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2016年1月

2016年1月17日 (日)

夢の観光列車

大寒波で西日本の各地が雪景色になった丁度その頃。

実家の両親と私と息子、という三世代で、伊勢の親戚を訪ねて三重に出かけていました。

旅の初日は幸いにも穏やかな天気で、親戚一同(上は七十代から下は2歳まで)で「大江戸温泉物語 伊勢志摩」にて、賑やかに過ごすことに。

賢島駅で合流するのに、名古屋で新幹線から近鉄特急に乗り換え、普通ならそのまま乗っていくところを伊勢市内で途中下車。

実は、乗り物が大好きな息子が喜ぶだろうから…と、従妹のあとむちゃんが近鉄の観光列車「つどい」 のチケットを手配してくれたのです。

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それまでの行程でも、新幹線がホームに入ってくるのを見ては「N700系だ~!」と大興奮、近鉄の中では座席の脇から引き出して回転させる、昔ながらのテーブルが面白くて仕方なかった息子。

うれしいのはわかったから、声を小さく!静かに!とセーヴしていましたが、ここからは

安心してください、はしゃいでいいですよ!

…最初は、遊べる電車と聞いても何の事だかピンと来ていなかった息子ですが、ドアが開いて車内の様子を見た5秒後には、この状態(笑)

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なんと、大好きなボールプールが目の前に。駅から電車が出るのも待たず、靴を脱いで…

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思いっきりドボーン!

「つどい」は伊勢市から賢島まで、1時間弱の行程を走ります。3両編成で、大きな窓からの眺めを楽しみつつ、車内の様々な仕掛けで子どもたちは大いに遊べるようになっています。

…しかし、放っておくと終点までボールの中に浸かっていそうな息子(苦笑)
それではもったいない、と先頭車両に移動。私が一番楽しみにしていたのがこちらのスペースだったのです。

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子ども運転台!

実際の運転席のすぐ後ろにあるので、目の前の窓には本当に自分が列車を動かしているように、線路が伸びているのです(鉄道マニア垂涎と思われますが、大人の利用は禁止されているようです・笑)。

日曜日の遅い時間の便で、乗客が少なかったため争奪戦にもならず。
息子は2歳にして、リアルな「電車でGO!」体験を満喫することが出来ました。このぜいたく者~(羨ましすぎてちょっと悔しい)!

運転台に乗っている途中、観光特急の「しまかぜ」と幸運にも2回すれ違い、大迫力で近づいて来る車両のカッコよさに大興奮の息子でした。

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こちらは靴を脱いで遊ぶスペース、終点の賢島に近づく頃にははしゃぎ過ぎてやや放心状態…

乗車料金300円(一番楽しんだ2歳児に至っては無料)で、大人もとっても楽しい時間を過ごすことが出来て、大満足の1時間でした。近鉄、なかなかやるじゃないか!と企画力に拍手です。

その後、滞在中に思いがけず雪景色を見ることにはなったものの、帰路の足に影響が出ることもなく、懐かしい人との再会を果たして、良い旅となりました。

小さい頃は虚弱体質で、三重へ出かけると体調を崩す私の介抱に追われていた両親は、どこへ出かけても元気で食欲フルスロットルの息子に「ありがたい、ありがたい」と感慨深げ。
その頃から約40年(!)の年月を経て、お互い、この歳にしてこんな子連れ旅を体験することになるとは(苦笑)

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ホテルの朝食バイキングで食べ過ぎた日の昼食。久しぶりの赤福ぜんざい、しみじみおいしかったです。
息子とは、「今度はしまかぜに乗って赤福を食べに行こうね」と次回のプランを約束させられました(!)

2016年1月 7日 (木)

初春のキモオデ

葉ごろも着付け教室主宰のmiyukiさんと、先月は雨で断念した「着物でお出かけ」をついに実現させることが出来ました。

息子を一時保育へ送った後、ダッシュで帰宅。いつの間にかすっかり上がらない&後ろに回らなくなった肩と手に苦しめられながら、何とか着付けを完成させて待ち合わせの鎌倉駅へ。

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ランチはTERRA DELIに案内していただきました。
見目麗しく、素材の美味しさが伝わるプレートランチ、大満足。鎌倉では、miyukiさんの後にくっついていけば美味しいものにありつけると、安心して甘えっぱなしです(笑)

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ドレッシングのボトルを振りながら良い笑顔のmiyuki先生。立て涌の小紋がすっきりと美しいです。

食後、初詣の参拝客で賑わう鶴岡八幡宮の境内を抜けて、鎌倉近代美術館に行きました。

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今月末で閉館することが決まっており、先日「日曜美術館」でも特集されていたのを見て、一度はしっかり見ておきたいと思っていたのでした。
特に、企画展のポスターにもなっている古賀春江の「窓外の化粧」は大好きな絵で、実物と対面できて感激でした。

