2018年2月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28      

* link *


無料ブログはココログ

カテゴリー「着物・和装」の記事

2018年1月19日 (金)

大相撲初場所

去年の8月、夏巡業を見に行って大感激した記憶も褪せぬうちに、まさか、まさかの騒動に揺れ続けている相撲界。

それとこれとはまた別の話、ということで、チケット争奪戦に敗れ続けること1年、ついに国技館での相撲観戦が実現しました。

180119sumo1
私が訪れたのは初場所六日目。
騒動の矢面に立っていた伊勢ヶ浜親方が、横綱旭富士だった時代に観に来た以来の両国国技館です。冬空にはためく幟を見ただけでも、期待に胸が高鳴りました。

180119sumo2
…しかし、正門前に並ぶ横綱のパネルを目にした瞬間、喜びは切なさに様変わり…(白鵬に続き、この日の朝に稀勢の里の休場が発表された)。

180119sumo3
気を取り直して、場内へ。
今回はお土産・お弁当付の観戦プランで申し込んだため、華やかな案内所を経由、たっつけ袴の出方さんに席まで案内していただいて、すでにテンションが上がりました。

180119sumo4
今回は東側の二階席。幸運にも最前列で、この写真の印象よりはるかに土俵を近く感じられ、力士の息遣いや、立会で激しくぶつかりあう音もはっきりと聞こえてきました。
(この後、満員御礼の札も掲げられました)

180119sumo9
お昼前から席について、三段目の取組から観戦スタート。
幕下で、目下一番の注目株である炎鵬は、身長169㎝という小柄な力士です。明瀬山との対戦は、聖書に出てくる「ダビデとゴリアテ」感が半端ない…(声援を送った甲斐なくこの日は敗れてしまいました)。

180119sumo5
観戦の合間に、同行のお友達と館内探索も堪能しました。
エントランスには優勝力士に贈られる総理大臣杯や様々な賞のトロフィーが展示され、テレビで見るアレだ!と大興奮。

180119sumo6
立派な幕ノ内弁当もセットになったプランでしたが、これは外せない!と、地下の大広間で販売されていた「バラエティちゃんこ」も味わいました。
今場所は伊勢ノ海部屋ちゃんこ、勢関もお好きという鶏のソップ炊きは甘めのお汁がとっても美味しかったです。

180119sumo7
マスコットのせきトリくん、「ひよの山」との記念撮影タイムにも参加できました!サービス精神旺盛でかわいかった…(すかさずグッズ買いました)。

180119sumo8
立派なカメラを構えたスー女の皆さんと並び立って、十両や幕内力士の到着を入り待ちしてみたり。
阿炎や千代の国など、何名ものお相撲さんの着物姿を写真に収めることが出来ました…が、あえて、この方の姿を…(ウソはダメだよ、大砂嵐…涙)

180119sumo10

場所中はテレビやラジオで出来る限り中継をチェックしていますが、解説のおしゃべりやVTR再生が入らない状態で見ると、一つひとつの取り組みの時間感覚がずいぶん違う。
とてもゆったりとした流れの中、お互いにじっくりと気合を高め、呼吸を合わせ、勝負の幕が切って落とされる立会いの瞬間へ緊張感のピークを持っていくものなのだということが、よくわかりました。

推しの力士はほとんどが休場するか負けるか、という、ファンとしてはまことに「持ってない」国技館観戦ではありましたが、それでも半日があっという間に過ぎてしまって…
相撲、楽しい!という思いで胸を一杯にして玄関を出ると、跳ね太鼓の軽やかな音色が見送るように響いていて、別世界の余韻に浸りながら両国駅へと向かったのでした。

180119sumo11
この日は着物で相撲観戦、という夢が叶った日でもありました。角通しの江戸小紋に西陣織の名古屋帯を合わせて。寒波襲来の前で、天気も良く着物日和。この点においては、とってもラッキーでした。

次回はぜひ、稀勢の里と安美錦を生で応援したい&石浦が勝つところを見たいです…

2018年1月 8日 (月)

