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カテゴリー「子どもとお出かけ」の記事

2019年8月25日 (日)

大相撲KITTE場所

令和元年の大相撲夏巡業、最後の開催地は丸ノ内のKITTE。夏休み残りわずかの息子を連れて見物してきました。
東京駅の改札を抜けて会場に近づくと、ほんのり鬢付け油の香りが漂ってきて、それだけでテンション爆上げの母(笑)

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ロビーの中央に土俵が設けられ、5階までの吹き抜けになっている各フロアの通路から巡業の様子を見ることが出来ます。
1階、2階エリアは、前日まで行われていたイベントで抽選に当たった人以外は入場出来なかったのですが、遠目にも初切のコミカルなお相撲さんの動きや、十両土俵入りを待つ人気力士の姿はしっかり楽しめました。

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十両の取組の間にレストランフロアの蕎麦屋でお昼を済ませ、遠藤関と炎鵬関のトークショーを見物。

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この時間になると観衆も二重三重の人垣となり、さすがに遠すぎて話の内容はほとんど聞こえず…
何を食べたら大きくなれますか、という質問に「やっぱりお茶づけかな」と答えていたような、いないような

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息子もさすがに飽きてきたというので、土俵の取組を見るのはあきらめ、お相撲さんとの接近遭遇に目標をシフト。
1Fに降りたら、早速取組を終えたお相撲さんが帰るところに遭遇して、ストーカーのごとく後を追ってしまいました。(この写真を撮影した直後、翔猿関には振り返って手をふっていただきました!)

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1Fの通路になっているエリアは、歩行者が立ち止まることを厳しく制限されていたのですが、カフェの入店待ちの行列についたら、何と力士が出入りするスペースのすぐ前だったという幸運。

巡業が無事に最終日を迎える安堵感もあるのか、リラックスした空気が土俵の外を取巻いていて、遠巻きに見守るこちらもついつい笑顔になりました。

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赤ちゃんを抱いて記念撮影に応じる御嶽海、談笑する玉鷲、阿炎、竜電。巡業ならではの場面をしっかり目に焼き付けました。
「お相撲さんは大きかったねえー!」と息子もよい思い出が出来た様子。

今度はガラリと空気が変わって、九月場所は真剣勝負。今から楽しみです!

2019年7月20日 (土)

港ヨコハマ再発見

地元に住んでいる人ほど、観光客で賑わう名所には意外と足を向けないもの、というのはよくある話と思いますが、行ってみれば
「こんな近くにこんないい場所があるんだよね…」
もっとちょくちょく遊びに来ればよかった、と思うのもまた「あるある」かと。

今年の夏の始めは、なぜか横浜港の埠頭界隈へ行く予定が立て続けにあって、まさにそんな気持ちを味わいました。みなとみらい界隈の便利な商業施設で用事を済ませてばかりだけれど、たまには港町ならではの風情をちゃんと楽しむのも良いものですね。

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ある日のこと、サザンオールスターズファンの先輩方を案内してマリンルージュのティータイムクルーズへ。

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山下公園の観光船乗り場から出発して、約1時間のクルーズはケーキセット付。航海の最後に、マリンルージュで愛されて♪のサビで知られるサザンの「Love affair~秘密のデート」が船内に流れて盛り上がりました。

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この日のディナーは関内駅前の「天吉」さん。揚げたてサクサクを堪能し天茶で締める幸せ。サザンのキーボード、原由子さんのご実家。

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また別の日、息子の同級生たちと誘い合って、総勢10組の親子で大黒ふ頭の海釣り公園でバーベキューをしました。

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残念ながら昼過ぎには雨が降ってきてしまったものの、大好きなお友達に囲まれて息子は上機嫌。

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 また別の日、やっと長かった梅雨が明けて、夕涼みのシーズン到来…大型客船の寄港を広報でチェックして、日が暮れる頃に大桟橋に出かけてみました。

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オランダ船籍の「マースダム」は横浜へ初寄港とのこと、ウッドデッキになっている大桟橋の「くじらの背中」で、夕暮れと大きな船を眺めながら、心地良い時間を過しました。

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2019年6月 9日 (日)

