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2012年3月 7日 (水)

海神別荘

110307kaijin
シネマ歌舞伎で続々公開中の、泉鏡花三部作。
前回観た「天守物語」は、天守閣の最上層に住む、異界の者たちのお話でしたが、今度の舞台は深い深い海の底。

海中の世界に君臨する公子(お姉さんは乙姫さまらしい)。
有り余る海の幸と引き換えに生贄として捧げられた美女が、彼の元へ「お輿入れ」にやってくる…という、これまた夢のように美しいおとぎ話です。

陸から来た美女と、海の宮殿に住む公子。
これまで相容れない世界に住んでいた二人の心は惹かれあうようでかみ合わず、ついに決定的な破滅が…?と思わせた瞬間に訪れるどんでん返し。

その展開に説得力を持たせるには、公子役の気高さ、強さ、美しさが必須条件!
海老蔵さん、その点本当にはまり役でした。あんなに大きな目が、ここぞという場面では一瞬のまばたきもしない…じっと観ているこちらの方がドライアイになりそうな(笑)
私生活ではやんちゃしていても、お役の上では気品を十二分に表現できるというのは…やっぱり、お育ちの良さがなせる技なのでしょうか。

映画は、2009年の歌舞伎座さよなら公演を撮影したものですが、私はそれより9年前に舞台を観ています。

110307kaijin1

当時のパンフレット。よく見たら今のポスターも同じ写真だった…

リニューアルしたばかりの日生劇場は、天井も壁面も曲線が多用され、何の材質なのか細かいモザイクがキラキラ光って、それこそ劇場中が海の底のようでした。
自分も小さな魚になった気分で、うっとりと美男美女に見とれたのをよく覚えています。

110307kaijin2

当時はまだ襲名前だったんですね。また「海老玉」コンビが舞台で観てみたいです。

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コメント

この記事、書いていただいて助かりました。
この作品の上映をすっかり忘れていました。
あわてて調べてみたら、今週の金曜まででした。
明日にでも、見に行ってきます。
楽しみです!

>1go1exさん

お役に立ててよかったです!
クライマックスの場面は、実際の舞台を観たときもとても強烈な印象を受けて、ずっと忘れられずにいたのですが、映画ならではのクローズアップが、より効果的だと感じました。
音楽も舞台美術も幻想美の極みで…また、感想を読ませていただくのを楽しみにしています。

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