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2012年3月

2012年3月30日 (金)

今週のお弁当

3月のお弁当づくりも今週で終わり。最高気温が20℃を超える日もあり、お花見シーズンもすぐそこ、かな?

110330lunch1 3月26日のお弁当箱

鶏のから揚げ
ジャーマンポテト
蒸しブロッコリー
玉子焼き

鶏のから揚げは冷凍食品です。
マンションの前にこの頃、よく引越し業者のトラックが停まっています。普通は会社員の異動ってこういう時期にするものよね…と、真冬の荷造りを切なく思い出す…(笑)

110330lunch2_23月27日のお弁当箱

里芋と豚肉の味噌煮こみ
スナップ(ク)えんどうの塩麹和え
ソーセージとしめじのソテー
玉子焼き

里芋は皮を剥いて下茹でし、出汁にみりんと味噌、しょうゆ少々で味付けした煮汁で豚小間と一緒に煮ました。
保存力アップと風味づけのため、薄切りのしょうがをたくさん入れています。

110330lunch3 3月28日のお弁当箱

玉子焼き
さつまいもとベーコンの炊き合わせ
塩麹和えきのこと蒸し鶏の和え物
ほうれん草の胡麻和え

塩麹料理のレシピ本で、きのこ(生椎茸、えのき、しめじ等)をさっと茹でて水切りし、塩麹で和えたものを色々な料理の具材に使いまわす、というのを読んで、蒸した鶏ささ身と合わせてみました。

110330lunch4 3月29日のお弁当箱

えのき、にんじん、ピーマンのきんぴら炒め
鯖の塩麹漬け焼き
蒸しブロッコリー
玉子焼き

春場所で大関昇進を決めた鶴竜の伝達式と、EPAで来日し介護福祉士の国家試験に合格した方たちの話題を夜のニュースで続けて見て、その努力を思うと本当に頭が下がり、目頭が熱くなってしまいました。
(伝達式で、かつての逆鉾と寺尾兄弟、現在の井筒親方と錣山親方が顔を合わせたのも感慨深かった)

110330lunch53月30日のお弁当箱

玉子焼き
ピーマンとソーセージのソテー
じゃがいもと豚肉のカレー風味炒め
にんじんとほうれん草のナムル風

いよいよ今週開幕した、フィギュアスケートの世界選手権。
今週は、フジ系列の番宣やスポーツニュースに頻繁に出てくるスケーター達の様子を見ては、じわじわとテンションを高めていました。

金のメッシュを入れた髪型に口髭を伸ばしたままの高橋大ちゃんを見て、一瞬、稲川淳二を連想してしまったことは封印しておこう…(;´▽`A``

110330daisuke1

鈴木明子選手のブログで紹介された、この日の様子から伝わるような、仲良しで気立てのいい日本人スケーターたちが本当に好きです。
皆にがんばってもらいたいし、力を出し切ってほしい。演技が終わったあとは心からの笑顔を見せてほしい、といつも願います…努力がすべて報われるわけではないし、勝負の女神は平等には微笑まない、とわかってはいても。

シーズン最終局面、ファンにとってもいい締めくくりでありますように!

2012年3月29日 (木)

夜のジェラート

それは少し前の週末のこと。

午後から穏やかな天気になったので、日頃の運動不足を解消しよう!と、夫と二人でウォーキング(というか、長い散歩?)に出かけました。

グルグル市中を歩きまわり、家の近くまで戻ったところで日が暮れて、もう今日はゴハン食べて帰ろうか…ということに。
豆腐料理のメニューが並んだ看板にひかれて選んだ居酒屋に入り、そうなったら当然、夫はお酒を飲むわけで。私も、ちょっとだけお相伴しました。

美味しかったものの、運動するつもりがこれじゃ、意味がないにも程がある(ノ_-。)
・・・と、多少の罪悪感を感じて帰路についたら、暗い街角に浮かび上がるショーウィンドーが見えます。

ここ、何のお店だったっけ?とのぞいてみたら、ジェラートショップでした。

110329gaga2

当然ガマンするよね?という意味を込めて「食べたいけどねぇ…」とつぶやいたら、横の夫は「食べよう!食べよう!」エンジン全開です。

110329gaga1

…で、結局、半日歩いた成果はすべて吹き飛びました(涙)
でも、大山の牧場で取れる乳製品を使ったジェラートはとても美味しかった。ジェラートショップの名前はGAGA。これからの季節にうれしい発見でした。 

ところで、なぜ今こんなことを思い出しているかというと、先日、飲み会で午前様になった夫の行状がつくづく謎、だったので(苦笑)
人はなぜ、お酒が入ると理性のブレーキがきかなくなるのか?しみじみ考えております。

当日は帰りを待たずに先に寝てしまった私。翌朝、フラフラの夫を職場へ送り出した後、掃除をしていて発見したのは、パソコンデスクのまわりに点々と散らばるベビースターラーメンの残骸

なんで、日付が変わるまでさんざん飲んで食べた上、帰ってネット見ながらそんなものを食べようと思ったのか…
そりゃあ次の日起きれないでしょうよ、痩せないでしょうよ_| ̄|○

「どうしても食べたかったんだ。酔っているときの人間は何をするかわからない」
と言い分を主張する夫の口元を見たら、差し歯まで失くしていました(涙)

お酒の上でのご主人の武勇伝(?)を奥さま同士で披露したら、「あるあるネタ」で話は尽きないと思うのですが、ほんと、笑い話で済む範囲で収めてね…と願うしかありません…