よこすかYYのりものフェスタ

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横須賀、と聞くと脊髄反射で「これっきり、これっきりもう…」と山口百恵さんの歌声が脳裏をよぎる世代です。…が、実はお隣の市に住んでいながら横須賀へ足を伸ばしたことは数えるほどしかありませんでした。

夫がJR駅構内でチラシを見つけて、出かけることにしたのが「よこすかYYのりものフェスタ」というイベント。
JRの特別車両に、はたらく車に、海上自衛隊全面協力により艦艇まで見学出来るということで、鉄オタ・ミリオタの方々の波にもまれて楽しんできました。

CKB好きの夫と私の英才教育(?)のおかげか、横須賀に行くよと言われて「トンネル抜ければ~」とタイガー&ドラゴンの歌い出しを口ずさむ息子であった(笑)

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横須賀線のホームに着いたら、いきなり隣の2番線には伊豆急行2100系「黒船電車」の車輛展示。旅行気分で社内でお弁当を食べる上級者の姿も。

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なんと、天井にプラネタリウム(?)が設置されたサロンカーも。この頃小学校のお友達の家に遊びに行くことも増えて、ゲームへの欲求が高まる一方の息子は、流れ星が現れる度に大声で「ゲームほしい!ゲームほしい!ゲームほしい!」と三回唱え、周囲の失笑をかっていました…

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駅から目の前の海に面した、海自の横須賀地方総監部。一般公開されていた護衛艦「はたかぜ」の前で、謎めいたゆるキャラの出迎えを受けました。

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訓練時のミサイル発射の写真説明がついた、巨大なアスロックランチャー。
実際に火を噴く日は永遠に来ないで欲しい。

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潜水艦うずしおも展示されており、甲板を歩いてみました(当然ながら中には入れず)。
これまでも、自衛隊が企画する見学イベントに行ったことがありますが、どこでも係の方々は本当に物腰柔らかく子どもにやさしいです。
親玉である防衛庁がらみのニュースは、開いた口がふさがらないお粗末な話ばかりの今日この頃。まずは現場の一人ひとりのためにもしっかりしていただきたいものだとつくづく…

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小さな山下公園、といった趣きのヴェルニー公園で、崎陽軒が販売していたイベントの記念弁当を遅いお昼にいただきました。
中身はチャーハン弁当みたいな感じ。シウマイだってチャーハンだって、崎陽軒の手にかかれば冷めても美味しい!その他に、横須賀名物海軍カレーもしっかり味わってきました。

しかし、ここで空から落ちる無情の雨。自動車ゾーンや、少し離れた三笠公園へ行くのはあきらめて帰路に着きました。
そんな訳で、さわりを楽しんだだけのイベントでしたが、今度はもう少しゆっくりと街歩きをしてみたいものです。

2019年5月18日 (土)

東寺展

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「特別展 国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」というのが、展覧会の正式名称だそうです。ともかく、巷ではかなりの話題になっている東寺展。

弘法大師、空海が真言密教の道場としてプロデュースした東寺。かなり昔、京都観光の折に、五重塔の心柱が特別公開されているのを拝観できたことが印象的で、京都の中でも思い入れのある場所の一つです。

講堂の立体曼荼羅から、15体と史上最多の仏像が観覧出来るとあって連日大賑わいと聞いていました。金・土曜は21時まで開館しているということで、混雑を避けて夕方から会場の東京国立博物館へ行くことに。

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上野公園では新潟県の観光フェアを開催中。名前も知らぬゆるキャラさんにとりあえず懐いていく息子…(笑)

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公園内を歩き、トーハクからやや奥まったところにある国際子ども図書館へ行きました。元は明治の末に建てられた帝国図書館。レンガ造りの建物にある国立の児童書専門図書館です。

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階段の吹き抜け部もこの通り、鏝絵の漆喰装飾や手すりの細工の美しいこと。以前から一度来てみたいと思っていましたが、想像以上に素敵な場所でした。

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図書館にいれば時間を忘れるタイプの息子。閉館の17時まで、次々に色々な蔵書を読み漁っていましたが、読書の際その姿勢ってどうなの…