池田重子 横浜スタイル展

今年初めての更新となります。
年明けを夫の実家で迎え、2日からは自宅でのんびり、駅伝三昧…という、例年通りのお正月を過ごしました。

初詣に出かけた氏神様には、心身の穢れを除く「人形(ひとがた)流し」が出来る池があります。
自分の名前が書けるようになったのがうれしい息子も、参道の行列に並ぶ合い間に張り切って挑戦。

180115shogatu1 180115shogatu2

帽子を忘れて、パーカーを被りネズミ男スタイルで防寒

去年は長患いの湿疹にアトピー性皮膚炎との診断が下り、四季を通じて私も対策に追われる日々でしたが、今は症状も落ち着いています。
この1年も、元気に過ごせますように、と手を合わせました。

松が明けて、3連休。会期の最終日に駆け込んだのが、そごう美術館で開催されていた「池田重子 横浜スタイル展」。

180115ikeda1
「引き継がれる美意識」というテーマが掲げられた本展。
池田重子さんご自身が横浜のご出身ということで、和洋取り混ぜたハイカラなセンスを前面に押し出したスタイリングがどれも楽しく、心が浮き立ちました。

180115ikeda3
撮影可能エリアには、西武そごうの「おかいものクマ」ちゃんが振袖を着ていたり、いかにもお正月らしい親子連れを演出したコーディネートが。

180115ikeda2
帯留のコレクションも豊富に紹介されていて、長い時間が経過しているとは信じられないほどの冒険心に満ちたセンスに感服しました。
おしゃれってなんて楽しいんだろう、ということを再認識させてもらった、豊かな時間を過ごすことが出来ました。

2018年は、平成30年、そして明治維新150年という節目にあたります。
移り変わる時代の来し方行く末に、意識を向ける機会も多くなる日々かと思われ、その始まりにふさわしい、温故知新の体験でした。

180115ikeda4
鑑賞後は、夫と買い物をしながら待っていてくれた息子との約束で、原鉄道模型博物館へ移動しました。
クリスマスシーズンから引き続き、きかんしゃトーマスの世界が目の前に広がります。

180115ikeda5

桜木町駅界隈を再現した鉄道模型では、よく見るとジオラマにこんなお正月風景が広がっていました。

171225fuyu2
年末、幼稚園で覚えてきた切り紙細工に息子が大いにハマり、クリスマスツリーのないわが家にせめてもの賑わいを…と、壁に飾り付けてみました。
一ヶ月が経った今も、カラフルな部屋の一角に心が和んでいます。年中の一年間ももうすぐ締めくくり。

2017年12月23日 (土)

昼下がりの着物忘年会

12月23日が天皇誕生日なのも、今年を含めあと2回。
師走の気忙しさはいったん脇に置いて、葉ごろも着付け教室の忘年会ランチに参加してきました。

教室主宰のmiyukiさんが選んでくださったお店は、鎌倉の住宅街に佇むこじんまりとした蕎麦店、その名も「そばや」さん。

総勢9名で、お店は貸切に。
この集まりの目玉は毎度、参加者それぞれによるコーディネート自己紹介で、その紹介ぶりも履物は脱ぐわ長襦袢は見せるわ、という気合いの入れようなので、他のお客様の目を気にしないで済むことは大事なポイントなのです(笑)

この日のコースには、燻製の牡蠣やフグの唐揚げ、白子のお椀など、前菜から締めのお蕎麦に至るまで(写真を撮り忘れたものも含めて)、本当に美味しい心尽くしのお料理が並びました。171223sobaya1
鎌倉駅からバスに乗り、修学旅行気分でお店を目指した時点から、おしゃべりとお料理を楽しみ、駅までそぞろ歩きして解散するまで、ワイワイとかしましく、あっという間の年忘れでした。
心地良い時間をご一緒してくださった皆さんと、素敵な会を企画してくださったmiyukiさんに感謝です。

171224kabukiza3171224kabukiza2

私は流水柄の地紋が入ったぼかし染の小紋に、花鳥柄の紬の帯。帯回りはクリスマスカラーで、帯留は先日のソウタシエ展で自作したものをデビューさせました。

171223sobaya4
恒例のじゃんけん大会で、何と七宝焼のkimitoさんの帯留を勝ち取った私。暮れに嬉しいプレゼントをいただきました!
じゃんけんが弱いというセルフイメージは、もう更新してもいいのかもしれない…
2017年着物納めの楽しい思い出と共に、大切に使い続けていこうと思います。

