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2018年9月

2018年9月24日 (月)

GOING TO A GO-GO

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私の人生のBGMに欠かせない、郷土の誇り(笑)クレイジーケンバンド。
昨年は結成20周年、今年はデビュー20周年と、お祝いモードが続いています。
一年前の赤レンガ倉庫前のスペシャルLIVEの記憶も鮮やかなうちに、今年は横浜アリーナで記念のLIVEがありました。

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この頃はコンサート会場に足を運んでも、物販エリアに足を向けることは滅多にないですが、レコードジャケット型のパッケージに魅かれ、久々にTシャツを購入。(すぐ開けて着てしまったけど…)

わが家の夫婦が結婚した年に結成されたCKB。メジャーシーンに登場した横山剣さんの音楽を愛聴するようになったのは、2002~3年頃のことだったと思います。

夫の転勤で遠く離れることになった横浜を、曲を通して懐かしんだりもしましたが、剣さんとの出会いで一番良かったことは、目の前の現実がイケてなかったら、妄想でいくらでも自分の気分はプロデュースできるんだ、ということを教わったこと。

音楽が、香りが、料理が、記憶が、いつだっていくらだって別世界にワープさせてくれる。
様々な名曲が伝えてくれたこのメッセージで、「自分のプロデューサーは自分」「自分のパトロンは自分」という考え方を身につけられたことは、本当によかった。

剣さん自身も、描いた夢と現実の生活の折り合いをつけながら、中年に差し掛かるまで様々な道を歩いて来た人。
曲の歌詞にも、見えないオーケストラが奏でるBGMで自分を鼓舞する、というくだりがありますが、今回のステージでは、スペシャルバージョンでオーケストラが登場!
管弦の響きをバックに歌い上げるバラードを聴きながら、夢が夢じゃなくなった時間を目の当たりにして、涙が抑えきれませんでした。

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ステージ後半では剣さんの愛車もステージに登場。バイクの排気音を轟かせながらこのスロープを駆け上ったり下ったり。

人生は気紛れ 思いも寄らぬ出来事に
心がとっちらかっても

それを楽しもう 予定通りじゃつまらない
なんとかなるだろう

トンネルを抜けた途端に
窓いっぱい海だよ

最新アルバム「GOING TO A GO-GO」で私が一番気に入っている曲「そうるとれいん」が演奏されなかったのはちょっと残念だったけれど、この歌やあの歌を口ずさみながら、私もまた歳月を重ねていきたいです。

2018年9月18日 (火)

大相撲九月場所

久しぶりに三横綱、三大関が顔を揃えた上に上位陣が好調で、大いに盛り上がっている大相撲。 今回もチケットを無事に確保し、十日目の取組を観戦して来ました。

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もぎりのブースに、元琴錦の朝日山親方がいらして、国技館に入る前から心拍数が上がる(笑)思わず握手をお願いしたら、TVの解説通りの軽妙な調子で「いいですよ~」とニッコリ、応じてくださいました。

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努力を積み重ねることの美しさ、辛抱することの尊さ。そして、人の運命はたった数十秒で変わってしまうということを教えてくれた横綱。
これから続く長い人生が、幸せで温かいものでありますように…それだけを願います。

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幕下上位の推し力士、豊ノ島の取組は無い日だったので、十両土俵入りの時間までは館内をぶらぶら。
控室に去って行くギリギリまでファンサービスに務めるひよの山。過日北海道で起きた地震の被災者へ、募金も行われていました。

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羽織の季節にはまだ早く、力士の着物姿はとても華やかです。裾に大きく四股名を染め出した関取も多く見かけました。琴奨菊の背中には満開の打ち上げ花火が一面に…
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地下の大広間でいただく300円のちゃんこ、今場所は高砂部屋のにんにくが効いた塩ちゃんこ。ニラの風味もぴったり、とても美味しく元気が出ました。

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初場所、五月場所と国技館を訪れて、三度目の正直でやっと目にすることが出来た、横綱・稀勢の里の土俵入。
長い腕をすうっと気持ち良く伸ばして、威風堂々、という言葉がぴったりの重厚感ある姿でした。

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…とは言え、長いブランクを経ての本場所、見守るファンは内心、最悪の結果も覚悟して迎えた人が多かったと思われ…
心臓がもたない!とひぃひぃ言いたくなるような薄氷の勝利を重ねて、この日、不調の遠藤と対戦。永谷園の懸賞幕が土俵を彩りました。

三度も立会いに待ったがかかったのは残念な感じでしたが、あっけなく勝負がつき、勝ち越しを見届けられて一安心、でした。

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朝夕、肌寒さを感じる日も増えてきたものの、この日は夏日ということで、綿麻のしじらに博多の献上帯を合わせました。レース模様の半襟は梅屋、七宝焼の帯留はkimito
後半戦は番付の地位を賭けた取組も増えて、熱気も一層。本当に楽しかったです。

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ロビーで並んで撮った特製フレームの記念写真(笑)
それぞれのお相撲さんに、それぞれのドラマがあり、戦いがあり。今場所もたくさんのパワーを頂きました。これからも怪我無く元気で、真剣勝負が見られればそれが何より!

2018年9月11日 (火)

没後50年 藤田嗣治展

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東京都美術館で開催中の「没後50年 藤田嗣治展」を観てきました(10月19日より京都へ巡回)。

画学生だった時代から、フランス人「レオナール・フジタ」となって没するまで。
画家の生涯を、年代ごとに並べられた画業と共に追っていくと、どんな才能を持った人でも、その人が生きた時代の、歴史のうねりと無縁ではいられないのだ、ということをひしひしと感じることが出来ました。

日本画を知っている私たちにとっては馴染み深くても、当時の西洋の人々にとっては、面相筆で描かれた細い輪郭線は、どれほどの超絶技巧として受け止められたことか…
有名な乳白色の下地の美しさと相まって、実物を間近に目にすることで改めて感服しました。

「ジュイ布」と呼ばれるフランス更紗をモチーフにした連作では、一昨年、18世紀の西洋更紗を集めたトワルドジュイ展を観た時のことが思い出され。猫たちを描いた絵の前では、アニメでもないのに鳴き声が聞こえてきそうな躍動感に口アングリ。

…そして、藤田の人生に決定的な楔を打ち込むことになる戦争画(展覧会では、あえて作戦記録画と表現していました)。
「アッツ島玉砕」の実物の前に立った時には、比喩でなく実際に、背筋がぞわりとしました。現実にはあり得ないほど折り重なった人、人、顔、顔。
もはや絵筆が勝手に熱狂して、戦場を舞台に神話の世界を「描いてしまった」ような。その絵の力がどのように人心に作用したか、容易に想像がつきます。

「私は、世界に日本人として生きたいと願う。それはまた、世界人として日本に生きることにもなるだろうとも思う。」

藤田嗣治自身が語ったこの言葉が、結局は実現されることがなかった史実を思うと、まったく、戦争なんてろくなもんじゃない…こんなに美しい絵をかける才能の持ち主でさえ、暗いつまずきと無縁でいられない。そのリアルの重みに圧倒された次第です。

小栗康平監督作、オダギリジョーが藤田嗣治を演じた映画「FOUJITA」を、またしっかりと見返したくなりました。

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鑑賞後、公園内をぶらぶらと国立西洋美術館まで歩き、カフェすいれんで遅いランチタイム。「ル・コルビュジェ ランチプレートセット」をいただきました。

パスタも煮込みハンバーグも美味しかったけれど、どこがコルビュジェか?と言われてもよくわからず…添えられたパンの角度あたりがポイントなのかな…?

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