空の色が変わった頃に移動して、入場待ち時間ゼロで東京国立博物館平成館へ。

息子がいただいた小中学生向けのジュニアガイドには、「こころの宇宙にとびこもう!」という秀逸なコピーが書いてありました。
インドから中国を経て日本に伝わった、奥深い密教の教えをこのように視覚化してみせた、1300年前の天才の頭脳にひれ伏したい思い。
空海が実際に持ち帰った法具をはじめ、貴重な国宝を次から次へと拝見できました。音声ガイドの佐々木蔵之介さんのナレーションも、美声と穏やかな語り口でうっとり聞き惚れるレベル。

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立体曼荼羅の仏像群のうち、帝釈天騎象像は撮影が許可されていて人だかりができていました。
さまざまに形を変えて人々を救う仏のうち、「天」は邪悪なものから守ってくれるガードマンの役割だとか。凛々しいお姿は確かにその務めにふさわしい。

 

個人的には光瀬龍原作のこの漫画を激しく読み返したくなりました…

大人達がスマホを掲げて撮影に夢中なのを見て、自分も撮りたい!とせがまれ、やむを得ず息子に撮影させた画像がこれ。

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その2.それなりにアーティスティック?

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2才の夏に京都を訪れて、大汗かいて東寺を歩いたこと、もう何も覚えていないんだろうなあ…

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2019年3月27日 (水)

できるかな

先月から今月にかけて、息子が参加したワークショップや職場体験の記録。

まずは、ランドセルの人気ブランド「土屋鞄製造所」の実店舗、童具館で行われたワークショップ、その名も「ちびっこ職人部」。

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貸していただけるデニムのエプロンがかっこいい!と、開始前からテンションが上がっている息子。典型的な形から入るタイプ(親に似た)。

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この時の内容は、木の表紙でミニノートを作ろう、というもの。レザーのパーツを貼ったり、思い思いの絵を描いたり…

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最後に、紙を挟んで革紐で綴じたら完成です。作業時間はトータルで二十分弱というところで、子どもの集中力も持続し、楽しく手を動かせました。

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ちなみに息子が表紙に描いたのは「仮面ライダー」。毎週日曜日の最新のライダー、ジオウも大好きですが、夫の影響で昭和のライダーにも夢中です(笑)

そして、幼稚園のクラスメート達と一緒に体験した、ドミノピザの「ドミノアカデミー」。開店前のショップで、実際にピザ作りを体験できるというもの。

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用意されたMサイズピザの生地を、型の大きさに合わせて伸ばす作業からスタートです。打ち粉の手触りも含めとっても気持ちが良かったらしく、砂遊びのごとくいつまで経っても止めない…

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何とか生地の作業が終った後は、夢の「好きな具、載せ放題」タイム。ガラス1枚隔てて見ている母親たちの「野菜もちゃんとのせて!」の声は基本、無視されるという…

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その後、実際にお店で使われている機会で焼き上げてもらって、お持ち帰り。作業の進め方にも具の選び方、のせ方にも、子ども一人ひとりの個性が表れて面白かったです。  

その後はお友達のお宅でピザパーティー。

探せば近場でも意外と見つかる、町のキッザニア。子どもの発想に驚かされたり、成長を感じたり…一つひとつの経験、見守る親の方もとても楽しく、よい思い出です。

2019年2月 2日 (土)

アドベンチャーワールド

昨年末から、約3ケ月の予定で大阪に長期出張している夫と、現地集合で和歌山県のアドベンチャーワールドへ家族旅行をして来ました。

昨年の8月に産まれたジャイアントパンダの赤ちゃん、彩浜(さいひん)がまだ小さいうちに、ぜひこの目で見に行きたいと思っていた夢がかないました。

鳥取県米子市で産まれて、里帰りの度に飛行機に乗っていた記憶は、5歳になった息子からはすっかり消えてしまったようで、「どうやって飛ぶの?」と興味津々。

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機内サービスでは、自分でメニューから「ビーフコンソメスープがいい!」と選び、CAさんに水を足してもらったおかげで舌を焼くこともなく、美味しいおいしいと大満足の様子。