2017年11月23日 (木)

ソウタシエ展

着物がつなげてくれたご縁で、初めて知る世界の扉がまた一つ開きました。

ヨーロッパの貴族が衣装の装飾に用いた、組紐飾りから発展した立体刺繍の技法「ソウタシエ」。
自作の素敵な帯留を付けていらしたお友達から、教室の作品展にお招きいただき出かけてきました。

171123sou1
アクセサリーブランド「SarahWood」主宰の教室ということで、会場は生徒さん達や先生のきらびやかな作品で華やかに彩られていました。

171123sou5

右から2番目が私。空模様があやしく、久しぶりによろけ縞のポリ着物を着たのですが、会場に着く頃には晴れていました。

ブレード(飾り紐)で、大小のビーズや色石といったパーツを縁取って複雑な形を作りあげる、というソウタシエ、ワークショップで私も帯留作りを体験してみました。

形はあらかじめ決められていますが、どんな色のブレードにするか、石は、ビーズは…?と、ここは各人各様のセンスと好みで選んでいきます。
楽しくも悩ましい、全工程中一番盛り上がった時間(笑)

171123sou2
センター部分のシェルとビーズはあらかじめ土台となるフェルトに縫い付けてもらっていました。私の選んだパーツはこんな感じ。

171123sou3
出来上がった作品を見ただけでは、一体何がどうなっているのか全然想像出来なかったのですが、要は針と糸を使って、地道にブレードとビーズを土台に留めつけていくのでした。

おしゃべりをしながら、時折チョコレートなどつまみながら、ひたすら手を動かすこと3時間近く。こんなに丁寧に没頭させてくれるワークショップ、本当に贅沢な時間だったと思います。
お友達やベテランの生徒さんにサポートをしていただきながら、完全初心者の私にもこんな帯留が出来ました!

171123sou4
同じ形でも、選ぶ材料の違いで本当にバラエティに富んだ作品が出来上がり、作った人の個性が表れているようで、完成品を見比べながらワイワイ褒め合うのも楽しい時間でした。

この頃、視力の衰え(というか、忍び寄る老眼…?)を実感することの多い私ですが、この頃は針仕事といえば息子のズボンの穴をふさぐことばかりなので、目が使えるうちに、こういう優雅な作業をもっとしたいなぁ、と思った帰り道…

2017年10月29日 (日)

雨の銀ぶら

普段は遠方でなかなかお会い出来ないmayさんが上京されることになり、ぜひデートしましょう!と、当日の着物のコーディネートを楽しみに考えていました。

ところが、約束の週末に無情の台風襲来…
予報を見ると、前の週に比べたら直撃ではなさそうだったので、雨に強そうな弓浜絣を着て出かけることにしました。
171029ginza1
合わせた名古屋帯は、着付けを習い始めた頃に夫がプレゼントしてくれた(一見、そうは見えないけれど)大島紬です。

宿泊先の赤坂で待ち合わせた時には、ざあざわ降りの雨になっていました。
超・方向音痴で、電車もしょっちゅう乗り間違える私が案内役という申し訳なさに緊張しながら、少しでも地上を歩かずに済むよう、東京メトロを乗り倒し、目指したのは銀座。

お天気さえよければ、銀座の栁を愛でながらのんびり散歩を楽しみたいところでしたが、そうもいかず…
着物のお店を見て回って、あれこれ美しい商品を見せていただき、目の保養をした後は、とりあえず一番近くにあったコージーコーナーの喫茶スペースで休憩しました。(一応、銀座の名店には違いないし)

171029ginza2

悩んだ末に選んだシャインマスカットのパフェには、ハロウィンのマスコットが小さく飾ってありました。

甘い果汁でエネルギーを補充し、近況報告に花を咲かせた後、そろそろ次の目的地へ…と外を見たら、なんと、行き交う人が傘をたたんで歩いているではありませんか。

一時的に雨が上がったことがわかって、それなら!と、少しだけ歩行者天国の雰囲気も味わうことが出来ました。

171029ginza3
人の姿も、いつもに比べてぐっと少ない四丁目交差点。和光の時計が5時を告げるやいなや、警官の笛の音が鳴り響き、あっという間に車が走り始めました。

