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2012年4月14日 (土)

スーパー・チューズデー

110414movie

ジョージ・クルーニーの監督4作目は、 アメリカの大統領候補を争う選挙戦を舞台にした、スリリングな駆け引きの物語です。

演出は抑制が効いてセンスがいいし(←贔屓目です)、フィリップ・シーモア・ホフマン、ポール・ジアマッティ、ジェフリー・ライトと「出れば必ず良い仕事をします」という品質保証付きの実力派が顔を揃えているだけあって、見応えがありました。
案の定、皆さんのタヌキ親父ぶりは相当なもので、二転三転する登場人物の運命にビックリしたり、ハラハラしたり。
アメリカ人のなりふり構わぬ上昇志向には毎度驚かされます(;;;´Д`)

理想に燃える有力候補がジョージ・クルーニー。主役は、有能な若き選挙参謀を演じるライアン・ゴズリングです。

激しい選挙戦の中で織り成すドラマ…といっても、冷静に考えると、すごく小さな人間関係の中で繰り広げられる話で、キーになる“ある秘密”も、高尚な政治信条とは無関係、かつ“正義”とは対極にある低レベルの事件。

「スーパー・チューズデー~正義を売った日」という邦題が思いっきりネタバレ状態なので書いてしまいますが、冒頭では自分達を正しいと信じて理想に燃えていた彼らが、映画が終わる時には無垢な信念の持ち主ではいられなくなっている…という切ない(でもリアルな)お話でした。

少しずつ少しずつ「ワルい人相」になっていくクルーニー、そしてだんだん空虚になっていくゴズリングの眼の表情。ほんと巧かった。

政治家が表に見せている顔の裏に、果てしない暗部が広がっているというのは、どこの国でも逃げられないお約束なんでしょうか。

国連平和大使でもあるクルーニーは「大統領になってほしい人」のランキングでも上位の常連だそうです。
でも、この映画を観るとご本人は、政界進出なんて微塵も考えていなさそう。むしろ、純粋に理想を追っていられる立場でいられるための線引きを、クレバーにわきまえているんだろうなぁ、と思いました。

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