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2014年3月19日 (水)

お誕生日ばんざい

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誕生日おめでとう。

1年間の育児で母親として多くのことを学ばれたと思う。赤ちゃんも成長したけれども、両親も人間として成長されたことを信じる。

1年をふりかえって、母親の心にもっともふかくきざみこまれたことは、この子にはこの子の個性があるということにちがいない。その個性を世界じゅうでいちばんよく知っているのは、自分をおいてほかにないという自信も生まれたと思う。
その自信をいちばん大切にしてほしい。

人間は自分の生命を生きるのだ。いきいきと、楽しく生きるのだ。
生命をくみたてる個々の特徴、たとえば小食、たとえばたんがたまりやすい、がどうあろうと、生命をいきいきと楽しく生かすことに支障がなければ、意に介することはない。

小食をなおすために生きるな、たんをとるために生きるな。
小食であることが、赤ちゃんの日々の楽しさをどれだけ妨げているか。少しくらいせきがでても、赤ちゃんは元気に遊んでいるではないか。
無理にきらいなごはんをやろうとして、赤ちゃんのあそびたいという意志を押さえつけないほうがいい。せきどめの注射に通って、満員の待合室に赤ちゃんの活動力を閉じこめないほうがいい。

赤ちゃんの意志と活動力とは、もっと大きな、全生命のために、ついやされるべきだ。赤ちゃんの楽しみは、常に全生命の活動のなかにある。赤ちゃんの意志は、もっと大きい目標に向かって、鼓舞されねばならぬ。

赤ちゃんとともに生きる母親が、その全生命をつねに新鮮に、つねに楽しく生きることが、赤ちゃんのまわりをつねに明るくする。

「なんじはなんじの道をすすめ。人びとをしていうにまかせよ」(ダンテ)

これは、松田道雄著「定本育児の百科」の1歳の章にある、「お誕生日ばんざい」という項からの抜粋。

独特の断定調の文体がクセになってしまい、折に触れ手にとっている育児書の古典ですが、読み進めて初めてこの文章に出会った時、ぐっと胸に迫るものがあって、涙がこぼれてしまいました。

子育てに限らないことだけれど、生きていくのは選択の連続です。
自分にはこれしかない、と決めて選んだはずの道。後悔しないと決めたはずでも、進まなかった方の道がよく見えることもある。
こと子どもに関することだと、些細な周囲の言葉が心に刺さることもあり…
そんな時、何度も思い返して自分を奮い立たせた言葉でした。

身に余る貴重な宝物が、突然手元にやって来てしまったような、戸惑いと共に始まった1年間。
おかげさまで…本当にたくさんの方の思いに支えられたおかげで…
今日、息子は元気に一歳の誕生日を迎えることが出来ました。
ただただ感謝、の一語に尽きます。

140319bd2 ひたすらに育っていく命の力を信じて、これからもたくさん笑って過ごしていきたいと思います。

保育園でも、今日はクラスの一角に息子の誕生日を祝う飾り付けをしてくださっていました。
入園当時の二ケ月の赤ちゃんと今の姿を並べて、大きくなった!と先生と共に感慨にふけりました。

はじめてのお誕生日、ばんざい!

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コメント

お誕生日おめでとうございます。
筆舌につくしがたく大変だったと思いますが、
本当に無事に誕生日をむかえられてこちらもうれしいです。

いろいろ周りから助言(?)があって
ザックリ傷つくこともあったかもしれませんが
助言をおっしゃってくださる方々は
赤ちゃんのためにと思っての発言と思うと、何とも言えない感じですね・・・。

赤ちゃんのごはん作りに戸惑っていた頃、お姑さんから
「お味噌汁とごはん、それと
少しおかずがあれば良いんだよ」と言われ、
ガクッと肩の力が抜けたことを思い出しました。私にとってのありがたーい助言でした。

こんな一言をさらっと言える姑になりたいなぁと思います。

このごろたくさん貯まってしまった子供の写真をアルバムに飾り付けながら
貼っていくスクラップブッキングをやっていこうと思っています。
子供が1歳の頃もすっかり忘れてしまったので、なかなかはかどらないと
思いますが、ゆっくりやっていこうと思っています。

先日貨幣博物館に行き、大変面白かったです。
面倒がらずに、色々出かけたいですね!暖かくなりますし・・。

息子さんの1歳のお誕生日、おめでとうございます。うちの息子は2歳2か月ですが、いままさに「この子にはこの子の個性がある」状態で、朝起きるときから夜寝るまで、生活のあらゆる場面で自分の意思を示し、意に沿わないと怒って物を投げたり癇癪をおこしたり泣いたりのイヤイヤ期に手を焼いています。それだけ息子の「個」が確立したと思って成長を喜ぶべきなんでしょうが、時間の余裕のない朝に「お着替えイヤ!パジャマ着てる!」と着替えを拒否されたりすると、わかっていてもイライラします。覚悟してください(苦笑)
子どもは親の分身ではなく、全く別の人格なんですが、でも親のことはとてもよく見ていて、子どもの言葉やしぐさなどで、自分の悪いところを見せ付けられて反省させられてます。まだまだ親の方も成長途中です。

1歳のお誕生日、おめでとうございます。
1歳になると、ちょっとほっとしますよね。
危なっかしい乳児期をようやくくぐり抜けた、という感じがして。
次の節目は3歳でしょうか。
松田道雄の文章、素敵ですね。
私もこの本を今妊娠中の長女にプレゼントすることにします。

>marikoさん

お祝いメッセージ、ありがとう。
ほんと、良かれと思って言ってくれている…ということがわかるからこそ、複雑な思いになるご意見の数々、ありますよね。
その一方で、本当に背中をドンと押してくれたり、勇気づけてくれる言葉もあって。
そういう言葉を投げかけられる器量の持ち主になりたいです。お姑さん、素敵だわ。
いずれにせよ、子育ては一人ではなく、そういう周囲の関わりと一緒になって続いていくものなのだなぁと思います。
今は毎日ドタバタですが、スクラップブッキングって楽しそう…とちょっと憧れてます。春のお出かけ日より、お互い存分に楽しんでいきましょうね~

>ISOさん

コメントありがとうございます!
職場の同僚は、ちょうどISOさんの息子さんと同年代の男の子を育てているママが多くて、日々「いやいや期」の武勇伝(?)を聞かされドキドキしております(苦笑)。
誰もがそういう道を通っていく、ということも頭ではわかっているけれど…というところなんでしょうね。
育児は「育自」、という言葉を聞いたこともありますが、私も修行に励もうと思います(笑)

>1go1exさん

コメントありがとうございます。お嬢様の体調はいかがでしょうか。
1年前は腕の中にすっぽりおさまって私の傍らに横たわっていた息子ですが、おかげさまでずっしりと重みを感じるようになり、手荒に扱っても丈夫に出来ているのには助かっています(笑)
松田道雄の本の根底にあるのは、母親への「自信を持ってわが子を愛しなさい」というメッセージで、それに大いに励まされました。
誕生が待ち遠しい日々ですね。私も勝手にわくわくしています(笑)

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