2012年3月28日 (水)

高野聖

110328kyoka
シネマ歌舞伎「坂東玉三郎 泉鏡花 抄」三部作。コンプリートを目指して、最後に「高野聖」を鑑賞してきました。

前二作の「天守物語」も「海神別荘」も“幻想美”という表現がぴったりの世界です。
純粋で汚れを知らない異界の者たちがあまりにきれいで、人間よりも、もののけ達の側についつい心を寄せながら観ていました。

修業中の僧が、迷い込んだ山の中で魔性の女性と出会う…という「高野聖」は、少し趣きが違います。

原作を読んだときも、蛇やら蛭やらヒキガエルやら蝙蝠やら、やたらとキモチ悪い生きものが登場するお話だなぁ、という印象が強かったのですが(;;;´Д`)
今回の映画でも、山道の野外ロケや特殊効果などを使って、中村獅童さん演じる僧の不気味な体験が描かれます。

背中がぞわぞわするような気味悪さを次々に味わった後で、絞り染めの青い浴衣をまとった玉三郎さま演じる「女」が登場した時は、その美しさに救われる気がしました。
ベタベタ粘ついたイヤな気分を、さっと洗い流して清めてもらえるような…

(そういえば、この物語の肝の部分も、淵の水で体を洗う僧と女との“混浴”場面です。よく考えたらおじさん二人なんだ…というのが信じられないくらい、妖艶でした。)

実は、女は魔性の力で、自分の色香に迷った男たちをけだものの姿に変えていたのでした。

煩悩に打ち勝ち、また人里離れた山奥で、白痴のような夫を世話して暮す女の境遇に同情を寄せた僧は、難を逃れて再び、旅立ちます。
ずっと、このもののけさん達を観ていたい…と思わせる前二作と違い、僧が読経の声と共に去っていくラストシーンでは、思わずホッとしました。

同じ異界の者でありながら、美しく超越的な存在というのとは少し違って、むしろ俗世の決まりごとに縛られながら、魔力に頼って生き延びなければならない。
もの哀しささえ感じる女の寂しさが胸に迫りました。

終盤、女の背負った運命を僧に種明かしする親仁(老人)役の中村歌六さん。長台詞に何ともいえない深い味わいがあり、物語の世界が浄化されるようで、とてもよかったです。

このお芝居には、ストーリーの展開上、馬や猿など色々な動物が登場します。
歌舞伎には色々と動物が登場するお芝居があって、人がちゃんと乗れるお馬さんなどを観ると、
「よく出来てるなぁ~、かわいい~」
と私はいつも感心してしまうのですが(足になる役者さんは大変ですよね)、海外公演ではこの馬が登場した瞬間、客席が爆笑の渦になったこともあるのだとか…
コントと解釈された、ということでしょうか(泣)

映画に出てきた馬や猿は、ちゃんと「中の人」の感情表現を見事に演じていました。
実写を取り入れ、観客を入れない舞台を映画のためだけに撮影した今回の作品でも、馬は歌舞伎仕様だったのが面白く、また満足でした。

2012年3月25日 (日)

花森安治の世界

日曜日、島根県立美術館を目指して、松江へ出かけてきました。

車を走らせていると、道路沿いに「黄泉の国への入り口」という看板が目に飛び込んできたりするところは、さすが神話の国…(@Д@;
イザナギ・イザナミの物語に出てくる黄泉比良坂はここだったと伝えられる場所があるそうです

観に行ったのは企画展『くらしとデザイン-「暮しの手帖」花森安治の世界』
生誕百年となる、花森安治さん(旧制松江高等学校の卒業生)の大回顧展です。

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美術館のロビーからは宍道湖が一望できました

花森さんが創刊した「暮しの手帖」。
その昔、実家で定期購読していた時期があり、子どもの頃は小学館の学習雑誌とあわせて夢中になって読んでいました。
(実は、当ブログのタイトルにもリスペクトをこめております)

藤城清治さんの美しい影絵が楽しみだった童話のコーナー、母は読むだけで作ってくれないので、味を想像してお腹をすかせたロイヤルホテルのレシピのページ(笑)
海外で現地取材した記事も時々載っていて、パリの下町でビストロのコックさんがどんな料理を作っているか、のみの市で買った古着で女の子はどんなおしゃれを楽しんでいるか…などなど、今でも覚えているくらい、繰り返し読んでは憧れていました。

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私の記憶にある「暮しの手帖」は、花森さんが亡くなった後の時代に発行されたものですが、ロビーにバックナンバーを手にとって読めるコーナーがありました。
(日替わりで、この日は昭和23年の創刊号から29年の25号までが登場)

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創刊号に載っていた記事。ブラジャーの作り方が紹介されています。
マドンナかレディ・ガガか?と見紛う、ワイヤー使いにビックリ…( Д) ゚ ゚

創刊時のタイトルは「美しい暮しの手帖」だったそうです。
ページをめくって見れば見るほど、70年前の女性はなんと狭い家に住んで、何もかも一から自分で作り、一つひとつの家事に手間をかけていたことか…と恐れ入りました。

今よりずっと、当たり前の生活を整えることにたくさんの労力を要した時代に、それでも
「美しいこと」
「より良いこと」
を求めずにいられなかった、人々の思いが透けてみえるようで。