その後、再びパラつき始めた雨の中、伺ったのは「銀座もとじ」。
最初、間違えて小さな大島紬専門店の方へ行ってしまったのですが、おかげで実際に機織りをされている様子を見学することが出来ました。
171029ginza4
店内の鏡に映る、雨コート姿の私たち(笑)撮影どんどんしてください、SNSでのシェアも大歓迎です、とスタッフの方から快く許可をいただきました。

mayさんとはその昔、松阪木綿の機織り体験をご一緒したこともあるのですが、さすがに糸の細さが違う!と職人技に驚嘆…

その後も江戸小紋の名品をじっくり鑑賞したり、さんざん目の保養をさせていただいて、心は大満足、手は空っぽでお店を後にしました(ごめんなさい)。

171029ginza6
夕食は、乃木坂の「ウエスト青山ガーデン」へご案内。昼間は大行列覚悟のお店も、すでに暗くなったこの時間の店内はとても静かでした。
大好きなサンドイッチとホットケーキをシェア、喜んでいただけてうれしかったです。ロイヤルミルクティーも安定の美味しさでした。

閉店時間の8時まで時間を忘れておしゃべりしてしまい、最後は慌てて食べ終わる羽目になりましたが、着物で訪れる大好きな場所、テンション上がりました。
mayさん、ありがとうございました。

171029ginza5
着物で出かけるようになって十数年、実はまともな雨対策グッズを持っておりませんでした。
この度購入した初めての雨コート。いかにも「昭和」という感じの赤です(笑)リサイクルショップの「たんす屋」で千円でした。
足元は、履き古した下駄にしようかとも思いましたが、思いきってブーツを履いてしまいました。裾を短く着て、さすがの歩きやすさでした!
…が、いずれ撥水加工の足袋と、雨に強いカフェ草履は手に入れないとなぁ…

2017年10月24日 (火)

芸術祭 十月大歌舞伎

玉三郎様目当てに、歌舞伎座へ足を運んできました。
桟敷席の二階で、ちょっと優雅な気分で鑑賞。お弁当もゆったり広げられるし、と気合を入れて、劇場前の「辨松」へ寄ったら、なんと私の目の前ですべてのお弁当が売り切れるという不測の事態…(でも、仕方なく木挽町広場で買ったちらし寿司も美味しかったです)。

171024kabukiza1油断したら、裄の短いお下がり着物の袖口からずぼっと私の長い腕がのぞいてしまいました…

夜の部の演目は

「沓手鳥孤城落月(ほととぎすこじょうのらくげつ)」
「漢人韓文手管始(かんじんかんもんてくだのはじまり)~唐人話」
「秋の色種(あきのいろくさ)」

坪内逍遥作、豊臣家滅亡を題材にした「沓手鳥~」。玉三郎様は失意のうちに正気を失っていく淀君の役。秀頼を凛々しく演じるのは七之助丈。
ついつい、昨年ハマっていた大河ドラマ「真田丸」のキャストが脳裏に甦る(笑)
大向こうがほとんどかからない台詞劇の中で、若手の役者さんたちの真情のこもった熱演ぶりが印象的でした。

「唐人話」は長崎の遊郭が舞台で、朝鮮使節団をめぐる事件が題材となっており、異国情緒たっぷりの華やかさが楽しい演目。

そして、前評判を耳にして一番期待していた舞踊「秋の色種」。
まず、幕が開いた瞬間に、浅葱色の背景一面に秋の草花が繊細に咲き乱れる、舞台美術の見事さにため息が出て、別世界に連れて行かれました。

梅枝、児太郎と若手の女形と並び立ち、がらりと印象を変える衣装替えもあって、美しさも存在感も圧倒的な玉三郎様…
正直、最初の演目では台詞の声量に、若干の疲れを感じてしまったのですが、舞踊での輝きはやっぱり絶対的!
「65歳以上の肺炎予防」のキャンペーンに出ている人とは信じられませんでした(笑)

