三重のバカンス
リオ五輪は開幕早々メダルラッシュに沸き、イチローは大記録を樹立、天皇陛下はビデオメッセージでお気持ちを表明…と、普段ならテレビの前に釘づけになりそうな状況下、三重への旅に出発しました。
お盆行事で、父の実家に帰省する両親に、息子と共に便乗してのバカンスです。夏休みがあるんだかないんだか…という状態の夫はお留守番でした(申し訳ない)。
新幹線と近鉄を乗り継いで、最初に目指したのは鳥羽の海。
息子や、親戚の子どもたちは海水浴、大人は温泉と海の幸を楽しもうと、海辺の宿をブッキングしました。
ホテルのスリッパを履いたまま砂浜に行けるというロケーション。
初日は波が高く遊泳禁止で、ドーン!という音に恐れをなして海に近づけなかった息子ですが、思う存分砂遊びが出来るのは面白かったようです。
早朝、営業時間前の海の家にて。掃除用の熊手をいつの間にか持ち出して、枯山水まがいの模様を夢中で描いていました(笑)
親戚がいる伊勢にも寄って、今年も赤福氷をいただくことが出来ました!この夏、すっかりかき氷の味を覚えた息子も大喜びでした。
その後は、今は誰も住んでいない父の実家へ。
晩産化の風潮を反映して(?)わが家も親戚宅も、四十路を越えてから親になり、結果として子ども達の年齢が近いのはとてもありがたいことです。
自分たちが幼い頃に遊んだように、庭にビニールプールを出してもらって喜んでいる姿を見ながら、いとこ同士の思い出話も尽きませんでした。
親に子守りを頼んで、三重のお友達にも会うことが出来ました。大好きなcafe tomiyamaでかつての同僚たちと待ち合わせ。
…と、駅からお店に向かう途中で目にした衝撃の光景が、こちらです。
松阪の町の一等地に、銀座や日本橋で見慣れたあのライオン像が…
「三井家発祥の地なのに、三越も三井住友銀行もないのよ!」
というのは、住民だった頃に散々口にしていた自虐ネタでしたが、三越は無理でもせめてライオンくらいは、ということなのでしょうか。
別の日には、この時以来mayさんとお会いしてランチをご一緒することが出来ました。暑い日でしたがさすがの浴衣姿。かわいい半幅帯が写真に残せず残念!
ランチタイムだけでは喋り足りないくらいでした。貴重なお時間を割いていただいた上、とてもおいしいチーズケーキまでいただいて、感謝です。
一週間の滞在期間中、昼は息子の外遊びに付き合い夜はオリンピックを見る、という全然休まらないバカンスでしたが(苦笑)山深い土地は居るだけで自然の気(エネルギー)を取り込めるのでしょうか、のびのびと元気に過ごしました。
川遊びに連れて行った日。最初は「水の中には絶対入らない!」と宣言していた息子ですが、小さい魚やカエルやカニを夢中で追っているうちに、ズボンもパンツもびしょ濡れに…
合流していた弟夫婦が付き合ってくれて、義妹が「私、濡れても平気なスカートですから!」と一緒に川を探検してくれました、ありがたや。
ロンドンオリンピックの頃はお腹の中で芽生えたばかりの命だった息子。さて、東京でオリンピックが開催される頃にはどんな小学生になっているのやら。
一年一年、巡ってくる夏に楽しい思い出を積み重ねていきたいです。
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