展覧会は、雑誌の表紙やイラストの原画、装丁を手がけた本、中吊り広告のレイアウトなど、見応え十分のものでした。
懐かしくて、でも今の感覚で見ても十分にかっこ良く、そしてどこか尖った感じがおしゃれ。ほっこり、とかいう生ぬるさとは対極にいる感じに、しびれました。

お金をたくさん使わなくても、新しい機械に飛びつかなくても、センスと工夫と知識で、暮しの質はいくらでも高められる…ということ。
子どもの頃は、単純に「楽しい、面白い」と思って読んでいた雑誌に込められたメッセージを、今、あらためて大事に受け止めたいです。

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湖畔に建つ美術館は、宍道湖に沈む夕日がセールスポイント。冬場を除いて、閉館時間は「日没の30分後」というのがユニークです。
(この日はあいにくの曇り空で、夜には雨、やがて大粒の雹に変わりました)

芝生の上を点々と走り抜けているのは、「せんとくん」の生みの親、藪内左斗司さんが作った「宍道湖うさぎ」という彫刻。

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前から2番目のうさぎさんを触ると幸せになれるのだとか。そしてしじみをお供えすると、さらにご利益があるそうです。
…って、すべて後になって知りました…作品だから触っちゃいけないのかと思ってたヨ(泣)
これは是が非でも再訪しなければ!

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この日のランチは、蕎麦の栽培から手がけているこだわりのお蕎麦屋さん、「ふなつ」にて。
蕎麦の香りがワイルドに伝わる割り子そば、細切りの上品な味わいのざるそば、そしてごま油の風味がきいている玉子焼き、どれも絶品でした。蕎麦好きの夫も大満足で、こちらも再訪決定。

2012年3月23日 (金)

今週のお弁当

休暇、祝日、出張で、夫のお弁当づくりは今週、2日間のみ。

110323lunch1 3月21日のお弁当箱

にんじんとコーンのバター炒め
ブリの塩麹焼き
菜の花のからし和え
玉子焼き

いつものスーパーで、境港産の天然ブリがお買い得だったのでまとめ買い。切り身は塩麹をまぶしてラップに包んで一晩寝かせ、魔法のお皿でチンしてお弁当のおかずに。アラはブリ大根にして夕食に(o^-^o)

110323lunch23月22日のお弁当箱

鶏ささみともやしの胡麻和え
スナップえんどうの塩麹和え
さつまいもの甘煮
枝豆とれんこんのつまみ揚げ(冷凍食品)
玉子焼き

琴さんのレシピを参考にした塩麹和え、好評でした!緑のおかずの常備菜にこれから活躍しそう。ちなみに売り場の表示は「スナップえんどう」パックに貼られたシールは「スナックえんどう」謎はまだ続く…

去年、NHKでシーズン1が放映された時は3週目で脱落したのに、今週BSでシーズン2の一挙放送を見始めたらすっかりハマってしまった、米ドラマ「glee(グリー)」。

深夜12時から毎晩3、4回ずつのまとめ放送を見ているおかげで、湯冷めはするわ、夕方の大相撲中継は居眠りしてしまいいつも記憶がないわ(笑)
やや日常生活に支障が出ておりますが、楽しませてもらってます。

十代の高校生、しかもイジメられっ子や鼻つまみ者の集団という設定でも、皆がみんな自己主張の塊で一歩も後に引かないのにはビックリ。
アメリカって本当に我が強くないと生き抜けない国なのね…と驚かされる一方、Born This Way!と開き直っている様子は痛快で、何だか勇気づけられます。

皆で歌って踊ればとりあえず解決!ミュージカルの世界はやっぱりいいなぁ(・∀・)

2012年3月19日 (月)

インド氷

夫が午後から休暇を取って、所用で鳥取市まで行くとのこと。
鳥取に出かける機会があったら、ぜひ食べてみたいものがあったので、私も一緒に行くことにしました。

鳥取県の端から端へ移動するようなかたちになるので、ちょっとした日帰り旅の気分です。
職場から車で向かう夫と、行きは別行動で山陰本線に乗ってみました。
途中「浦安」という駅があって、えっ、千葉にワープしたか??とビックリ!(・oノ)ノ

待ち合わせて念願のお店で昼食をいただき、再び解散。
駅から鳥取城の付近まで、初めて訪れた街を気ままに散歩してきました(この日は風が強かったため、砂丘はパス)。

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鳥取民藝美術館。併設された童子地蔵堂は、外からはわかりませんが、四角い窓の一つひとつに色ガラスが入っていて、カラフルな光がたくさんの古いお地蔵様を照らしています。

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美術館に隣接して建つ、「たくみ工芸店」。焼き物をはじめ、因州和紙や布製品など、色々な民芸品が取り揃えてありました。

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鳥取城跡を見上げる、久松公園へ。お堀の石垣の向こうに見える洋館は「仁風閣」。月曜日は休館で中に入ることは出来ませんでした。

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歩き疲れて、cafe dropで一休み。
中国茶は、茶壷や茶海を使って淹れる本格的なスタイルで美味しかったです。黒胡麻のシュークリームと共に。
万城目学さんの「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」を読みつつ時間をつぶしていたら、終盤で涙がこらえきれなくなり困りました…

この日の夫の用事というのは、陸運局への車両登録だったのです。
夕食は日本海の美味しいお魚をたくさん食べて、やっと鳥取ナンバーがついた愛車で、100キロの道のりを帰りました。

