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2018年10月

2018年10月28日 (日)

きつねのハロウィーン

子どもがお菓子をもらって歩く行事だと思っていたら、いつの間にやら、仮装に隠れていい大人がうっぷん晴らしするイベントと化している感があるハロウィーン。
功罪それぞれありますが、とにかくすっかり、秋の風物詩として定着しましたね。

息子も、幼稚園の工作の時間にこんなジャックオランタンを作って帰ってきました。

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わが家ではまったく盛り上がりを見せていなかったため、仮装アイテムの準備も皆無でしたが、ひょんなことから、近場のハロウィーンイベント(商店街を回ってスタンプラリー&お菓子集め)に出かけることになりました。

「トリックオアトリート」をやるには仮装が必須、という条件でしたが、去年着たパイロットはもうイヤ、とまさかの拒否。

そこで苦肉の策。
「お化け」というコンセプトからは外れていない、はず…と、夏休みにワークショップで作ったキツネのお面をつけ、以前従妹がリサイクル着物の店で掘り出したから、と贈ってくれた男児用の着物を着せて出かけました。

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拡大解釈にもほどがある?「キツネの嫁入り(のお供)」的仮装、本人はそれなりに悦に入っていた様子。

道を尋ねた小学生の姉妹がとても親切に「一緒に回ろう」と言ってくれて、楽しくトリックオアトリートが出来ました。

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行く先々で、大人には「こんな仮装の子は初めて来た!すごいね~かわいいね~」と好評をいただき、子ども達には「・・・これって、何のキャラクター?」と首をかしげられ(笑)

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昭和のいつ頃に作られた着物なのかは不明ですが、幾何学模様の中に描かれた飛行機や、アヒルやクマのモチーフがいちいちレトロテイストでかわいいのです。
もう、「かわいい」のフレーズが似合う時期の終わりに差し掛かっている息子。こんな機会があって良かった、と親バカ発動の一日でした。

2018年10月21日 (日)

着物友達とランチ会

猛暑の最中だった8月に着物仲間と企画した、馬車道のフレンチレストラン「リパイユ」でのランチ会。

当日の気候がどうなっているか、季節の変わり目ゆえまったく予想がつかなかったのですが、フタを開けてみれば日差しの強い上天気。
直前に相談がまとまり、皆思い思いの新之助上布をまとい、綿麻着納めの日、という様相になりました。

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10月のランチコース。骨付き鶏のコンフィには菊花が散らされ、白ニンジンのポタージュは見た目からは想像できないほどにんじんの香りが口いっぱいに広がります。メンバーの中の常連さんにオススメいただいた仔羊も絶品!
お店からの心尽くしで、着物の集まりにちなみ「日本のあわ」、メイドインジャパンのスパークリングワインで乾杯できたのも嬉しかったです。

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「きものサローネ」で買ったばかりの、富士商会のオーガンジー半襟をデビューさせた私。
10月は誕生月ということで、サプライズでデザートはアニバーサリープレートにしていただき、思いがけぬことに感涙!でした。

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馬車道の街角に輝く、新之助上布のレインボー!写真には映りませんが、縦糸と横糸の掛け合わせの妙で、戸外の光の下では玉虫色に輝く綿麻の美しさ。
着ている自分達が一番喜んでます(笑)

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美味しいお料理と楽しいおしゃべりに時間の経つのはあっという間。季節毎のメニューを定例会で味わいたい!と、再度の企画を誓ってお開きとなりました。

2018年10月 8日 (月)

芸術祭十月大歌舞伎

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10月8日、体育の日に「十月大歌舞伎」夜の部を鑑賞。
祝日とあって、歌舞伎座の正面玄関には日の丸の旗がはためいていました。

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横断歩道を渡ったお向かいにあった、群馬県のアンテナショップ「ぐんまちゃん家」が移転して、こんなベーカリーが跡地に出来て大にぎわいでした。
いつの間にやら、都内はどこもかしこも「俺の」がついた店だらけ…俺の、俺の、って「タイガー&ドラゴン」を歌いたくなります(笑)

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今月の歌舞伎座は、十八世中村勘三郎七回忌追善の興行。ロビーでは遺影の前に香炉と花が手向けられていました。

訃報を聞いた時にお腹の中にいたわが家の息子も5歳になり、Eテレの「にほんごであそぼ」では、息子の勘九郎丈、孫の勘太郎くんに楽しませてもらっています。

新しくなった歌舞伎座に、この人が立つことはなかったという事実が未だに信じられないですが、それでも歌舞伎は続き、残された者たちは(舞台の上でも客席でも)今を生きている。思い出を抱きしめながら、前に進んでいる。
そのことをしみじみと感じた夜でした。

演目は

一、宮島のだんまり
二、義経千本桜 吉野山
三、助六曲輪初花桜

「だんまり」とは、舞台設定が"真っ暗闇"というお約束の下、登場人物たちが手探りで動いている様子をパントマイムのように演じる場面。
豪華な衣装で立ち並び見得をきる、役者の顔ぶれを楽しむ演目ですが、私、このだんまりを見るとどうしても、ドリフのコントを連想してしまう悪癖が…こみ上げる笑いをこらえながらの鑑賞になってしまいます。志村、後ろうしろー!

吉野山は、静御前の玉三郎様にひたすらウットリし、合間に(こら)勘九郎さん、素敵になったなあと親戚のおばちゃんモード発動。

今回、最大のお目当てだった仁左衛門様の助六は、期待を裏切らない格好良さでした。揚巻の大役に挑戦した七之助さんも品良く美しく。通人里暁の彌十郎さんが、空の上の勘三郎に語りかける趣向には涙腺が決壊…

そして、今回三つすべての演目に出演した巳之助丈の奮闘ぶりに、実は一番感動したのでした。1つ1つの所作に気持ちがこもっているのが伝わってきました。
本来なら、勘三郎の追善に最も奮闘したかったであろうお父上、三津五郎丈の代わりに…その思いが伝わってきて、三津五郎ファンの一人としても感激。

なくなったものがあれば、育っていくものもある。続いて行くことのありがたみを実感しつつ、しみじみと帰路につきました。

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