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2015年9月

2015年9月21日 (月)

地元へ帰ろう

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9月に入ってやっと、家族3人で暮らす新しい家が確定し、怒涛の引っ越し準備に追われる日々がやってきました。

候補物件の下見に行くため、息子と新幹線二人旅。ホームから間近に見る車両の威容に圧倒されている様子(笑)
※ちなみにこの直後、停車中の車両の向こうを猛スピードで通過ののぞみが走り抜けていき、飛び上がって逃げ出していました(^-^;

密室状態で3時間超という長距離移動、昼寝の時間に合わせて乗車&小出しにするおやつとシールブック、スマホに撮っておいた動画を総動員して乗りきりました…

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色々なマンションの空き部屋を巡るのが、何かのゲームだと勘違いして終始ハイテンション…

夫の新しい勤務場所は都内ですが、様々な思案の末、この秋からは横浜に住むことに決めました。

私にとっては、結婚を機に実家を出て以来、18年ぶりの横浜市民への復帰。
いつかは大好きな街に帰りたい、というのはひそかな念願でもありましたが、凄まじいスピードで変化を続けていく都市の哀しさで、久々に訪れる故郷はすでに案内板を見ないと歩けない状況に(笑)

このブログを開設した時に住んでいた松阪。そして米子、福山…
いずれも城下町としての歴史が古く、それぞれの情緒が残る穏やかな土地で暮らして、どこでもいい思い出がたくさん作れました。ありがたいことです。

福山で過ごした期間はあっという間で、人とのご縁を結ぶ時間はありませんでしたが、特に息子に対しては、街の見知らぬ人たちからいつも温かい気持ちをいただきました。

私は本来、とても偏った人間で、何でも物事を「自分が好きか、嫌いか」で判断してしまうところがあり、興味の無いものにはまったくエネルギーを向けないので、食わず嫌いでたくさん損もしてきたと思います。
でも、この十数年、知らない場所に飛び込んできたことで「案ずるより生むが易し」と先入観なしに事に当たってみる、そんなたくましさが自分の中で育ってきた気がします。

人生、何事も、経験しないよりはした方がいいことばかりなんだと、今は思います。
そして、そんな風に感じることが出来る今までの自分の幸運に、心の底から感謝しています。

慣れない専業主婦生活で、時間を持て余して始めてみた当ブログでも、折々でたくさんのコメントをいただき、共感や励ましの言葉をいただきました。
アクセス数もいつの間にか23万を超え、我ながらよく続いたものだと思います。拙文を読んでいただいた皆さま、本当にありがとうございます。

しばらくは開店休業状態となりそうですが、新生活が落ち着いた頃に、また日々の暮らしや息子の成長の断片を綴っていけたらいいなと思っています。その日が早く来ることを願って、一つひとつ目の前の仕事に向き合っていくつもりです。

2015年9月16日 (水)

歯の力を抜いて

いつ何時、引っ越しするかわからない転勤族の生活で、困りごとのトップに来るのは医療面のこと。

生まれ持った性質で歯が弱い上に乱杭歯なので、本来ならきちんと定期健診やクリーニングを受けた方がいいのですが、土地勘のないところで一からお医者さん探しをするのはなかなか面倒で…

結局、「何とかしなきゃ!」と切羽詰まった状態になってから、近場の歯科に駆け込むという悪循環を繰り返してきました(涙)

30代の頃は真剣に歯列矯正を考えていて、経験者の友だちに色々とアドバイスをもらったりしたのですが、もし治療の途中で遠くへ転居、ということにでもなったら…と思うと踏ん切りがつかず、今に至ります…

実は、今回の転勤が確定した後になって、数年前に治療した虫歯の跡が疼くように痛み始めました。
ちょうど、息子にもフッ素塗布をさせたいと思っていたところだったので、小さい子どもも多く通っているという近所の歯科へ駆け込み

「この際、悪くなってるところは全部治したいんですけど、二ケ月後にはここから引っ越しちゃうんです!何とかなりますか?」

とお願いした結果、抜歯2本を含む総メンテナンスを、突貫工事で期日内仕上げしていただきました。
この夏は、引っ越しのことと歯医者のことばかり考えて暮らしていたような気も(笑)

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あと一息で治療完了、ゴールはもうすぐ…というある日。
がんばった自分へのご褒美(←お得意のフレーズ・笑)に美味しいランチでも食べたいけれど、仮詰めの歯で硬いものも噛めないし…と悩んでいたところで、前を通る度に気になっていた洋食屋さんのことを思い出しました。

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オックステール、という店名のとおり煮込み料理も名物らしいのですが、お手軽なランチメニューの中に見つけた「フォアグラどんぶり」の文字に惹かれてしまいました。
実際には丼ではなくプレートに、こんな感じの盛り付けで出てきましたが、たっぷりのソースでリゾット状になったごはんが、噛めない歯にやさしく、美味しかったです。