よく晴れた夕刻のフライト、機内からは見事に富士山が見え、南紀白浜空港に着く頃には美しい夕焼けを上空から眺めることも出来ました。

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白浜温泉の近くに宿を取り、かけ流しのお湯で温まって、翌日は開園と同時にアドベンチャーワールドへ。
まっしぐらに向かったのは当然、ジャイアントパンダの施設。案内表示を見ながら3頭のパンダが暮らす「パンダラブ」という施設を目指すと…

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いたー!そしてち、近いっ!
ランラン・カンカン初来日のリアタイ世代としては、並びもせずにむき出し(ガラス越しでない、という意味です)のジャイアントパンダと遭遇出来るというだけでもう、信じられない…と興奮が(笑)
朝のお食事タイムで、バリバリ、ぼりぼりと竹を噛みしだく音まで聞こえるのに感激。どんなにゴロゴロ転がり回って遊んでも、堀に転落しない不思議に感動。

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ひとしきり体を動かして遊んだ後は、水浴び場に入ってほっと一息。「いい湯だな」とつぶやいているかのようなこの背中のライン、見ている皆に笑いが広がりました。

お父さんパンダの永明とお母さんパンダの良浜は、赤ちゃんの彩浜と一緒に別の場所(ブリーディングセンター)に住んでいます。

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こちらはさすがに行列が出来ていましたが、人垣の向こうからちらっと見える赤ちゃんパンダの姿を見ていると、待つ間も楽しい。なんでこんなに可愛いのかよ~…
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最前列に来て間近に観察した時、ちょうど竹をひとしきり食べ終わったお母さんはゴロンと横になったところ。そこへ「ねぇねぇねぇおかーさーん、ねえったら~」とアフレコをしたくなるくらい、構ってほしくてまとわりつく彩浜。

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ああ、この構図!まさかパンダに会いに来て「わかるわかる、お母さんがんばれ…」と、母の心情に深く共感することになるとは思いませんでした。
そして、こんな時代もあっという間に過ぎ去って行くのだということも…

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広大な園内で、パンダのみならず、サファリワールドもマリンワールドもアニマルショーもたっぷり楽しめるのがアドベンチャーワールドのすごい所。

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17時の閉園時間まで、本当にあっという間に時間が過ぎていってしまいました。けものも鳥も人も、いきものって不思議ですごい。息子よりも大人の方が、命のパワーをもらって元気になったかもしれません。

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二泊三日の旅の終り、空港へ向かう前に、南紀白浜の代表的な景勝地「千畳敷」へ行って来ました。
これもまた、自然が長い歳月をかけて生み出した風景…

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翌日に50才の誕生日を控えた夫のお祝いも兼ねた旅行、最後に転んで怪我をしないで済んで何よりでした(笑)

2018年10月28日 (日)

きつねのハロウィーン

子どもがお菓子をもらって歩く行事だと思っていたら、いつの間にやら、仮装に隠れていい大人がうっぷん晴らしするイベントと化している感があるハロウィーン。
功罪それぞれありますが、とにかくすっかり、秋の風物詩として定着しましたね。

息子も、幼稚園の工作の時間にこんなジャックオランタンを作って帰ってきました。

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わが家ではまったく盛り上がりを見せていなかったため、仮装アイテムの準備も皆無でしたが、ひょんなことから、近場のハロウィーンイベント(商店街を回ってスタンプラリー&お菓子集め)に出かけることになりました。

「トリックオアトリート」をやるには仮装が必須、という条件でしたが、去年着たパイロットはもうイヤ、とまさかの拒否。

そこで苦肉の策。
「お化け」というコンセプトからは外れていない、はず…と、夏休みにワークショップで作ったキツネのお面をつけ、以前従妹がリサイクル着物の店で掘り出したから、と贈ってくれた男児用の着物を着せて出かけました。

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拡大解釈にもほどがある?「キツネの嫁入り(のお供)」的仮装、本人はそれなりに悦に入っていた様子。

道を尋ねた小学生の姉妹がとても親切に「一緒に回ろう」と言ってくれて、楽しくトリックオアトリートが出来ました。

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行く先々で、大人には「こんな仮装の子は初めて来た!すごいね~かわいいね~」と好評をいただき、子ども達には「・・・これって、何のキャラクター?」と首をかしげられ(笑)

