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2017年10月24日 (火)

芸術祭 十月大歌舞伎

玉三郎様目当てに、歌舞伎座へ足を運んできました。
桟敷席の二階で、ちょっと優雅な気分で鑑賞。お弁当もゆったり広げられるし、と気合を入れて、劇場前の「辨松」へ寄ったら、なんと私の目の前ですべてのお弁当が売り切れるという不測の事態…(でも、仕方なく木挽町広場で買ったちらし寿司も美味しかったです)。

171024kabukiza1油断したら、裄の短いお下がり着物の袖口からずぼっと私の長い腕がのぞいてしまいました…

夜の部の演目は

「沓手鳥孤城落月(ほととぎすこじょうのらくげつ)」
「漢人韓文手管始(かんじんかんもんてくだのはじまり)~唐人話」
「秋の色種(あきのいろくさ)」

坪内逍遥作、豊臣家滅亡を題材にした「沓手鳥~」。玉三郎様は失意のうちに正気を失っていく淀君の役。秀頼を凛々しく演じるのは七之助丈。
ついつい、昨年ハマっていた大河ドラマ「真田丸」のキャストが脳裏に甦る(笑)
大向こうがほとんどかからない台詞劇の中で、若手の役者さんたちの真情のこもった熱演ぶりが印象的でした。

「唐人話」は長崎の遊郭が舞台で、朝鮮使節団をめぐる事件が題材となっており、異国情緒たっぷりの華やかさが楽しい演目。

そして、前評判を耳にして一番期待していた舞踊「秋の色種」。
まず、幕が開いた瞬間に、浅葱色の背景一面に秋の草花が繊細に咲き乱れる、舞台美術の見事さにため息が出て、別世界に連れて行かれました。

梅枝、児太郎と若手の女形と並び立ち、がらりと印象を変える衣装替えもあって、美しさも存在感も圧倒的な玉三郎様…
正直、最初の演目では台詞の声量に、若干の疲れを感じてしまったのですが、舞踊での輝きはやっぱり絶対的!
「65歳以上の肺炎予防」のキャンペーンに出ている人とは信じられませんでした(笑)

音楽が美しすぎて振付は難しいと言われたそうですが、若手の二人が、途中でかなりの時間、琴の演奏を聴かせてくれたのも素敵な趣向で、拍手喝さいが沸き起こっていました。

音に関していえば、「「沓手鳥~」では、ディズニーランドのカリブの海賊のように終始、大砲の音がズドーンズドーンと鳴り響く中のお芝居だったし、「唐人話」では銅鑼や鐘の音が賑やかで、今月はいつもの歌舞伎座ではなかなか聞けない効果音をたくさん耳にして面白かったです。

171024kabukiza2
幼稚園から帰った息子を迎えて子守りを実家の親に託して、と慌ただしかったですが、一昨日の無念を晴らすべく着物で出かけました。
レース襟のTシャツ半襦袢「ふぁんじゅ」と半幅帯で着付け時間はぐっと短縮。
大叔母が遺した薄紫の紬と、蝶の模様が浮き出た華やかな羽織。今どき流行りの羽織に比べると丈が短く、いかにも昭和な雰囲気ですが、着ていて気持ちが華やぎました。大切に着ていきたいです。

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コメント

すっきりと洗練された装いですね。
いつもより距離の近い、大きい写真がupされているのがうれしいです。
玉三郎の公演、歌舞伎座では舞踊ばかりでなくお芝居も見られるのが
羨ましいです。
「沓手鳥孤城落月」はその昔、晩年の歌右衛門で見たことを
懐かしく思い出しました。

新しいブログを始めています。
今までのブログ、長く続けすぎたのか、
過去記事がリンクできないなどの不具合が発生してきまして。
http://katsura2017.cocolog-nifty.com/akebono/
お時間のあるときにでものぞいていただけるとうれしいです。

1go1exさん

いつもコメントをありがとうございます!新しいブログのご案内も感謝です。
引き続き、楽しみに読ませていただきますね。

着物の写真はなかなか難しいです、実物の風合いが全然伝わらないというか…
微妙な光沢の加減や、柄・地色の色合いなど、見たままに記録できないことが多いので、いつも試行錯誤です(苦笑)

それにしても、歌右衛門の演じる淀君、さぞ迫力があったでしょうね〜!

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