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2013年12月 8日 (日)

かぐや姫の物語

131208kaguya

「アルプスの少女ハイジ」のTV放映が始まった時、まさに画面の中のハイジと同じ年頃だった私。
あれから40年の月日が流れて、今また改めて「この世は生きるに値する」という変わらないメッセージをスクリーンから受け止めました。
年を重ねた今だからこそ、一層、そのテーマは重く心に響きました。

アニメはジブリとディズニーとサザエさん以外、ほとんど観ない私のような人間でも、人が描いた筆のタッチの強弱がそのまま軽やかに、リアルに動いてみせること、それはCGを駆使した大作を見るのとはまた違った驚きでした。

予告編6分間バージョン。このクオリティが2時間超って、そりゃ公開も遅れるわ┐(´д`)┌

序盤の、竹藪で見いだされるかぐや姫と、人間の子として育てられていく描写、なんと愛らしく表現されていたことか。
魅入られるように夢中で慈しんでいく翁と媼。演じる故・地井武と宮本信子がすばらしかったです。泣きました。

131208kaguya2

キャラクターでは、パタリロと麗子像が合体したようなこの子(女童)が好きでした。
(クライマックスでいい仕事します)

「天地よ、わたしを受け容れて!」

きっと人は、そうやって心身の限り生を謳歌するために生まれてくるのだ…
あらすじとしては誰もが知っている竹取物語をまんま描きながら、そういう説得力を持った映画を作ってしまうのだから驚きです。映画館に足を運んだ価値があったなぁ、と、後々まで余韻に浸っています。

恐らくこの映画、興行収入では「風立ちぬ」に遠く及ばない結果になると思うのですが、宮崎監督や鈴木プロデューサーの語録によく出てくる「本当にすごいのはパクさん(高畑勲)なんだ」ということが、まったくその通りなんだなぁと思い知らされた感じです。

里山や都を彩る四季の豊かさ、余白を残すことに情緒を見いだす美意識、困難な課題を集団でやり遂げる生真面目さ。
何というか、こういう作品を生み出せる国に生まれたことを誇りに思う、そういう映画との出会いでした。

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

サリィさんの映画解説を読むと、観たくなります~(^^)v
先日迷って「キャプテンハーロック」観ましたが、「かぐや姫の物語」にすれば良かったです^^;

>こけしさん

鑑賞後の自分の感動を受け止めていただけたようで、とても嬉しいです。
ハーロックを観るこけしさんもかっこいい!
機会があればこちらの映画もオススメです。

観てきました。サリィさんの最後の一行どおりの素晴らしい映画でした(^^)v
あ、それと、ハーロックではなくフィリップスの間違いでしたm(--)m

>こけしさん

ブログで感想、読ませていただきました。
映画館に足を運んでいただけて感激、です。
そして、まさかのタイトル違いでしたか…爆笑させていただきました~!

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