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昭和のいつ頃に作られた着物なのかは不明ですが、幾何学模様の中に描かれた飛行機や、アヒルやクマのモチーフがいちいちレトロテイストでかわいいのです。
もう、「かわいい」のフレーズが似合う時期の終わりに差し掛かっている息子。こんな機会があって良かった、と親バカ発動の一日でした。

2018年8月17日 (金)

デザインあ展inTOKYO

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日本科学未来館で開催中の「デザインあ展」。親子でEテレの番組の大ファンなので、企画が発表された時から楽しみにしていました。

よく晴れて爽やかな風が吹いた一日、ゆりかもめでお台場の会場を目指すのも気分爽快!

お盆休みの期間だったこともあって、入場には整理券方式だったため、指定された時間まで常設展示を見ていたら、運良くアシモのデモンストレーションが始まりました!

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小さい頃から、行く先々でペッパー君に遊び相手になってもらっている息子は、お母さん何がそんなにうれしいの?という感じでクールな反応でしたが、軽やかな、小走りに近い二足歩行でアシモがステージに登場しただけで、「おぉ、未来…!!」と感動が胸に迫ってしまいました(笑)

「観察のへや」「体感のへや」「概念のへや」「体験コーナー」と、テーマ別にコーナーが構成されている今回の展覧会。
(細かい内容やコンセプトは、「ほぼ日」のこちらの特集でも詳しく紹介されています)

「人のあらゆる営みに、デザインは欠かせません」。だからこそ子どもの時からのデザイン教育が大切…という意図で作られている番組。
大人も、斬新な映像表現で、当たり前に目にしていたものを「これって、すばらしいデザイン!」と気づかされていますが、今回の展覧会でも様々な切り口で気づきを与えてもらいました。

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こちらは「つめられたもの」というタイトルの展示。ます寿司の食材の少なさをdisっている訳ではない(と思う)

番組内のコーナーさながらに、デッサンを実際にやってみることも出来ました(なぜ横から見ているのに正面のどーも君を描くのか…)

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今、息子が一番気に入っているコーナーが「もん」。
紋、つまり日本に伝わる家紋の描き方をひも解いていくのですが、おなじみの色々な形が、ぶんまわし(コンパス)と定規、つまり円と線だけですべて成り立っているというのが鳥肌もの。

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会場内では、4種類の紋について、わかりやすい説明付で実際に描いてみるコーナーがあり、やってみると単純なようで結構難しく(数学的なセンスが必要と思う)、時間が経つのがあっという間でした。

身のまわりに当たり前のように存在しているモノもコトも、デザイン、つまりは誰かの(何かの)「知恵」と「工夫」がそこに潜んでいるということ。

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そのことに思い至るとき、世界の見え方は確かに違ってくるなあ、ととても興奮した体験でした。

2018年8月 5日 (日)

トーハクの休日―「縄文」と「なりきり日本美術館」

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酷暑、という字面が本当によく似合う夏でした。
上野駅から汗を拭きふき、東京国立博物館を訪れました。息子5歳、トーハクデビューです。

当初の目的は、平成館で開催中の特別展「縄文―1万年の美の鼓動」を鑑賞することでしたが、もう一つのお目当てが…

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本館で夏休み期間に合わせて開催されている「トーハク×びじゅチューン!なりきり日本美術館」
息子は、本館の入口で見慣れたイラストを目にした瞬間「こっちからいく!」と譲らず…

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アーティストの井上涼さんが、古今東西の美術作品をアニメーションと共に歌で紹介する、NHKEテレの5分番組「びじゅチューン!」。 

親子で大好きなこの番組のコンセプトが、そのまま最新技術を駆使した体験型の展示になっているのですから、もう大人もワクワクが止まりません!