…で、この日の私の主目的。
それは、以前テレビ番組で、待賢門院様壇れいさんが訪れていた駅前通りの喫茶店、「ベニ屋」さんを訪れ、名物メニューをいただくことでした。

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どこの街の商店街にもありそうな、静かな小さい喫茶店。看板メニューはこちらのカレーです。
夫は一番人気という、チキンカツカレー。私は普通のカレーをいただきました。
スプーンが紙ナプキンでキッチリくるまれているのが、昭和テイストで懐かしい!
濃厚でまろやかなカレー、揚げたてでサクっと衣が音をたてるチキンカツ…美味しかったです。

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そしてデザートに頼んだのが、こちら。
オールシーズンかき氷を出しているというこのお店でも、最も有名なメニュー、その名はインド氷!
(ちなみに私は練乳入りの「インドミルク」をいただきました)

その名称からはなかなか連想できないのですが(何だか辛そうな語感ですよね?)、正体はココア味のかき氷です。
テレビで見た時想像したとおり、チョコレート風味の冷たい甘さが、カレーを食べた後の口にベストマッチ!
まだ、歩いていても空気が肌を刺すような季節ですが、あっという間に完食してしまいました。

カレーの写真でお皿の横に写っているのは、お店に置かれていたイベントのリーフレットです。
来月7日から一ヶ月、民藝鑑賞と街歩きを楽しむ「とっとり今食×うつわ」という企画で、市内のお店ではとっておきの器とコラボした限定メニューが楽しめるようになるのだとか。楽しそう!

ベニ屋さんのカレーは、岩美の「延興寺窯」の器とコラボするのだそうです。

110319tottori7<おまけ>
鳥取駅のお土産コーナーで買ってきた「砂たまご」。玉子を因州和紙でくるみ、鳥取砂丘の砂を使って砂蒸しにした名物だとか。
翌日のお昼にいただきました。私たちの結論は「ふつうに美味しい固ゆで卵」( ´_ゝ`)…。

2012年3月18日 (日)

伊勢だより

従妹のあとむちゃんの家から、伊勢の美味しいものをたくさん届けてもらいました。

わぁ、久しぶり!と歓声をあげてしまったのが、伊勢うどん!

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極太で、「歯ごたえ」や「喉ごし」という表現とは対極の(笑)もちもちとやわらかい麺を、たまりじょうゆのタレでいただく伊勢名物です。

110318udon2_2届いた直後、早速お昼ごはんにいただきました。

ぐらぐらお湯を沸かす間に、うどんの中身をサッと用意。
私は、あらかじめ麺鉢にたれと刻みネギと玉子を入れておいて、上からアツアツのうどんを放り込み、かき混ぜてうどんの熱で玉子を半熟にする、「釜玉」風に食べるスタイルが好きです。
元からやわらかい伊勢うどん、ゆで時間に神経質にならなくてもいいのが大雑把な性格にはありがたい(笑)
せっかくだから、一緒に送ってもらった生めかぶを茹でて、鳥取産の長いももすって、とっておきの高知のかつおぶしも入れて…

110318udon3

われながら大満足の味!麺鉢の中の地域交流です(笑)

110318udon5ちなみに、パック入りで届いた生めかぶはこんな感じ。

熱いお湯にくぐらせた瞬間、鮮やかな緑色にサッと変わります。手品みたい!
めかぶそのものは、ブロッコリーの茎のようなゴツゴツとした形状だと思いますが、あらかじめ刻んであるのは簡単に調理できて便利です。

送ってもらった食材の中には、あおさも入っていました。
「新物」というラベルの貼られたあおさのパックが店頭に並ぶと、ああ春が来た!と実感したものでした。
自然の恵みで季節の移り変わりを感じるって、思えばとても贅沢なことですね。

110318udon4 伊勢うどんのたれを使った焼きうどんもオススメ(≧∇≦)

伊勢の名物、赤福の箱の中には、日替わりで木版画の「伊勢だより」が入っているのをご存知の方も多いと思います。
一緒に送ってもらった赤福、この日の伊勢だよりは、鮑取りの志摩の海女さんを描いたものでした。懐かしい三重、いつかまた遊びに行きます。

110318udon6

ごちそうさまでした!

2012年3月17日 (土)

苦海浄土

今日の新聞の一面に「原発防災 30キロ圏決定」という大きな見出しの記事がありました。

島根原発を中心に30キロの円を描く地図には、出雲や、私たちの暮らす米子も登場します。
「安定ヨウ素剤」とか、「緊急防護措置準備区域」とか、今まで縁のなかった言葉が、にわかに存在感を増してきます。

テレビで、原発事故の影響でひどい理不尽に耐えている福島の人たちを見る。この人たちに何の罪もないだろうに、と思う。
お金の動きが複雑な仕組みで絡まって広がっているこの社会では、「因果応報」のかたちもとんでもなくややこしくて、原因を作った側は守られ、悲惨な結果だけが思いもよらないところで頭から降ってきたりする…

少し前に読んだ、石牟礼道子さんの「苦海浄土」のことを、何度も思い出します。

米原万里さんの「打ちのめされるようなすごい本」というタイトルの書評本がありますが、読む者に憑く、と巻末の解説にあったとおり、本当に「打ちのめされる」すごい読書体験でした。
元々は、高校生の頃、何のきっかけだったか忘れたものの、社会科の先生が「おすすめの一冊」として紹介していたのを四半世紀近く(!)頭の片隅にひっかけていたのです。

