ラグビーワールドカップ
南アフリカ戦でジャイアントキリングをやってのけ、日本中が五郎丸フィーバーに沸いていた4年前のワールドカップは、仕事をしながら1才の息子をワンオペ育児という状況だったため、ラグビーのラの字も生活の中に入れる余裕がありませんでした。
あれから、自国開催に向けての様々なキャンペーンにも触れてはいたものの…結局は、その他多くの皆さんと同様「始まってみたらいきなりワクワクしだした」クチ(笑)
横浜は日本の試合をはじめ、決勝ラウンドの大切な試合の舞台になることもあり、街のあちらこちらがワールドカップ仕様に。
中でも、息子が大いに気に入って期間中二度も足を運んだのが、臨港パークに設けられた「ファンゾーン」でした。
各地に設けられたファンゾーンの中でも、広々と規模が大きく、パブリックビューイングに大勢の人々が集まっていた横浜会場。駅から向かう途中の光景もこんな感じで、にわかもお祭り気分が高まります。
この1ヶ月、出かけた先でいつも目にするより一回り二回り、立派な身体つきの海外旅行客を目にする機会が多かったような…
会期の途中では、台風19号の影響により開催が中止になったこともありましたが(横浜国際競技場が鶴見川の水を遊水地で受け止め、天下分け目のスコットランド戦を無事開催できたという出来事も、忘れられないでおきたい)、10月5日は気持ち良い秋晴れでした。
大桟橋の方面には、この日一般開放していた自衛隊の護衛艦が停泊していて、その手前に紅白縞のジャージを着た(ウォーリーにも見える)大勢の人がいるのは、何とも不思議な雰囲気。
場内で販売されているビールはハイネケン一択。ウェブエリスカップがプリントされた限定バージョンの缶です。
キッチンカーが並ぶ飲食エリアで、ケバブサンドをパクつく息子。空の下で食べると何でも美味しさ5割増し!
様々な体験コーナーでラグビーボールに触れることもできて、日が暮れるまで思いっきり遊んでいました。
(試合はおとなしく帰宅してからテレビの前で応援しました)
会場への道案内から現地の係まで、ボランティアにシニア世代の方が目立ったのが印象的。かつてはラガーマンだったのか、子ども相手にラインアウトのパスまで延々つき合っていらして、体力に舌を巻く…
行政をあげてワールドカップの成功に取り組む横浜市では、小学校の給食に対戦国にちなんだメニューが取り入れられたり、わかりやすくポジションごとの体格を動物に例えたルール解説のプリントが配られたりと、大変な力の入れようでした。
でも、私も息子のおかげで、にわかなりに一生懸命、観戦を楽しむことが出来て本当に楽しかったです。
最初のうちは、とにかくぶつかり合う原始的な力比べに見えたのが、実は色々な工夫や知恵と、紳士的な精神で「スポーツ」として成り立たせているんだなぁ、ということもわかりました。
「4年に1度じゃない、一生に一度だ。」という今大会のキャッチフレーズに、踊らされてみてまずはよかった、面白かった!そんな2019年の秋でした。
















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