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2013年1月14日 (月)

レ・ミゼラブル

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久しぶりに近くのシネコンへ。本編上映前の「NO MORE 映画泥棒」の内容が様変わりしていてびっくりしました(笑)ポップコーン片手に固まるあのお姉さんにはもう会えないのね…

子どもの頃、親が買ってくれた児童文学全集に「ああ無情」が入っていて、ジャン・バルジャンが銀の器を盗む場面の挿絵が妙に怖かったことを覚えています。

それで、何となく「知っているストーリー」のつもりでいたのですが…
よく考えたら、原作をきちんと読んだことも、帝国劇場のミュージカルを見たこともなく、要するに全然内容をわかっていなかった、と鑑賞し始めて気づきました(汗)

有名なミュージカルの大合唱の場面のイメージから、てっきりフランス革命を背景にした物語だと思っていたのですが、舞台は革命から何年も後の、王政復古の時代だったのですね。

貧しい民衆の生活は苛酷としか言いようがなく、画面に溢れるのは題名どおり「惨めな人々」の姿ばかり…これじゃオスカルもアンドレも死に損というものです。

ある者は苦境に立ち向かい、ある者は虚しく押しつぶされ、ある者は幸運を掴み、その逆も…
主人公のジャン・バルジャン以下、現実の境遇は酷く惨めでも、魂は救済され得るのだ、というメッセージがラストシーンの力強い歌声に込められていると感じました。

全編セリフはなく歌、しかも撮影時に実際に俳優に歌わせて、生録りをしているのだとか。
歌声は、言葉のさらに上を行く感情表現を可能にするもの。
だから余計な演出は不要、と、俳優陣のアップにカメラを据えて、じっと狙い続ける監督の潔さはすごかった。
髪を丸刈りにして、薄幸の母の悲哀を歌い上げるアン・ハサウェイの場面では、思わず涙が…

ただ、これでもか、これでもか、と熱唱どアップが続くものですから、途中でちょっと疲れてしまって、何やら思考回路がナナメの方向に(苦笑)

中盤からは
「ジャン・バルジャン力あり過ぎ!重労働囚の筋トレ効果すごい」
「ヘレナ・ボナム・カーターが出てきた瞬間、ティム・バートンの映画みたいになった」
「マリウス…この顔に果たして一目惚れするか?」
「銃に撃たれた人を下水道で引きずり回したら、傷にばい菌入って死んじゃうんじゃ?」
などなど、脳内をツッコミの嵐が駆け回ってしまった次第です。ビクトル・ユゴーさんごめんなさいヾ(_ _*)・・・

今日発表のゴールデングローブ賞では、作品賞、主演男優賞、助演女優賞の三部門獲得とか。アン・ハサウェイのシャネルのドレス、ショートカットに良く似合っていました。さてアカデミー賞ではどうなることでしょうか?

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コメント

さすが、毎回的を得た素晴らしい感想をありがとうございます~。
ツッコミのところでは声を出して笑ってしまいました。

私はもはや予告編だけでお腹いっぱい(笑)
全部観たら四つんばいで劇場を出ることになりそうなので、多分
観ません☆
なんせフランス語じゃないし…?!

>琴さん

コメントありがとうございます!
ほんと、胃もたれ寸前、という感じの濃密な演技&歌唱のオンパレードでした(笑)
夫は、怪力ジャン・バルジャンが途中からX-メンにしか見えなかったそうです。
「レ・ミゼラブル」は、たしかジェラール・ドパルデュー主演のフランス制作版映画(ドラマ?)もあると聞いた記憶が・・・

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