音楽が美しすぎて振付は難しいと言われたそうですが、若手の二人が、途中でかなりの時間、琴の演奏を聴かせてくれたのも素敵な趣向で、拍手喝さいが沸き起こっていました。

音に関していえば、「「沓手鳥~」では、ディズニーランドのカリブの海賊のように終始、大砲の音がズドーンズドーンと鳴り響く中のお芝居だったし、「唐人話」では銅鑼や鐘の音が賑やかで、今月はいつもの歌舞伎座ではなかなか聞けない効果音をたくさん耳にして面白かったです。

171024kabukiza2
幼稚園から帰った息子を迎えて子守りを実家の親に託して、と慌ただしかったですが、一昨日の無念を晴らすべく着物で出かけました。
レース襟のTシャツ半襦袢「ふぁんじゅ」と半幅帯で着付け時間はぐっと短縮。
大叔母が遺した薄紫の紬と、蝶の模様が浮き出た華やかな羽織。今どき流行りの羽織に比べると丈が短く、いかにも昭和な雰囲気ですが、着ていて気持ちが華やぎました。大切に着ていきたいです。

2017年8月 6日 (日)

ゆかた会とSU!TE!KI!展

神楽坂の風情あるうなぎ割烹「志満金」にて、昨年に引き続き、上方舞(山村流)のゆかた会を拝見しました。
軒先では、立派なほおずきの鉢が出迎えてくれました。

170806yukata1
20名を超える社中のお弟子さんが出演されたこの日の会は、師匠・山村若静紀さんの舞で幕開け。
子守りを夫に任せてのお出かけで、生活の営みをしばし忘れ、ゆったりとした時間を過ごせました。

お稽古事や趣味の成果が発表される場に立ち会わせていただく時は、いつも、それぞれの人がコツコツと積み重ねてきた時間の重みを感じます。
目の前の用事に追われているだけでも、あっという間に過ぎてしまう毎日の中から、時間を切り出して精進されることの尊さ。頭が下がります…

170806yukata2
今年は「鶴亀」を舞われた山村若静奈さんと、今年も浴衣でツーショット。若静奈さんは社中の揃いの浴衣、私は、大伯母から譲り受けた絞りの浴衣を初めて着ました。

今月中旬には、国立文楽劇場で大きな舞台を控えているという若静奈さん。
凛とした風格を感じさせる舞で、美しい上にカッコいい!という印象でした。鍛錬の成果で気力、体力共に充実されていることが伝わってきて、本当に素敵でした。

その後、日本橋高島屋で開催中の「SU!TE!KI!展」に寄り道。
黒柳徹子さんと、ビーズ刺繍作家の田川啓二さん。「「ふたりが集めたステキがいっぱい」ということで、お二人のコレクションが所狭しと並べられている、賑やかで華やかで「眼がいくつあっても足りない!」という感じの空間でした。

以前から田川さんのファンで、ビーズ刺繍の一日教室に参加してサインを頂いたこともあった私(笑)
ドレスや額絵など、超絶技巧の数々を間近で、たくさん見られる機会は初めてだったので興奮しました。
アンティーク着物のコレクションも圧巻で、お祖母様の嫁入り支度の目録まで残っているのにはビックリでした。

コレクション展の終盤は「シノワズリ」がテーマ。徹子さんが集めたという宮廷服の、繊細な刺繍の美しかったこと。細かい絵付けの施された食器の愛らしいこと。

170806yukata3

見ているうちに、昼食を食べそびれていたことを思い出し、我慢が出来なくなってB2の鼎泰豊に駆け込んでしまったという…
ランチタイムは大行列のお店に待たずに入れる時間だったことはラッキーで、小籠包も間違いない美味しさでした。

…が、日がな一日美しいものを目にした後で、落ち着く先が食欲でいいのか?自分、という複雑な思いも(笑)

2017年7月13日 (木)

着物とごちそう

170709kimono3
4月の末に「井戸端着物マーケット」で手に入れた、綿麻の新之助上布が仕立て上がりました!
サラっとしてなおかつ、つるんととろみのある感触がひたすら心地よく、感動です。
横糸に使われたレモンイエローの糸が、動きや光によって効果的に色の変化を生み出すのが、着ていてとっても楽しい!よい買い物をしました。