「水俣病事件は、わたしにとっては<わたくしごと>の一部にすぎない。<わたくしごと>の一部をもって、公け事の陰影の中に入るのみである。」

熊本の一主婦だった著者が、公害の犠牲になった患者たちに寄り添いながら、40年をかけて書きあげた三部作です。

読んでいて、怖ろしさに何度も背筋が震えました。教科書で公害事件を習ったとき、誰もこんな風には教えてくれなかった、と。

患者たちは、お金で口を封じられる。工場に依存している地元は、企業の味方をする。見舞金をもらったことで、近隣から妬まれる。色々な第三者が「運動」に関わってくる中で、患者たちは立場を違えて分裂していく…

世の中が「便利」や「発展」を目指して大きく歪む時に、一番弱い層からは必ず犠牲が出るのか、それが人間の業なのでしょうか。
同じ公式が繰り返されていく中で、私も、加害者の側であることからは逃れられない。

私が読んだのは、三部作をまとめた河出の「世界文学全集」版です。二段組756ページ。いつものショルダーバッグに入れて持ち歩いたら、重さで肩を痛めました(!)

それでも、のめり込んで毎日読み続けたのは、長い間どうしても忘れられなかった先生の言葉、

「こんなに美しい日本語を読んだことがない」

というのを、私も実感していたからです。私にとっては、読めてよかった、と心から思えた一冊でした。

2012年3月16日 (金)

今週のお弁当

週の前半、久しぶりに雪が降り続く日がありました。山側に職場がある夫は、仕事帰りに車を積雪から掘り出していたそうですが、家の周囲は半日で銀世界から通常の街並みに戻り一安心。
そろそろ花粉や黄砂の方が気になりだしています。

110316lunch1 3月12日のお弁当箱

にんじんのナムル風
鶏もも肉の塩麹焼き
蒸しブロッコリー
玉子焼き

よく出てくる「ナムル“風”」ってなに?とのお尋ねが…ナムルの正式なレシピを知らないので“風”としていますが、鶏がらスープなど中華系の出汁で野菜を煮て、ごま油少々とすり胡麻で和えたものです。

110316lunch2 3月13日のお弁当箱

きんとき豆
大根と豚肉の青海苔炒め
枝豆とれんこんのつまみ揚げ
えのきだけとほうれん草のおひたし
玉子焼き

きんとき豆は既製品、枝豆とれんこんのつまみ揚げは冷凍食品です。おひたしの味付けは馬路村のぽん酢しょうゆlでゆず風味に。

110316lunch4 3月14日のお弁当箱

もやしの肉味噌炒め
春キャベツとほうれん草のベーコン炒め
しゅうまい(冷凍食品)
玉子焼き

試合中に緊急地震速報が入り、都内の揺れも中継することになった、サッカー、バーレーン戦。ロンドン五輪出場決定、おめでとうございますヽ(´▽`)/…しかし、自分は年をとる一方なのに、五輪代表はいつまでもU-23、ってフクザツな感じ(苦笑)マイアミの奇跡も遠くなりました。

110316lunch3_2 3月15日のお弁当箱

玉子焼き
大学芋
ネギのベーコン巻ソテー
ブロッコリーのチーズグラタン

大学芋はスーパーで買ったパック詰めの既製品で、夫のお気に入りのおかず。いつもは「おさつスティック」というラベルでお惣菜コーナーに並んでいるのですが、なぜかすべてのパックに「塩ゆで枝豆」というラベルが貼られていてビックリ。最新技術で枝豆をサツマイモ化していたんだったら怖い(笑)

110316lunch5 3月16日のお弁当箱

玉子焼き
蒸しブロッコリー
鶏の照り焼き、しめじ添え
さつまいもの甘煮

銀座のアップルストアで、iPadの行列を満面の笑顔で出迎える店員さんが、今朝の「カーネーション」に出てきたサトコロンドンのスタッフ、ミッキーにそっくりだった(・oノ)ノ!昨日からどのニュースでも特集していて、鳥取にいながらもう、銀座の新しいユニクロは制覇しちゃった気分です(笑)

水曜日のホワイトデーに、夫がチョコレートのお返しをプレゼントしてくれました。
「今年はクッキーにしたよ、ネットのランキングで人気みたい」
というコメントに、ワクワクしながら包みを開けてみたら、何やら質実剛健なダンボール箱…中身は

110316cookie_2
豆乳おからクッキー…ってこれ、ダイエット用クッキーですよね il||li _| ̄|○ il||li

いったい、何のランキングで検索したんだか、そもそもこのクッキーが必要なのはメタボまっしぐらのあなたでしょ!ヽ( )`ε´( )ノ

…と、私としては少々ビターなホワイトデーでしたが、いただいた以上はこのクッキーで薄着の季節までにダイエットを目指そうかと。そして半分は、夫に「残業のおやつはこれからコレで」と会社に持っていってもらいました。
(ちなみにランキング上位だけあって、このクッキーなかなか美味しいんです。それで食べすぎちゃったら意味ないのですが…)。

2012年3月14日 (水)

春ねぎ

今月に入って、ニュースで「春ねぎの初出荷」という話題を目にしました。
白ねぎが米子の名産品、というのは覚えましたが、ねぎは冬場の旬野菜、というイメージがあったので、「春のねぎは秋冬物よりやわらかくて甘い」というのは新発見でした。

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休日、夫が買出しに付き合ってくれる時は、車を出してもらって、仲買のお店が集まっている市場へ行きます。
魚も肉も野菜もお買い得で、新鮮です。規格外の品がまとめ買いできる青果店では、白ネギ15本198円、 なんていう日も(・∀・)♪

お味噌汁に鍋に薬味に、和食のおかずに色々活躍してくれるのはもちろん、リーキ(ポロ葱)のように洋風の料理にも使い出があって、助かります。
毎冬、必ず何日かは風邪で寝込む私が、今年は割合に元気にしているのは、やっぱりねぎ効果?