その昔、読売新聞の日曜版一面は、コラムと共に東西の名画が毎週カラーで紹介されていました。
中学生の頃に、この絵のシュールでありながらどこまでも明るく、のどかな雰囲気に強く惹かれ、新聞から切り抜いてずっと大事にしていたのです。
川端康成から美術館に寄贈された作品だったことは、後年知りました。

「カマキン」の愛称で地元に親しまれた美術館は、空間全体に何とも言えぬ趣きがあり、miyukiさんイチ押しの池の水面を反射するテラスは、いつまでも佇んでいたいような素敵な場所でした。

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横浜に戻っていなければ、その歴史の最後に滑り込んで訪れることはなかったでしょうし、30年以上の歳月を経て一枚の絵と改めて向き合えたことは、運命の導きというかご縁の不思議というか。幸せなことです。

160107kamakura6ティーブレイクは御成町のスターバックスで。
近所のスタバでは見かけないシブーストがあり、つい誘惑に負ける。
七草というのに、胃を休める気は毛頭ないという…(予想以上に美味しかったです)。

久しぶりのキモオデはまだまだ勘が戻っていなくて、以前は自然に気を配っていたアレコレがすっかり頭から抜け落ち、お太鼓のタレはハネ上がるは帯締めの端は落ちるは(涙)
教室でお出かけ同行サポートも実施しているmiyukiさんに、フォローしていただくこと度々。

これからまた地道に精進して、きれいな着姿を目指したいと思っています。

ちなみに、週に一度の保育園を満喫している息子、おやつも楽しみの一つなのですが、この日は七草粥が出たそうで(笑)迎えに行くと、
「あのね、おやつがおかゆだったからおかわりしなかった…」
とちょっと期待ハズレだった様子。
miyukiさんからのお土産のロールケーキを、目を輝かせて平らげていました。

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歩いているとコートが要らなくなってくるような暖かい一日、とても楽しかったです。ありがとうございました♪

2016年1月 5日 (火)

日本のおしゃれ展

2016年、初の更新となります。今年も皆さまにとって佳き一年でありますように。

新卒で入った会社の同期で、アメリカに渡って頑張っている友人が久々に帰国することになり、彼女を囲んで同期会をするから…と声をかけてもらいました。
大喜びで出かけることにしたものの、張り切りすぎて集合時間を1時間勘違い(!)
余った時間は有効活用しなくては、と、松屋銀座で開催中の「日本のおしゃれ展」を鑑賞してきました。

160105ikeda1アンティークの収集家として知られ、昨年秋に逝去された池田重子さんのコレクションです。

それぞれに主題を決めてコーディネートされた着物、帯、半襟、羽織、帯留め…
多くは大正から昭和初期のもので、一つひとつが人の手によって産み出されたことを思うとため息が出る、珠玉の工芸品ばかり。「きもの美の極み」という言葉に偽りなし!

衣桁にかけるのではなくトルソーに着付けられていることで、本当にこの着物たちが、現実に奥様・お嬢様方の身に纏われて、街や室内を艶やかに彩っていたのだという想いが胸にわき上がってくる、素晴らしい展示でした。

ただ、こんなにきれいなものが豊かに生み出されていた日本の国が、やがて軍国主義に塗りつぶされていったという事実の恐ろしさ。美しい衣裳を着ていた女性たちに、その後の戦争の時代、どのような運命が待ち受けていたのだろうか…自分の祖母たちの姿を重ねて考えずにはいられませんでした。

現代では、着物は所詮は衣類の一ジャンルで、数あるファッションの選択肢の一つ。
法律で罰せられる訳でなし、息苦しい約束ごとなど意識し過ぎないでもっと自由に、着たいように着ればいい、という意見に私は賛同します。

その一方で、季節の風物を先取りしたり、判じ物のような洒落を忍ばせたり…
そんな「わかる人には分かればいい」という高度な知的遊戯としての「おしゃれ」は、決まった型があればこそ、制限の内側で遊ぶからこそ、一層愉しく、格好良く輝くように今回の展示を見ても思いました。

いずれにせよ、装うことは、見る人あってのもので、かつ自分が楽しくなければもったい無い。
会場内で流れていた池田さんのインタビューの

「豪華でなくてもおしゃれであればいい。立派でなくても幸せであればいい」

という言葉を、しみじみと受け止めて会場を後にしたのでした。

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記念グッズ売り場にあった着物型のポストカードが可愛くて、全種類買い占めたくなるのをぐっとガマン…(笑)

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