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菱川師宣の「見返り美人」に自分の動きをシンクロナイズドさせる展示「見返らなくてもほぼ美人」。

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「体感!ザパーンドプーン北斎」のコーナーでは、神奈川沖浪裏のあの大波を実物大(?)で体感することが出来ました。波の気持ちになって富士山にラブコールを叫ぶ試みもあり。

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顔はめパネルの未来形?「顔パフォーマー麗子」のコーナーで、岸田劉生の麗子像に同一化した息子…

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そして、これぞ東京国立博物館でこの企画が催されたポイント。会場を出たら、本物の北斎の浮世絵や麗子像が鑑賞できるのです。

北斎の描いた海のダイナミックさ、岸田劉生の描いた麗子の肩掛けの毛糸の質感…間近に鑑賞して圧倒されるものがありましたが、この作品からあのアニメと歌をたった一人で作りだす、井上さんの才能にも改めて舌を巻きました…
(なお、私の一番好きなびじゅチューンは、ある戦国時代の遺物をモチーフにした「噴火する背中」)

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その後、休憩をはさんで「縄文」も閉館時間ギリギリまで、しっかり観て回りました。
今回の展覧会とタイアップして、テレビなどで様々な特集が組まれたので、学校の勉強ではさらっと流してしまった、縄文時代に対する認識が改められました。

古代のローマやエジプトの歴史を学ぶ際に、「一方、日本じゃまだまだ縄文時代…」と、未開の時代のイメージで引き合いに出され、貶めてきた世代としては、ハッとさせられることも多く、反省も。

1万年もの長い長い時間、確かに続いていた人間の営み。土器や土偶に施された手仕事が、どれほど細かく、芸術的であるか。
教科書の写真では決して伝わらなかったことでした。
足るだけを得て自然の理の一部として生きる、狩猟採集生活が、「農耕社会に進化する手前の段階」という認識は、果たして正しいのだろうか…。

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火焔型土器のレプリカはさわり放題、という贅沢さ。でも、実際に煮炊きに使う土器をどれもこの形で作っていた、って、あの突起部はやっぱりおたま置き?など、妄想はあれこれふくらみ…
充実の一日を振り返りつつ、親子で「縄文土器先生」を歌いながらトーハクを後にしたのでした。「ここ、また来たいね!」と言ってくれた息子の言葉が嬉しかったです。

2018年4月28日 (土)

こいのぼりなう!

ゴールデンウイーク初日は、家族で国立新美術館へ。義父の絵が展示されている公募展を鑑賞しに出かけてきました。

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大きな木々に囲まれて立つ美術館は、今の季節訪れるには最高のスポットです。
カフェテリアで買ったサンドイッチを外のテラスで食べて、ちょっとしたピクニック気分の後、2Fの展示室で無料公開されていた「こいのぼりなう!」という企画展示に立ち寄ってみました。

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展示室には、テキスタイルデザイナーの須藤玲子さんがデザインした布で作られた鯉のぼりが約300匹、賑やかに回遊していました。

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場内の中央にはビーズクッション(別名:人をダメにする椅子)が置かれ、寝転がって見上げるもよし、鯉のぼりと同じ目線で歩き回るもよし。
思い思いに、色とりどりの鯉のぼりと一緒に過せるインスタレーションとなっていました。

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身長108㎝の息子が歩いてもこんな感じ。自分の「鯉のぼり」の概念とはずいぶん違う、と思ったようですが、迫力に感じるところがあったか熱心に見物していました。

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目を凝らすと精緻な刺繍が施されていたり、複雑な織り方だったり、一つひとつの布をもっと間近に見たいな、と思っていましたら、別室には手にとって触ることも出来る、テキスタイルの解説コーナーもありました。
こんな半襟があったら…薄羽織を作れたら…帯に出来たら…と、いけない妄想がついふくらむ(笑)

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色々な紙を思うままに貼り付ければ出来る、紙のミニ鯉のぼりの作成コーナーもあり、子どもも大人もつい夢中になって作業してしまいました。

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美術館を出れば、すぐそばの東京ミッドタウンでも、毎年恒例の鯉のぼりが空いっぱいに泳いでおりました。
紫外線は気になるものの、やっぱり青空と緑の美しいこの季節、外で過すのは最高ですね。

そして、クリスマスツリーと鯉のぼりは外で見るに限る、という親の持論を、今年も刷り込まれる息子であった…(笑)