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2016年5月

2016年5月21日 (土)

團菊祭五月大歌舞伎

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尾上菊之助丈のご長男、寺嶋和史ちゃんの初お目見得を観に、團菊祭の歌舞伎座へ行ってきました。

伊勢志摩サミットを直後に控え、銀座の街中も警官隊やパトカーが目につき、物々しい雰囲気でした。

夫が息子の子守りを引き受けてくれることになり、せっかくだから…と早めに出かけて、歌舞伎座タワーの中をうろうろと見物。

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どうして、どうして写真になってこんなところに並んでしまっているの…?と、未練がましくメソメソしてしまう…

何年ぶりかの、着物で歌舞伎鑑賞。暑さ対策に、レース袖の爽竹長襦袢を着ていたら、乱入してきた息子に
「おかあさん、どうして今日はおよめさんなの?」
と目を丸くされる(笑)

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直前に、実家の箪笥から「この時期でも着られそうな単衣、何かなかった?」と引っ張り出した、無地の紬。大叔母の遺した着物で、お茶席用だったのか一つ紋がついています。
洒落袋帯に薔薇の帯留を合わせて。

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幕見席の常連である私ですが、この日は二等の「なんちゃって桟敷」(桟敷席の2階)を
同行のお友だちが押さえてくれました。
お礼に千疋屋のフルーツサンドを持参。大好きな辨松の赤飯弁当も用意して、充実の観劇。
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一、勢獅子音羽花籠 
二、三人吉三巴白浪
三、時今也桔梗旗揚
四、男女道成寺

鳶頭や芸者衆が舞い踊る華やかな舞台で、花道を抱っこされて登場した和史ちゃん。
ご機嫌は今ひとつで、口上の途中で扇子をポイっと人間国宝の吉右衛門じいじに投げつけるという暴挙に出る(笑)
2歳半という年齢を考えると、本人も相当がまんを強いられているだろうに、そして見守る親はさぞ痩せる思いだろうに…と、双方の心情が思いやられて、笑いながらも目頭が熱くなってしまいました(^-^;

子どもの頃から知っていて、まだまだ若手と思っていた俳優たちが、すっかり親の世代となって歌舞伎界を引っ張っているという事実に、時の流れ(と、年を重ねた自分)を実感させられます。

菊之助、海老蔵、松緑と同世代が演じた三人吉三は、この顔合わせで通しで観たいと思わせる組み合わせでしたし、他に比べて地味な演目に思われる「時今―」も、松緑の引き算の演技、溜めの芝居に客席がぐーっと引き込まれました。

そして何より、最後を締めくくる「男女道成寺」は素晴らしかった!
大喝采の中で幕が閉まるのを見届けながら、

「…美しいって、正義ね!」

と、訳のわからないことを口走ってしまいました。
若々しさに修練の積み重ねが合わさって、ひれ伏したくなるような輝きが菊之助・海老蔵ご両人の舞台から溢れ出ており、「眼の正月」という言葉がぴったりのひと時。
これこそ芝居見物の醍醐味、と大満足で家路につきました。

国宝じいじ達にも末永くお元気でいていただいて、お孫さんの成長を見守りよい役者に育ててほしいものです。
観客の側も、健康維持とお小遣い稼ぎを心がけなければ(笑)

【おまけ】

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歌舞伎座の翌日は、ニッパツ三ツ沢競技場に横浜FCvsセレッソ大阪の試合を観戦に行ってきました。前日同様、晴れて気持ちの良い観戦日和。
そしてサッカー界の人間国宝と言ってもいい存在、KINGカズは先発出場。ゴールはなりませんでしたがキレキレの動きで、こちらもいつまでもがんばってほしい!と心から思いました。

2016年5月15日 (日)

