台風に直撃されることもなく、青空が美しい赤レンガ倉庫の特設ステージで、記念イベント「CRAZY KEN BAND 20th ATTACK!CKB[攻]」が開催されました。

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お祭り騒ぎの会場では、アメ車やハーレーダビッドソンの展示あり、グッズ販売あり、フードコーナーあり。
腹ごしらえにシンガポール鶏飯を購入しましたら、特製の海苔を逆さまに乗っけられてしまってちょっと残念(写真用に手直ししたら、ご飯粒がくっついてしまいさらに残念…)

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マーライオンが鎮座する野外ステージ。客席には心地良い海風が吹いていて、寒すぎずもちろん暑すぎず、とても居心地のよいコンディションでした。
(ただ、ステージの上はもろに強風を受けて、演奏する側はとても大変だったそうですが…)

海沿いの通路を、メンバーがそれぞれバイクやベスパや人力車(!)で登場した瞬間から、花火で締めくくられたラストまで。
空がだんだん色を変えて暮れていき、月が上り大桟橋が港の夜景にかすんでいく、そんな移り変わる眺めも込みで、上質の音楽に身を委ねて楽しみました。

CKBが結成され、日本がワールドカップ初出場を決め、街には安室ちゃんの『CAN YOU CELEBRATE?』が流れていた20年前は、私達夫婦が結婚した年でもあります。

このブログを書いている9月20日、安室ちゃんは引退を発表しましたが、「30年、40年と頑張ってまいります!」というCKBも、私達夫婦も、引き続き息の長い活動を続けていけますように…

今回の記念イベントを観に遠征してきた従妹が帰宅する日、CKBのギタリスト、小野瀬雅生さんが絶賛しているカレーを食べに六角橋へ出かけてきました。

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個性的な看板がいやおうなしに目を引く、「サリサリカリー」。(←リンク先の公式HPも独特の世界です)

メニューは、水を一切使わないというカレーと、サラダとチャイの3点セット¥1,000のみ。

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紙ナプキンにはこんなコピーが書いてありましたが、ホロホロと口の中でほどける骨付き肉の味わいは絶品で、スパイスの風味も辛すぎず深みがあり、とってもおいしかったです。好奇心が良い結果を生んだランチでした(笑)

2016年12月14日 (水)

大船観音寺

雨は未明に止んで日中は傘要らず、という天気予報が見事に外れて(雨女の法則発動か…涙)ポツポツと降り続ける中、葉ごろも着付け教室のmiyukiさんと大船でデート。

横須賀線沿線の住民でありながら、二人ともちゃんとお詣りしたことがない、巨大な観音様を訪れてみよう!という趣向です。

お昼にご案内いただいたのは、イベントスペース「アトリエキッチン鎌倉」の週4日限定、一汁三菜ランチ。

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料理季刊誌「四季の味」元編集長の八巻さんが腕をふるった、滋味あふれるおかずの数々。どれもこれもおいしかったー!
カウンター越しの会話も弾み、どんどんご飯が進んでお代わりをガマン出来ませんでした。糖質バンザイ(苦笑)

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しっかり栄養補給したところで、急坂を上る大船観音寺の参道へ向かいました。曲がり角を過ぎた途端、タイムワープして異世界にきた気分に。

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JRが大船に近づくと、車窓から見える山の上に突如出現し、その大きさゆえに圧倒的な存在感を放つ観音像。
もしもゴジラなどが上陸したら、立ち上がって迎え撃ってくれそうな心強さを感じますが、実際には全身ではなく胸像となっています。

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石段を登って間近に拝見すると、あらためてそのスケールの大きさと、お顔立ちのやさしさにひきこまれました。

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そして、ぐるっと背後に回ると、フツーに建物感満載のドアが観音様の胎内に導いてくれるという…
中には小さな観音像や木彫りの千体仏があり、他に参拝客もいない静かな中でゆっくりと時間を過ごすことが出来ました。

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いただいた御朱印も、観音像に負けない大らかで迫力のある筆跡。
よい一日を過ごせたことに感謝しつつ、前の頁の御朱印を見て、この時にいただいた御守を渡した大好きなお友達を思い出し、心臓のあたりがギュッとなりました。

miyukiさんとも共通の知人だった彼女が、闘病生活の後に旅立っていかれたのは先月のこと。
「故人を偲んで語りあうことも立派な供養」と、以前実家の法事でご住職から伺ったこともあり、今日の私たちには、一緒にそんな時間を持とう、という思いもあったのです。

お付き合いの濃淡や期間の長短は様々でしたが、今年、私の周囲では4人の方が癌で亡くなられました。

まだまだ、平均寿命までたっぷり時間はあったはずなのに…
あんなに心の温かい人が、どうしてこんな辛い思いを…

そんな考えを巡らせてばかりいたところへ出会ったのが、闘病生活を公表した小林麻央さんのこちらの文章でした。
BBCから、「世界で影響力を持った100人の女性」に選ばれたことに応えての寄稿です。