歯医者の先生とやり取りする中で、今回は我ながらびっくりした発見がありました。

まったく自覚のないことでしたが、私には「食いしばり癖」があって、どうやらそれが虫歯とは関係のないところで痛みや知覚過敏を引き起こしているらしいのです。

自分で意識し始めると、確かに、何かに集中している時に、本来は軽く離れているはずの奥歯がギッチリと噛み合わされ、力が入っています。

食いしばりは「クレンチング症候群」とも呼ばれるそうですが、歯や歯ぐきへのダメージにとどまらず、顎関節症や肩こり、頭痛の原因にもなる、と知って、思い当たる節、あるなぁ…とショックでした。

今は、とにかく自分の歯の状態をこまめに意識するよう心がけています。
本来が無意識のうちにやっている動作なので、気がつくと「あ、また力入ってた!」と焦ることも度々ですが…ただでさえ引っ越し荷物の段ボール相手に格闘中だし…

PCに向かって仕事をする人は、画面脇に「噛まない」などと書いた付箋を貼っておいて、目に入る度に歯の力を抜くようにするのも効果的だとか。

食いしばりの原因はストレスによるものが大半だそうで、あまり気にし過ぎて心の重荷を増やすのも本末転倒。歯がすり減る前にわかってよかった、と思って、口の中までリラックスを心がけたいと思います。

2015年9月 7日 (月)

シネマモードの8月

転居先の家探しが、諸事情により当初の予定から大幅に遅れてしまい、8月後半は引っ越しに向けて準備を進めたくても動けない、空白の期間でした。

毎朝、保育園に出かける前に息子と観るEテレの「フックブックロー」という音楽人形劇。主題歌の

走っても歩いても 地球のスピードは同じです
あせってものんびりでも ちゃんと明日は来るんです

というフレーズに、何度励まされたことか…
(幸せはいつも後ろから追いついてくるよ、というサビの部分にもグッときます。お気に入りの歌が入ったDVDを買ってしまいました。ほぼ自分用・笑)

そんな訳で、現実逃避も兼ねて、この夏は駅前のミニシアター「シネマモード」に度々足を運びました。
現時点では公開が終わったものばかりですが、どの映画も秀逸で心に残る作品でした。

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アリスのままで

以前のブログでも書きましたが、ジュリアン・ムーアが大好きなのでこのオスカー受賞作を映画館で観られたのはうれしかったです。
アルツハイマーを発症する女性の物語、とわかっていて観る、冒頭の主人公の美しさが切ない。「高い所に登った人ほど落ちた時には痛い」という真理を痛感させられます。
それでも負けっぱなしにはならない、と、衰えゆく脳細胞をかき集めるようにアリスの思いが吐露される場面は、思わず涙が…
患者寄りの視点ゆえきれいにまとめ過ぎ、という意見があるのも納得ですが、主人公の夫の言動、選択には「そーそー、男の人ってそうなのよねー、万国共通!」と膝を打つリアルさがあって、見ものでした。

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サンドラの週末

海外旅行に行って目的地を移動する間、観光地とはまったく趣きの違う、住宅街や工業団地の風景を目にすることがあります。
賑わいとは無縁の殺風景な景色の中に、自分たちと同じ庶民の日常があるのだなぁと思うと、逆に興味をかきたてられますが、この映画が描くのもまさにそんな暮らしの中の週末。
病気休職した主人公が復職するには、同僚の半数以上にボーナスを返上してもらうことが条件。
一人一人を説得して回るなんて、想像しただけで「無理ムリムリムリ…」と私などは尻尾をまいて逃げますが、主人公も同様に「無理ムリムリ…」とメソメソ泣くところから始まるこの映画。
彼女の、希望と絶望を行き来する心の軌跡と、ことの顛末からは目を離せず…ラストには喝采を送りたくなりました。ダルデンヌ兄弟の監督作にハズレなし。

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ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男

ミュージシャンの伝記映画は数々ありますが、JBの場合はキャラクターもパフォーマンスもある意味、人間離れしているので、生身の俳優のそっくりさん演技では追いつかないのでは…と思いながら観ました。
実際、冒頭のシーンの老け作りを目にして「うわ~、キツイ」と感じたのですが…
そんな風に思ってごめんなさい、と反省するほど、チャドウィック・ボーズマンの完コピは入魂の出来。パリ公演シーンでの「ゲロッパ!」には痺れました(ちなみに映画の原題も「Get on up」)…つまりは、忠実に再現すれば誰がやっても極上のエンターテインメントになる、JBの芸の力の凄まじさ、ということでありましょう。
悲惨としか言いようのない差別と貧しさの中の幼少時代、自分で自分を奮い起こす陣太鼓のようにファンクのビートが鳴り響く様には、心が震えました。
ソウルパワーの波動を感じ続ける至福の2時間強。帰宅後、学生時代に買った「Star Time 」(4枚組ベスト盤)を久々に引っ張り出して、即iPodに落としました!

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