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ポトフ風にことこと煮込んだり

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ホワイトソースでグラタンにしたり

以前、古今亭志ん輔さんの高座で「二番煎じ」を聞いた時、寒い夜にアツアツのお鍋を急いで食べたら、ネギの真ん中のところがスポン!と抜けて喉に張り付いて、アチチチ…!と悶絶する、という描写があって、気の毒ながらもお腹を抱えて笑いました(*^m^)

関西の青ネギも美味しいものですが、この場面は白ネギの甘い味わいを思い出さないと、伝わってこないものですね。

なお、米子市の公式イメージキャラクターはネギをモチーフにしたヨネギーズですが、ご当地ヒーローも存在します…その名も「ネギマン」
…色々絶句(;´д`)。

*****

おかげさまで、ブログが14万アクセスを超えました。いつも遊びに来ていただき、ありがとうございます。コメント欄や、メール、SNS等で反響をいただくことも、継続の励みになっています。感謝です!忘れっぽくなる一方の自分のためにも(笑)これからもマイペースで続けていけたらと思っています。

2012年3月12日 (月)

柳家三三で北村薫。

3月11日は、早起きして神戸へ向かうバスに乗りました。

日本中が、震災の犠牲となられた方を悼んで黙祷を捧げたあの時間、兵庫県立芸術文化センターのホールで、この方の話芸に聴き入っていました。

110311rakugo1

北村薫さんの初期の代表作、「空飛ぶ馬」をはじめとした“円紫さんと私”シリーズ。
女子大生の「私」と、落語家の「春桜亭円紫」が探偵役となって、周囲で起こる辻褄の合わない出来事の謎を解き明かしていく連作は、繰り返し読んだ大好きなミステリです。

私が実際に「落語を聞きに行ってみよう」と思うようになったきっかけはTVドラマでしたが、それより遥か以前、「落語って奥深くて、面白そう…」と初めて興味を持ったのは、この本に出会った時でした。
ストーリーの軸に落語のあらすじが絶妙にからんでいると同時に、落語好きの主人公の目を通して、落語家がいかに決まった噺に独自の解釈や工夫を加えるか、その魅力も十分、伝わってきます。

だから、大好きな柳家三三さんが、このシリーズを題材にとりあげた、というのは、目を疑うような嬉しいニュース!
…だったのですが、地方在住の哀しさ、とにかく会場が遠い…(;´д`)トホホ
休日に日帰りできる場所での上演ということで、やっとこの日、機会を待ち続けた夢が叶ったのです。

今回は、本に収められた「砂糖合戦」という小説が、一人語りで演じられました。
中入りの後は、小説の中で取り上げられる「強情灸」という落語が。
一粒で二度美味しい上に、終演後は著者の北村さんと三三さんのトークコーナーもあって、ファンとしては本当に贅沢な、遠出の甲斐がある時間でした。

ちなみに、小説を語る部分では、三三さん、普段の和服とは打って変わって、スーツ姿で台に腰掛けて、というスタイル。
高座に出入りする時の、お囃子にのってヒョコヒョコ、何ともいえない不思議な歩き方をされるのが有名な特徴なのに、靴だと普通に歩くんだ…(笑)というのが、新たな発見でした。

この日の会場では、黙祷も募金も特に行われなかったものの、入場者に配布されたパンフレットにあったこの一文は、皆に共通する心情だったと思っています。

「作品自体は、震災に関わるものではまったくありませんが、ひとつの舞台が予定通り上演されるという当たり前の日常を、しっかり心に刻もうと思います。そして、今なお数々の苦難に向き合っている、東北の方たちのことも。」

***

会場へ行く前に、「グリル一平」でランチタイムを。神戸でクレイジーケンバンドのコンサートを聴くと、いつも剣さんが「新開地のグリル一平!最高!」を連呼するので、一度は行ってみたい…と思っていましたら、三宮にも支店が出来ていましたヽ(´▽`)/

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ニューアルバム「イタリアンガーデン」の1曲目のタイトルにもなっている(!)メニュー、「マカロニ・イタリアン」を迷わず注文。

鉄板の上で、デミグラスソースたっぷりのマカロニが玉子と一緒にジュウジュウ言っています。(ちなみにバージョン違いで、スパゲッティ・イタリアンもありました。子どもの頃、世界にはスパゲッティはナポリタンとイタリアンしかないと信じていたなぁ…)

マカロニをおかずに白いご飯をいただきたくなるような、濃厚な味でとっても美味しかったです!今度行ったら、オムライスかメンチカツに挑戦したいな。

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大満足で、時間をつぶしに入ったドトールにて、まさかの剣さん発見。プロモーション、がんばっておられますね。とってもいい曲がそろったアルバムなので、私もヒットを祈念!