「病気になったことが、私の人生を代表する出来事ではない」
私の人生は病気の色だけに支配されない、色どり豊かな人生。かわいそうに、とだけ思われるのは本意ではない、というその思いにハッとさせられ、何度も読み返しました。

限りがあるからこそ、いのちは輝かしくて愛おしい。
この世では会えなくなった分、心の中でいつでも語りかけられるようになった懐かしい人たち。
その苦しみではなくやさしさを、笑顔を、一緒に過ごした楽しい時間を、ずっと覚えていようと思います。

2016年3月10日 (木)

友あり遠方より来る

鳥取県民だった時に勤めていた職場の同僚から、出張で上京することになったから会いましょう、とうれしい連絡があったのが年明けのこと。

私より20歳近く年下で、事あるごとに「親子でもおかしくない私たち」と言って笑っていましたが、彼女が有能さと愛嬌を併せ持つ「出来る子」だったこともあり、年の差を超えて楽しく親交を深めていたのです。

まだまだ先、と思っていた三月があっという間にやって来て、うれしい再会を果たしました。

先方の仕事先まで迎えに行き、積もる話も東京案内もそこそこに、まず向かったのは帝国劇場。
今回のメインイベントの一つは、彼女が誘ってくれたこちらのミュージカルを鑑賞することでありました!

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私、この界隈の事情には明るくないので、全公演即日完売のプラチナチケットだとは知らず…
軽い気持ちでお付き合いすることに決めたのですが、同伴者の立場でも存分に楽しませてもらいました。
ディズニーランドとシルクドソレイユ、時々日光江戸村、という感じで(全然伝わらないですよね…(^-^;)、大したものだ、と舌を巻いた夜でした。

そして翌日は、朝からリクエストにお応えしながらの街歩き。
目下、婚活に本腰を入れ始めたという彼女が、都内でまず行きたかった場所というのがこちら、飯田橋の東京大神宮。
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縁結びのパワースポットとして以前から有名な神社です。境内には春の気配が。
平日にも関わらず、熱心に手を合わせる若い女性たちの姿が多く見られました。お守りもおみくじも、フラワーモチーフやお人形のついたラヴリィ仕様でした。

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境内にあるお稲荷さんを、九代目團十郎丈が篤く信仰していたそうで、そのご縁から初午祭には歌舞伎俳優が絵馬を奉納しているそうです。
雀右衛門襲名披露の公演ポスターと共に、役者さんやお囃子さん達の絵馬がズラリと展示されていました。

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意外と、お姿に似合わない文字を書かれるところも、玉三郎サマのチャームポイントの一つ(とファンの目には映る)。
そして巳之助…(以下略)

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正門の金具にハートの形が隠れてるんだよ、と教えてもらって、「ホントだ!」と大喜び(笑)

よく考えたら、縁結びをお願いするなら本場の出雲大社に行く方がよっぽど近いぞ?とも思いましたが、とにかくこの願いよ届け!と、私も彼女の良縁を精一杯お願いしてきました。

その後もお互いの近況報告で尽きないおしゃべりをしながら、買い物をしたり休憩したりしている間にあっという間に時間切れ。
また米子にも遊びに行くね、と約束してお見送りしました。

友あり遠方より来る また楽しからずや。
時に表面化するジェネレーションギャップも面白がりながら、仲良く過ごしていた日々のおかげで、今、自分ではなかなか足を運べない場を体験出来ること。とてもうれしく受け止めていた二日間でした。

2016年2月25日 (木)

梅林見物

予報の最高気温8℃、という冷え込みの中、「葉ごろも着付け教室」主宰のmiyukiさんと、見頃を迎えた梅を見に着物でお出かけしてきました。

…何はともあれ、まずは腹ごしらえとおしゃべり、と、横浜高島屋の「ウエスト ベイカフェ」で待ち合わせ。

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プレタの紬に北欧調の柄の木綿帯を合わせました。チビなのに腕長族の私、自分の裄に合わせて既製品を買うとLサイズを選ぶしかなく、手持ちの着物の中で一番ぶかぶかと着にくい1枚…
色柄はとても気に入っているので、もっと活用できるよう、仕立て直しを検討したいところです。
滑りの悪い木綿帯にも悪戦苦闘で、寒い朝なのに暖房をかけない部屋で大汗かいて着付けました(そして帯留めが微妙にセンターからずれているという…)

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こちらは美しいmiyukiさんの着姿。帯の流水模様は、まるでホログラムのような不思議な立体感があって、見ていると吸い込まれそうな感じ。とても素敵でよくお似合いでした。

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miyukiさんにお付き合いいただいて、ウエストで今月末まで行っている「シュークリームプロジェクト」に参加してきました。
シュークリーム1個の売上につき、50円を台湾南部地震の被災者支援のため、赤十字に寄付するというもの(今月末までの実施ということです)。
大好きなゴルゴンゾーラパフの食べごたえを、楽しいおしゃべりと共に堪能しました。
この大きなシュークリームを平らげられるうちは、私もまだまだ大丈夫だな!