170709kimono4
今年買った下駄の鼻緒と、色合いがピッタリ合っていたのも、とても嬉しい偶然でした。

同様に、今シーズン新之助上布デビュー、という着物友達が数名いたため、葉ごろも着付教室のmiyukiさんとお披露目会ランチを企画。
周囲の目を気にせずおしゃべりに花を咲かせたい、ということで個室にこだわった結果、会場は横浜そごうの「銀座アスター ベルシーヌ横浜」を手配していただきました。

170709kimono5170709kimono6

美味しい中華に舌鼓を打ちつつ、総勢6名でお互いの夏着物を愛で、しゃべり倒して?時間が経過(笑)

170709kimono1
事情により、お店を出た後の集合写真は5名のみとなってしまいましたが…
それぞれに個性があって、汗だくだけど涼しげ、な夏着物はやっぱり我慢の甲斐がある楽しいおしゃれだな、と思いました。

かなりの時間が経過してしまいましたが、備忘録で5月の末に参加したこんなお出かけのことも記録しておきます。

170603ueno6

結城紬の単衣に麻の半幅帯で、モダン着物小物梅屋さん主宰の「着物でリパイユ」というイベントに参加してきました。

170528kimono0横浜・馬車道のフレンチレストラン「リパイユ」にて、着物でランチを楽しみましょう、という趣旨の集いです。

目に美しく舌に美味しい、コース料理の内容はレベルが高くて当然、大満足。
同じくらい、テーブルセッティングのナフキンの愛らしさから、自習を重ねてソムリエの方が着物姿でサーヴィスしてくだるなど、お店の心遣いも堪能しました。
じゃんけん大会では、普段は勝負強さと無縁なのに、梅屋さんのレース半襟を勝ち取ってしまい、我ながらビックリ(嬉)

170528kimono5
後半の馬車道散歩&撮影会には時間の都合で参加出来ませんでしたが、様々な着こなしをお互いチェックしあって楽しいひとときでした。

170528kimono1_2

馬車道も今年は150年目の節目とか。そぞろ歩きが楽しい街、横浜。なかなかゆったり散策する時間が作れない日々ですが、たまには心の贅沢も必要だなとしみじみ思った昼下がりでした。

2017年4月30日 (日)

お稽古・ワークショップ・キモノショー

気温の移り変わりが激しかった季節の変わり目をくぐり抜け、気がついたら街はすっかりツツジの花盛り。

一ヶ月に一度は着よう、と張り切っていた昨年とは打って変わって、今年は全然着物に袖を通していない…と、ふと我に返り。
一念発起して、4月は着物の愉しみを味わう体験にチャレンジしてみました。

まずは、幼稚園の春休み最終日の9日。二子玉川の「梅屋」さんのアトリエオープンデーにお邪魔しました。
目的は、葉ごろも着付け教室のmiyukiさんが出張して開催した「半幅帯克服レッスン」の受講。
持ち物リストの「4m以上ある半幅帯」が手持ちの中に無い時点で、すでに克服するべき課題が見つかってしまいましたが(苦笑)
一番長い帯で何とか、リボン結びを一から覚えることが出来ました。

170430umy
着付け教室に通っていた頃、先生に言われるがまま購入したものの(振袖を着付ける機会もないのに使うこと、あるのかな…)と思っていた三本ゴム紐を、やっと活用できる日が!

問題は、自宅で一人でちゃんと再現できるか…記憶力の衰えを補う、丁寧なテキストをいただけてありがたかったです。お世話になりました。

何とか新学期も無事に滑り出し、あっという間にゴールデンウィークを迎えた4月30日は、目白の古民家ギャラリー「ゆうど」で行われた「井戸端・着物マーケット」へお出かけしてきました。170430yuudo1_2

ふり注ぐ陽光に、庭の緑が本当に美しい日。門の中には着物美人たちが行き交う別世界が広がっていました(玄関でお出迎えしてくれたカメやイノシシさんも可愛かったです)。
強い日射しの下で、憧れの新之助上布も一層まぶしい光りよう…
(結局、この一反をわが家に連れ帰りました)

