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2016年3月24日 (木)

三月大歌舞伎

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五代目・中村雀右衛門襲名披露公演を、幕見席で鑑賞して来ました。建て替えが終わった新しい歌舞伎座の中に入るのは初めてのことです。

昼の部は11時開演、幕見席のチケットが売り出されて中に入れるのは30分前から。

予報は曇りだったのに、駅の改札を出たらそぼ降る雨…銀座の街角の温度計はなんと、4.8度という信じられない数字を示していました。

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二か国語の案内文が印刷されたカードを手に、並ぶ人をさばく係の人も「京屋」の法被姿でした。

自分の雨女ぶりを呪いつつ、10時少し前に行列の最後尾についたところ、凍えて待った甲斐あって整理番号は四十番台。
以前は、並んでいた足の疲れに鞭打つように階段を上っていたのが、四階まで直通エレベーターで行けることに感動しつつ、無事に花道寄りの席を確保することが出来ました。大急ぎで一旦外に出て、通りの向かいの辯松でお弁当を買ってやっと落ち着きました。

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この日鑑賞したのは下記の演目です。
第一部「寿曽我対面」
第二部「女戻駕」「俄獅子」
第三部「鎌倉三代記」
(時間の関係で、仁左衛門サマの踊る第四部「団子売」は諦めなければなりませんでした・涙)

襲名の祝賀ムードに満ちた、華やかな演目に幹部俳優の豪華競演!
とり分け、第一部で曽我十郎を演じた勘九郎丈がとっても素敵で、印象に残りました。
兄の十郎は和事、弟の五郎は荒事と、兄弟で正反対の型を対照的に見せる演目ですが、女性的な所作や着付けの抜襟からのぞくうなじが色っぽくてドキドキ。新しい魅力を発見した感じでした。

幕見席の半分近くを占めた外国人観光客の眼にも、KABUKIは言葉の壁を越えて楽しく映ったことと思います。
第二部は、吉原の大門前という設定の「女戻駕」から、花街の内部が舞台の「俄獅子」へと、二つの舞踊を続けて見せる粋な趣向でしたが、暗転から少しの間を置いて、“ちょんぱ”の手法で明るく照らし出された舞台に全く違う背景が現れた瞬間は、周りから感嘆の声が上がっていました。

先代の雀右衛門丈の舞台を見た中で思い出深いのは、「葛の葉」の子別れの場面で、すがる子役ちゃんが熱演し過ぎたか、本番中にご自分の前掛けだか帯だかがずるずる解けてしまったこと!
即興で台詞をつなぎながら、悠然と結び直しているお姿を固唾を飲んで見守る客席…忘れられません。
この度、芝雀から雀右衛門となられた五代目は、とにかく困り顔というか悲しい表情がよく似合うイメージがあって、 切ない境遇の時姫さまがハマり役でした。

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息子を迎えに行く時間が迫ってきて、地下に広がる売店スペース「木挽町広場」を駆け足で見て回り、夢の余韻に浸りながら帰路につきました。
思い立ったら、時間とちょっとの労力を使えば劇場空間に身を置ける、幕見というのはありがたいシステムだと改めて思いました。本当に観に行ってよかった!

<おまけ>
有楽町の駅へ急ぐ途中、何やら頭上から視線を感じてふと見上げると…

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おぉ、神々しいほどの真央ちゃんだー!このどや顔が世界選手権でも輝きますように…

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