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2016年7月 3日 (日)

シネマ歌舞伎 阿弖流為

160703aterui

去年の夏。私自身は広島在住でとても劇場には足を運べなかったのですが、様々なところから色々な形で、とにかくすごい、本当に良かった…と絶賛の嵐が伝わってきた「歌舞伎NEXT 阿弖流為」。

その評判を耳にした記憶が残っていたところへ、シネマ歌舞伎としてスクリーンで公開されるという朗報が!
早速、歌舞伎好きの先輩をお誘いして鑑賞して来ました。

大和朝廷の蝦夷討伐をモチーフにした物語。
そういえば、子どもの頃読んだ「まんが日本の歴史」で、蝦夷の首領アテルイは勇猛な武人として描かれていたのが未だに印象に残っています。…ってそのレベルの歴史認識ですみません(苦笑)

阿弖流為を市川染五郎、征夷大将軍・坂上田村麻呂を中村勘九郎。阿弖流為と共に朝廷に立ち向かう美女を中村七之助が演じます。

冒頭から、スリルをはらんでスピーディーに展開する物語の世界に引き込まれ、ああ、これでそろそろ終盤か…と思ったところで、やっと途中の休憩だったという(笑)
休憩明けの後半からも、どんでん返しや泣かせる見せ場が一度ならずあって、3時間超の上映時間は隅々まで濃密。
これだけのエネルギーを公演中毎日使い続けるって、役者ってやっぱり人間離れしています。

笑いと興奮と涙の中で「義と大義、大の字がつくだけでとたんに胡散臭くなりやがる」といった、胸に刺さる台詞の数々が強く印象に残りました。

ご一緒した先輩は新橋演舞場の舞台も実際に観ていて、感動が蘇ったとのこと。
映像化にあたり、スローモーションや演者のアップを並べてみせる編集が、演出の意図を強調して効果的だったね、というのが共通の感想でした。

現代語で繰り広げられる芝居に、七五調の台詞や、見得や、附け打ちといった歌舞伎ならではの演出効果が見事にマッチし、観ていて血が沸くようなエンターテインメントに仕上がっていて、「見応え」という言葉はこういう時にこそ相応しい、と思いました。

「演劇の可能性を広げる新たな歌舞伎の誕生」という宣伝文句に偽りなし!スクリーンを通してでも体験できて本当によかったです。

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

この作品、舞台で見てすごく良かったのでシネマ歌舞伎でも是非! と思っていたのに、見逃してしまいました。
映画には映画ならではの見応えがあったようですね。
3人とも素晴らしくカッコよく(とりわけ私的には染五郎が一番)、セリフ術といい迫力満点の殺陣といいい、スピード感あふれる展開といい、随所に散りばめられた含蓄の深いセリフといい…今思い出しても興奮してしまいます。

>1go1exさん

染五郎は本当にいいお芝居をしていましたよね。一番最後が喝采に応える彼の顔のアップだったのにも納得でした。
パソコンが原因不明の故障で長く使えず、そのままブログも手つかずだったのでコメントにもお返事できないままでした。失礼をお許しください。いつもありがとうございます。

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