倉庫に通う週末

これまで三輪車の類をまったく買わなかったわが家ですが、息子が3歳になったのを機に、検討の末「へんしんバイク」を購入しました。

足で漕ぐバランスバイクに、後からペダルを付けて子ども用の自転車に転用出来るというこの製品。
息子もそれなりに楽しそうに遊んでいますが、まだまだ足元がおぼつかなく、「30分で自転車デビュー」というキャッチコピーには程遠い(笑)

身体の大きさや体力にも関わりがあるので焦ってはいないものの、一度メーカー主宰の教室でちゃんと教わりたいね…と話していました。
そんな時、赤レンガ倉庫で行われるイベントで体験教室が行われることを知り、出かけていくことに。

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五月の爽やかな風が吹き渡る、本当に気持ちのいい土曜日。
桜木町駅からみなとみらい地区を横目に、海添いに赤レンガ倉庫を目指してウォーキングです。
空気がカラリとしていて潮風がちっともベタっとしないのは、何だかハワイみたいな感覚(一度しか行ったことないけど)。ワイキキにこんな感じの運河沿いの道があったなー、と懐かしく思い出しました。
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赤レンガ倉庫の近くに最近オープンしたマリンアンドウォークで、早めの昼食をとりました。
セレクトショップのおしゃれフードコートで(そういえばずいぶん前に、次はこれがブーム!とか騒がれていたような…)と記憶を辿りつつ、エッグスラットなるものに初挑戦。

…って、写真を撮っている隙につまみ食いをするな、息子よ(怒)

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お味の方は…瓶に入れないといけない必然性はあまり感じられませんでしたが、マッシュポテトと卵の組み合わせがおいしゅうございました。
海沿いの開放的な立地で、食後も気持ちよく日差しを浴びながらシャボン玉遊びなどして、さてそろそろ本来の目的を…と赤レンガ倉庫に赴いたのですが…

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 …ガーーーン…

聞けば、朝9時半から配り始めた整理券は1時間ちょっとで無くなったとのこと。優雅に散歩している場合ではなかったのでありました。

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明日は朝イチで整理券を取りに来よう!とリベンジに燃える夫。
仕方なく、会場で県警音楽隊の生演奏を楽しんでこの日は帰路につきました。
写真は、曲紹介の合間に伊勢志摩サミットの警戒態勢に協力を呼びかける凛々しい婦警さん。何事もなく終わることを願います!

そんな訳で、翌日曜日も予定変更で赤レンガ倉庫を目指す私たち…

お天気は前日同様の五月晴れ。今日は前日とは逆方向で、山下公園から歩いていくことにしました。

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この週末は一帯でトライアスロン大会が行われていて、そういえば自分達がハワイに行った時もやっていたなぁ、とまたまた目の前の景色は妄想HAWAII(笑)

有言実行で、夫がバイクで整理券をもらいに朝から出かけてくれましたが、16時過ぎの最終回に滑り込みだったとのこと。

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時間はゆっくりあるし…と、現地へ行った時には並ばなかったこのお店の行列についてしまったのも、きっと妄想のなせる技(苦笑)

さっきまで競技をしていたらしいランニングウェアのグループも店内に散見される中、ついつい場の雰囲気に流されてこちらを食べてしまいました。

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軽い口当たりのクリーム、恐ろしいことに親子三人でほとんどお腹の中に入れてしまった…
お皿がテーブルに並んだ時点で、店員さんに「よろしければ記念写真をお取りします」と声をかけられました。
このお店でパンケーキをいただくこと自体が記念イベントなのね…

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食後の運動を兼ねて散歩した山下公園。
昔に比べて花壇の充実ぶりに目を見張る…咲き誇るバラも見ごろで、去年の今頃は福山の街でバラに囲まれていたことを思い出しました。
今度は、久しぶりにマリンタワーにも上ってみたいなぁ。

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浜が横に突き出ていたから「横浜」。開港の頃、弓なりに築き上げられた波止場を復元した象の鼻防波堤の一帯は「象の鼻パーク」というエリアに再開発されています。
名前にちなんで、赤いリンゴを吹き上げる立派な象の鼻のオブジェが…
さあ、目指す赤レンガ倉庫まであと一息!