2012年3月 9日 (金)

今週のお弁当

今週の夫は大残業ウィークでした。
どんなに仕事で遅くなっても、夕食は職場では食べない主義(その代わり、お菓子のつまみ食いはすごいみたいですが・汗)なので、「お弁当はガッツリ、夕食はあっさり」を連日心がけたつもり。

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長芋とベーコンの青海苔炒め
椎茸のグリル
豚のしょうが焼き
玉子焼き

大好きな、肉厚の生椎茸がスーパーに出回っていましたヽ(´▽`)/
傘の裏側に塩こしょうし、少しオリーブオイルをたらして、じっくりグリルで焼くと最高!私だけは出来たてアツアツをいただきましたヾ(´ε`*)ゝ

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ほうれん草の胡麻和え
椎茸とにんじんのオイスターソース炒め
鯖の味噌煮
玉子焼き

前夜、なでしこジャパンvsアメリカ戦を観戦して夜更かししましたが、勝利の余韻に元気良く起きられました。
(でも鯖の味噌煮は、以前まとめて作って冷凍しておいたものですが…自家製冷凍おかずは身を助ける!)

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蒸しブロッコリー
枝豆とれんこんのつまみ揚げ
高野豆腐とにんじん・椎茸の炊き合わせ
玉子焼き

枝豆とれんこんのつまみ揚げは冷凍食品です。
急に気温が春めいてきて、最高気温が10℃を超えたら周囲は一斉に春の装い…ダッフルコートにムートンブーツの私、ショッピングセンターで完全に浮いてました(苦笑)

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肉じゃが
ブロッコリーのおかか和え
塩鮭の焼きほぐし
玉子焼き

この日の午後、いとこから携帯に着信。出てみたら、電話の相手はいとこではなく、彼女の甥っ子くん。時々遊んでいた私を覚えていてくれて、なんと彼女のスマホを自分でいじって電話をしてくれたそうです。イマドキの3歳児ってすごい!私、42歳でもタッチパネルうまく扱えないのに…

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玉子焼き
根菜入りマヨバーグ
豚肉としめじ・ブロッコリーのオイスターソース炒め
二色プチトマトのソテー

今週の特命業務は無事終わったようで、夫から6時過ぎに「今から帰る」と電話がありました。
思わず「えっ?そんなに早く?」と口走ってしまって、ごめんなさい…まだご飯の支度を始めてもいなかったil||li _| ̄|○ il||li

110309book 書店でこちらの本を買ってきました。
「ふんばろう東日本支援プロジェクト」の代表、西條剛央さんが活動について記した「人を助けるすんごい仕組み」。
本の印税全額と、出版元の売り上げの一部が復興支援活動に寄付されます。

震災関連の書籍を集めたコーナーで、この本の隣に「震災であった本当に泣ける話」とかいうタイトルの本が並んでいて、何ともいえないイヤな気分になりました…あの日を境に起こった数え切れない悲劇を、安っぽい感動の材料に貶めていいはずはないのに。

何ひとつ失わず、あの日、地震の揺れさえ感じなかった私に、「節目」という言葉を使う資格はありません。
信じ難い情景を目にして、恐怖と無常感に打ちのめされそうな中、出来ることを探して行動することで、結局のところは自分を励ましていた気がします。
どんなに小さな支援でも、やらないよりはマシと信じて、細々とでもつなげて、忘れないこと…それだけです。

2012年3月 7日 (水)

海神別荘

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シネマ歌舞伎で続々公開中の、泉鏡花三部作。
前回観た「天守物語」は、天守閣の最上層に住む、異界の者たちのお話でしたが、今度の舞台は深い深い海の底。

海中の世界に君臨する公子(お姉さんは乙姫さまらしい)。
有り余る海の幸と引き換えに生贄として捧げられた美女が、彼の元へ「お輿入れ」にやってくる…という、これまた夢のように美しいおとぎ話です。

陸から来た美女と、海の宮殿に住む公子。
これまで相容れない世界に住んでいた二人の心は惹かれあうようでかみ合わず、ついに決定的な破滅が…?と思わせた瞬間に訪れるどんでん返し。

その展開に説得力を持たせるには、公子役の気高さ、強さ、美しさが必須条件!
海老蔵さん、その点本当にはまり役でした。あんなに大きな目が、ここぞという場面では一瞬のまばたきもしない…じっと観ているこちらの方がドライアイになりそうな(笑)
私生活ではやんちゃしていても、お役の上では気品を十二分に表現できるというのは…やっぱり、お育ちの良さがなせる技なのでしょうか。

映画は、2009年の歌舞伎座さよなら公演を撮影したものですが、私はそれより9年前に舞台を観ています。

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当時のパンフレット。よく見たら今のポスターも同じ写真だった…

リニューアルしたばかりの日生劇場は、天井も壁面も曲線が多用され、何の材質なのか細かいモザイクがキラキラ光って、それこそ劇場中が海の底のようでした。
自分も小さな魚になった気分で、うっとりと美男美女に見とれたのをよく覚えています。

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当時はまだ襲名前だったんですね。また「海老玉」コンビが舞台で観てみたいです。

2012年3月 4日 (日)

桂吉弥 落語会

桃の節句のお出かけは、久しぶりの落語鑑賞でした。

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会場は、島根県安来市。米子は鳥取と島根の境目といってもいい場所なので、隣の県といっても車の移動時間は30分足らずです。

会場の市民会館に着くと、おそろいの「桂吉弥後援会」の法被を身に着けたロマンスグレーのオジサマ達が、大勢で受付に並び、もぎりをしたりグッズを売ったり。

上方落語の本拠地から遠く離れたところで、こんな熱心なファンの方たちがいるのか…と驚いたのですが…
実は吉弥さん、奥さまが安来市のご出身という関係で、「安来ふるさと大使」にも任命されているのだそうです。

