2018年6月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

* link *


無料ブログはココログ

« 立春生まれ | トップページ | 梅林見物 »

2016年2月11日 (木)

国立劇場 二月文楽公演

160211bunraku1
某カルチャースクール主催の「人形遣いレクチャー付観劇講座」に申し込んで、夫と国立劇場の二月文楽公演を鑑賞してきました。
劇場前の梅の木もそろそろ見頃。メジロが枝から枝へと飛び回って可愛かったです(全然撮れていない)。

160211bunraku2 160211bunraku3

第一部の開演前、10時から、人形遣いの吉田文哉さんによるレクチャーがありました。
文楽人形と直に対面するのは、4年前のこの時以来。会いたかったよぉ…とすでに胸が熱くなります(笑)
もの言わぬ人形に命が吹きこまれるビフォーアフターは、いつみても不思議な感覚。こんなにあっけなく首ちょんぱ(死語)?されているのが信じられないほど、舞台の上では魂を宿して観る者の心をつかむのだから、芸の力というのは凄いです。

160211bunraku4
今月の公演は、第二部が人間国宝・豊竹嶋大夫さんの引退公演。ロビーが贈られた花で賑やかでした。

何年前のことだったか、大阪の文楽劇場の終演後に近くのたこ焼き屋に寄り道した帰り、フツ―に通行人の一人として路上にいる嶋大夫さんと接近遭遇してびっくりしたことがあります。
ツイードのジャケットがとてもおしゃれで、声をかけてきたファンに柔和な笑みでお辞儀を返されていたのを鮮明に覚えています。本当にお疲れ様でした。

160211bunraku5
東京では年明け初の公演とあって、開演前に人形が舞う三番叟のサーヴィス(?)があったり、申年にちなんでか「靱猿」のおサルさんも可愛かったし、大満足で幕間の昼食。

食べるのが並外れて遅いので、いつもは観劇の際にはすぐに広げられるお弁当を買いますが、久しぶりの劇場だし…と食堂を予約しました。
お友達相手の時とは違い、差向かう相手が夫だとおしゃべりより食事に集中できるせいか、余裕で休憩時間の内に完食(笑)

後半の演目は「信州川中島合戦」。
Eテレ「にほんごであそぼ」でいつも拝見する、咲甫大夫さんと鶴沢清介さんの浄瑠璃が生で聴けたのも嬉しかったですが、三味線のアクシデントをもの凄い気迫で乗り切り、弾き切った鶴澤藤蔵さんが特に印象に残りました。

160211bunraku6
指揮者もいなければ「せーの、」という合図も(客席に判るほどは)なく、文字通り「息を合わせて」三味線、大夫、人形の三業が舞台上に別世界を生み出す。
見えない気が飛び交っているような劇場の空気、やっぱり文楽は生で見てこそだねぇ…と感動さめやらぬまま、乗り換え駅の三越前で少し散歩と休憩。
休日の日本橋がたくさんの人で賑わっているのにびっくりしながら、ZEN茶’feで一服。

山本勘介や後の上杉謙信が登場した第二部の話題になり、これって、「真田丸」の時代につながる話で、「風林火山」の頃が舞台で、え~っと妻夫木くんが主役だった直江兼続のドラマは見なかったんだよなぁ…と、なぜかNHK大河ドラマの話題に終始してしまいました。

実家の両親に預かってもらった息子は、親と離れるのは慣れっこで泣くこともなく過ごしたとのこと。
「おとうさんとおかあさんは、なんのおしごとにいってたの?」
という質問には若干、返答に窮しましたが(笑)本当に良い時間を過ごすことが出来ました。

« 立春生まれ | トップページ | 梅林見物 »

お出かけ」カテゴリの記事

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

国立劇場の二月文楽公演をごらんになったんですね。チケットは取りにくくはなかったですか。嶋大夫さんの引退狂言はいかがでしたか。
咲甫さん、清介さん、藤蔵さん、公演のたびに皆さんめきめきと腕を上げておられることが感じられ、次の公演がまた楽しみになったりしています。
息子さんは保育所に通っていた経験があるのでご両親と離れても平気なんでしょうね。良いことですね。実家のご両親にとっては孫の面倒がみられて、とても幸せな時間だったろうなあと想像します。

>1go1exさん

今月は三部構成で、嶋大夫さんの出演は二部、私達が観たのは一部のみだったんです。二部のチケットはさすがの全日完売でした。
ただ、東京では文楽の公演は連日満員、と聞いていたのが、実際には大阪と同様、公演が始まってからも平日は十分にチケットが余っている状況で驚きました。
大きな存在が次々と一線を退かれた今、文楽ファンの端くれとして、木戸銭で次世代の技芸員さんを少しでも支えたいと思います。そのためには老親にも元気で頑張ってもらわないといけませんね(笑)

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 立春生まれ | トップページ | 梅林見物 »