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こんな調子で、本題に入る前にエネルギーを相当使ってしまったこともあり、肝心のへんしんバイクの教室では今一つ、集中力が続かなかった息子(ピンクのヘルメットは自分で『これがいい!』と選びました)。

それでも、インストラクターのお兄さんの指導で、今までよりはしっかりとハンドルさばきが出来るようになりました。
同じ組でスタートした大きなお子さんは、本当に30分のトレーニングで自転車に乗れていて、短い時間であっという間に進歩出来る、子どもの成長力にびっくり。

もう成長力の伸びしろがほとんど残っていない大人二人は、直後に寝落ちした息子を抱いて、帰路でぐったり…でしたが、近場の魅力も再発見出来て、よい週末でした。

2016年5月 8日 (日)

馬鑑 山口晃展

大型連休の浮ついた気分もいよいよ今日でおしまい、という日曜日。爽やかな五月晴れの空気を満喫しようと、根岸森林公園に出かけました。

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しかし、親の思惑通りにはまったく動いてくれない三歳児。根岸駅でタンク車がずらりと並ぶ様子に大興奮して足が止まり、なかなか改札に行けない事態に(苦笑)…

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山手の根岸森林公園は、明治時代に西洋人によって作られた、日本初の洋式競馬場が巡りめぐって公園となった場所です。小学校の遠足でも訪れたし、若かりし頃、夫とピクニックに来たこともありました(遠い目)。

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到着した頃、園内の「ポニーセンター」では朝の運動を終えたポニーやサラブレッドが身体を拭いてもらっていました。
間近に見る大きな馬体は迫力満点。どの馬も大変おとなしく、やさしい目で見つめ返してくれました。

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木陰でサンドイッチの昼食を済ませた後、園内にある馬の博物館で開催中の「馬鑑 山口晃展」を鑑賞(馬の形をしたプランターがかわいい)。
実は、こちらの方が私にとっては本日のメインイベントでした。

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「大山崎交通乃圖」の複製パネルは撮影OK。この絵の実物は、初披露された大山崎山荘美術館の個展でお目にかかったことを懐かしく思い出しました。

その頃(2008年)すでに多方面で活躍され、個展の会期に作品の仕上げが間に合うのはギリギリだったはずですが、今回の展覧会の目玉だったはずの新作「厩圖」は…
ほぼ真っ白いキャンバスに、うっすら鉛筆の下書きと数本の墨の線が引かれただけ、の状態で(笑)
ファンとしては想定内で、あぁ、やっぱりね~間に合いませんでしたね~、と当然のように受け止めてしまうのも問題アリか?

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山口さんの展覧会では、絵画のほかにインスタレーションも楽しみの一つです。今回は、馬の博物館の所蔵品ともコラボした展示内容で、人と馬とが土間をはさんで一つ屋根の下に同居していた「曲り屋」の常設展示をひとひねり(こちらも撮影可)。
農耕具や家屋のつくりについて説明したパネルが、見慣れたほうきやちりとりや雨合羽にもいちいちつけられていて、不思議なおかしさが…

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超人的に巧い絵筆さばきと飄々とした冗談まじりの表現が混在するのが、山口さんの魅力。描き込まれたすべてを見逃したくなくて、カンヴァスを舐めるように鑑賞したくなってしまいます。
日曜日でも入場者はまばらな館内は、じっくり見るのにうってつけ。新作はともかく、「坂の上の雲」ファンにはたまらない「日清日露戦役擬畫」もじっくり拝見出来るなど、本当に大満足で博物館を出ました。

その後は、芝生広場で思う存分(夫が)息子の相手をして遊び、インドアとアウトドア、両方の楽しみを一度に味わえた充実の休日でした。

おまけ:山口画伯が馬の描き方について語る、Casa BRUTUSのインタビューはこちら
(記事内の写真を見る限り、新作は今も会場に通って、コツコツと書き進めておられる様子です…)

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