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2016年5月 8日 (日)

馬鑑 山口晃展

大型連休の浮ついた気分もいよいよ今日でおしまい、という日曜日。爽やかな五月晴れの空気を満喫しようと、根岸森林公園に出かけました。

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しかし、親の思惑通りにはまったく動いてくれない三歳児。根岸駅でタンク車がずらりと並ぶ様子に大興奮して足が止まり、なかなか改札に行けない事態に(苦笑)…

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山手の根岸森林公園は、明治時代に西洋人によって作られた、日本初の洋式競馬場が巡りめぐって公園となった場所です。小学校の遠足でも訪れたし、若かりし頃、夫とピクニックに来たこともありました(遠い目)。

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到着した頃、園内の「ポニーセンター」では朝の運動を終えたポニーやサラブレッドが身体を拭いてもらっていました。
間近に見る大きな馬体は迫力満点。どの馬も大変おとなしく、やさしい目で見つめ返してくれました。

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木陰でサンドイッチの昼食を済ませた後、園内にある馬の博物館で開催中の「馬鑑 山口晃展」を鑑賞(馬の形をしたプランターがかわいい)。
実は、こちらの方が私にとっては本日のメインイベントでした。

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「大山崎交通乃圖」の複製パネルは撮影OK。この絵の実物は、初披露された大山崎山荘美術館の個展でお目にかかったことを懐かしく思い出しました。

その頃(2008年)すでに多方面で活躍され、個展の会期に作品の仕上げが間に合うのはギリギリだったはずですが、今回の展覧会の目玉だったはずの新作「厩圖」は…
ほぼ真っ白いキャンバスに、うっすら鉛筆の下書きと数本の墨の線が引かれただけ、の状態で(笑)
ファンとしては想定内で、あぁ、やっぱりね~間に合いませんでしたね~、と当然のように受け止めてしまうのも問題アリか?

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山口さんの展覧会では、絵画のほかにインスタレーションも楽しみの一つです。今回は、馬の博物館の所蔵品ともコラボした展示内容で、人と馬とが土間をはさんで一つ屋根の下に同居していた「曲り屋」の常設展示をひとひねり(こちらも撮影可)。
農耕具や家屋のつくりについて説明したパネルが、見慣れたほうきやちりとりや雨合羽にもいちいちつけられていて、不思議なおかしさが…

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超人的に巧い絵筆さばきと飄々とした冗談まじりの表現が混在するのが、山口さんの魅力。描き込まれたすべてを見逃したくなくて、カンヴァスを舐めるように鑑賞したくなってしまいます。
日曜日でも入場者はまばらな館内は、じっくり見るのにうってつけ。新作はともかく、「坂の上の雲」ファンにはたまらない「日清日露戦役擬畫」もじっくり拝見出来るなど、本当に大満足で博物館を出ました。

その後は、芝生広場で思う存分(夫が)息子の相手をして遊び、インドアとアウトドア、両方の楽しみを一度に味わえた充実の休日でした。

おまけ:山口画伯が馬の描き方について語る、Casa BRUTUSのインタビューはこちら
(記事内の写真を見る限り、新作は今も会場に通って、コツコツと書き進めておられる様子です…)

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