170430yuudo3_3この日の私のコーディネートは、お下がりの紬と織りの帯でこんな感じです

京都のカカラ装飾品店さんが開催された、帯飾り作成のワークショップにも参加してみました。
自分でタッセルとパーツを選び放題で、思うがままの帯飾りが作れる…という夢のような企画です。
選び放題ゆえに「何をどうしたらいいやら?」と途方に暮れたのもつかの間、このビーズもステキ、あの石もキレイ…と目がキラキラ。
ワイワイおしゃべりしながら手を動かすのも楽しくて、参加した一同、それぞれに個性がはっきり出た帯飾りが完成。170430yuudo2

出来たての帯飾りをゆらゆらと揺らしながら、次に目指したのは日本橋。
日本橋三井ホールの「東京キモノショー」を覗きに行って来ました。

池坊のお花あり特別設えの茶室あり、ホールを埋め尽くすコーディネートも圧巻。来場者のお着物も色とりどりで、華やかさと賑々しさに酔ってしまいそうな感じでした。

170430tks

ポーッと見惚れてばかりで、ほとんど写真を撮らずに帰ってきてしまいましたが、まずは、着物LOVEな人々がこれだけ存在するんだ、ということを深く実感した次第です。

同行の着物ともだちとのおしゃべりもはずんで、大変充実した日曜日。エネルギーと刺激をたくさん吸収した、この春のmy着物イベントでした。

2017年2月11日 (土)

着物にまつわるエトセトラ

2016年の年頭に「今年は毎月着物に袖を通そう」という密やかな目標を立てて、惜しいことに師走だけ、天候や体調の具合で果たせなかったのですが、振り返れば四季を通して着物のおしゃれを楽しむことが出来ました。170217kimono6

明けて2017年。
着物初めは、葉ごろも着付け教室の新年会に参加してきました。会場は大船のアトリエキッチン鎌倉
オーナーさんが自ら畑の朝採れ野菜を瑞々しい料理にしてくださり、貸切のスペースでいつもながら着物談義に花が咲きました。

170217kimono1_4
その新年会の席上、ご一緒したスタッフさんから「モダン着物小物 梅屋」がラフォーレ原宿イベントに出店、との情報を入手。

コンスタントに着物を着る生活に復帰した途端、手持ちの履物が続々と寿命を迎えてしまったので、ここはチャンス!と出かけてきました。原宿の交差点に立つのは一体何年ぶりのことだったでしょう(笑)

170217kimono2
目的がはっきり決まっているから選ぶのも楽、と思っていたのは甘かった。おしゃれな台とおしゃれな鼻緒、果てしない組合せに頭がどんどん混乱してくる…
そんな中、スタッフ恭子さんが、「え?どこにそんなの隠れてました?」という素敵な鼻緒を提案してくださり、めでたく下駄の新調が決定。出来上がりを楽しみに待つこととなりました。

それからしばらく経って、お声をかけていただき、人形町で行われた近江の「新之助上布」新作展示会を覗きに行ってきました。

大好きな明るいグリーンの綿麻を身にまとわせていただく私。
経糸と横糸の織り成す色の微妙な変化を目で楽しみ、爽やかな風合いを心地よく感じ…
今回はお持ち帰りとはなりませんでしたが、次のお買い物は絶対これ、と心に決めた時間でした。170217kimono3
大西新之助さん直々に様々なお話を伺うことも出来て、同行のメンバーと二次会のお茶まで楽しいひと時を過ごしました。

170217kimono4_2
ちなみに背面はこんな感じ…妖怪「反物背負い」(笑)着物を通して布の不思議さに気付かされること度々です。

170217kimono5_2
そして建国記念の日、ラフォーレでオーダーした下駄をめでたく受け取って参りました!

一度伺ってみたかった梅屋のアトリエにて。当日、長襦袢のレッスンを開催していた葉ごろも着付け教室のmiyukiさんからも「グー!」サインをいただきました。心強い!

ちなみに奥に映り込んでいる半幅帯は、激しく心惹かれながらも自制心を発揮して置いてきた一品(笑)

年初からこんな具合に趣味の着物を楽しんでおります。今年は何回、どんなコーデでどんな時間を過ごせるかな?