…って、満足しすぎてここで締めくくってはいけない(笑)

そうそう、今日の主目的は梅見です。
東横線に乗って、目指すは大倉山。横浜も坂が多い街ですが、こちらも例外ではなく…駅に着いたら、線路沿いにひたすら登り道。
おしゃべりしながら歩くのがキツくなるくらい、少し息が上がってきた頃に、大倉山公園の梅林が目の前に開けてきました。

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足の疲れも吹き飛ぶ見事な眺め!

子どもの頃、梅の季節に家族でここに遊びに来た写真が残っていて、うっすらと記憶の中にも、まだヨチヨチ歩きだった弟が芝生の斜面をゴロゴロ転がった情景があるのですが。
その頃はまだ、好きなところにシートを敷いてお弁当を食べていたような…

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今は整備が進んで、さすがにそんなフリーダムな感じではなく(笑)
おかげで下駄でも快適に、それぞれの梅の枝ぶりや可愛い花を愛でることが出来ました。
坂を歩いたおかげか、寒さはまったく苦にならず、手袋も襟巻も外してバッグに入れるほどでした。

今年は、ひと月に最低でも一度、着物を着たいという目標を立てました。
おしゃれをして美味しく食べて、美しい景色を見られる贅沢。そして何より、その時間を一緒に楽しんでくれる人がいることの幸せ。
大事にしていきたいです。

2016年2月11日 (木)

国立劇場 二月文楽公演

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某カルチャースクール主催の「人形遣いレクチャー付観劇講座」に申し込んで、夫と国立劇場の二月文楽公演を鑑賞してきました。
劇場前の梅の木もそろそろ見頃。メジロが枝から枝へと飛び回って可愛かったです(全然撮れていない)。

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第一部の開演前、10時から、人形遣いの吉田文哉さんによるレクチャーがありました。
文楽人形と直に対面するのは、4年前のこの時以来。会いたかったよぉ…とすでに胸が熱くなります(笑)
もの言わぬ人形に命が吹きこまれるビフォーアフターは、いつみても不思議な感覚。こんなにあっけなく首ちょんぱ(死語)?されているのが信じられないほど、舞台の上では魂を宿して観る者の心をつかむのだから、芸の力というのは凄いです。

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今月の公演は、第二部が人間国宝・豊竹嶋大夫さんの引退公演。ロビーが贈られた花で賑やかでした。

何年前のことだったか、大阪の文楽劇場の終演後に近くのたこ焼き屋に寄り道した帰り、フツ―に通行人の一人として路上にいる嶋大夫さんと接近遭遇してびっくりしたことがあります。
ツイードのジャケットがとてもおしゃれで、声をかけてきたファンに柔和な笑みでお辞儀を返されていたのを鮮明に覚えています。本当にお疲れ様でした。

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東京では年明け初の公演とあって、開演前に人形が舞う三番叟のサーヴィス(?)があったり、申年にちなんでか「靱猿」のおサルさんも可愛かったし、大満足で幕間の昼食。

食べるのが並外れて遅いので、いつもは観劇の際にはすぐに広げられるお弁当を買いますが、久しぶりの劇場だし…と食堂を予約しました。
お友達相手の時とは違い、差向かう相手が夫だとおしゃべりより食事に集中できるせいか、余裕で休憩時間の内に完食(笑)

後半の演目は「信州川中島合戦」。
Eテレ「にほんごであそぼ」でいつも拝見する、咲甫大夫さんと鶴沢清介さんの浄瑠璃が生で聴けたのも嬉しかったですが、三味線のアクシデントをもの凄い気迫で乗り切り、弾き切った鶴澤藤蔵さんが特に印象に残りました。

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指揮者もいなければ「せーの、」という合図も(客席に判るほどは)なく、文字通り「息を合わせて」三味線、大夫、人形の三業が舞台上に別世界を生み出す。
見えない気が飛び交っているような劇場の空気、やっぱり文楽は生で見てこそだねぇ…と感動さめやらぬまま、乗り換え駅の三越前で少し散歩と休憩。
休日の日本橋がたくさんの人で賑わっているのにびっくりしながら、ZEN茶’feで一服。

山本勘介や後の上杉謙信が登場した第二部の話題になり、これって、「真田丸」の時代につながる話で、「風林火山」の頃が舞台で、え~っと妻夫木くんが主役だった直江兼続のドラマは見なかったんだよなぁ…と、なぜかNHK大河ドラマの話題に終始してしまいました。

実家の両親に預かってもらった息子は、親と離れるのは慣れっこで泣くこともなく過ごしたとのこと。
「おとうさんとおかあさんは、なんのおしごとにいってたの?」
という質問には若干、返答に窮しましたが(笑)本当に良い時間を過ごすことが出来ました。

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