縁の深い場所での落語会は、地元の後援会の方たちに支えられてずっと続いてきたようで。
(去年までは予算の関係でCDでしたが、今年はお囃子さん連れてきました…と、嬉しそうに高座で報告されていました)
落語会の前には後援会長さんのご挨拶を拝聴し、四席たっぷり楽しみました。

<演目>

 桂 鯛蔵  「子ほめ」
 桂 吉弥  「尻餅」
  -仲入り-
 桂 紅雀  「替り目」
 桂 吉弥  「愛宕山」

NHKの朝ドラ「ちりとてちん」でファンになった吉弥さんはもちろんですが、この日ご出演の紅雀さんも、大好きな噺家さんの一人です。

舞台に登場した瞬間から、落語が終わって舞台裾に引っ込む最後の一瞬まで、機嫌の良い風情で、客席のこちらの気持ちをなごませてくれる明るさ。いつも、見ていてホッとするのです。
(「綾鷹」のCM、日本全国綾鷹試験・落語家さん篇に、ちらりと登場していらっしゃいます)

吉弥さんも、いつ見ても安心して笑わせてもらえる、品質保証お墨付き、という感じの安定感。今回も堪能いたしました。
人間国宝・米朝師匠のお供で祇園の花見小路に行く話、何度も聴いたけど、いつ聴いてもホントにおかしい、大好きなマクラです。
お餅つきの音を手を叩いて表現したり、山登りの様子を座布団上の動きで見せたり、落語も身体表現が大事な芸術なんですね。

ところで安来といえば、どじょう掬いの安来節が有名です。
途中で渡った橋のたもとの一見モダンなオブジェも、よく見たら…

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アラエッサッサ~

2012年3月 3日 (土)

ひな祭りの着物

雛人形は実家に置いたきり、この頃はちらし寿司も蛤のお吸い物も作らなくなってしまって、ひな祭りの行事はすっかりわが家とは無縁のものになっています。
でも今年は、たまたま出かける予定もあったので、桃の節句に合わせておめかししてみました。

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薄紫の角通しの江戸小紋に、水玉刺繍の名古屋帯。帯締めは紫とベージュの二色使いになっている丸唐組です(何だか写真のピントが合っていません、ついにカメラも換えどきでしょうか…つД`))。

知り合いから譲っていただいたものの、あまりにピンク!な感じに気後れして奥にしまいこんでいた、飛び絞りの帯揚げ。初めて使ってみました。
チラリとのぞく花くらいなら、アラフォー女子(失笑)でも許されるかな?桃の花じゃなくて完全に梅ですけど…

先日読んだ、宮尾登美子さんの「」の中で印象的だった、登場人物の言葉。

女が着物着るとき、何が嬉しいか判りますか。
帯結ぶときどすえ。
体に巻きつけてうしろで引抜き、きゅうと締めあげるとき、何ともいえん心地どす。
襦袢着て腰紐で決め、その上に伊達巻まいてぽんと胸叩く、『さあこれでどんなええ帯でもかかっておいなはい、わての体が待ってまっせ』て、こんな気持どすなあ。
そして好きな帯をまたぎもって体に巻きつけるとき、ほんまにええ心地どすわ。
結び終えて鏡で眺め、ぴったり形良う仕上ってたらとびとびしたいほど嬉しおすやんか。

昨年末からの引越し騒動で、気がつけば着物に袖を通すのは4ケ月ぶり。
やっぱり細かいところで段取り悪く、戻ってはやり直しも度々でした。
そんな私でも、着付けの手順で一番好きなのは、帯を結び終えるあの瞬間かも…と思います。
最後の一行、この感覚わかるなぁ…(わぁ、ひん曲がってる!と焦ることの方が多いけど)。

今のマンションは和室があって、着たり畳んだり、ということが以前よりしやすくなった分、怠けずに着物とのお付き合いも続けていきたい…と改めて思いました。

2012年3月 2日 (金)

今週のお弁当

週の後半に夫が出張に行き、お弁当づくりは3日分。

110302lunch1_22月27日のお弁当箱

ささがきごぼうとにんじんのキンピラ
ピーマンのしょうが醤油炒め
鶏もも肉の塩麹焼き
玉子焼き

この頃話題の塩麹、スーパーに山積み状態なのを見てとうとう購入しました。
前の晩からビニール袋で塩麹に漬けておいた鶏ももを、フライパンで蒸し焼きにしています。お肉がやわらかく仕上るので、お弁当には非常にいいかも!(私は半熟卵につけるのもお気に入りです)

110302lunch2 2月28日のお弁当箱

玉子焼き
スナックえんどうの豚肉ロール
にんじんの甘煮
エリンギとピーマンのオイスターソース炒め

「スナック」えんどうが正しいのか、
「スナップ」えんどうが正しいのか、
この季節になるといつも悩んでいる気がする…(そして人の意見を聞いても忘れる…)┐(´-`)┌

110302lunch3_2 2月29日のお弁当箱

三色野菜(にんじん、もやし、ほうれん草)のナムル風
里芋と鶏肉の炊き合わせ
クリームコロッケ
青ねぎ入り玉子焼き
*コロッケは既製品です

4年に一度巡ってくる閏日、今年は待ちに待った、Crazy Ken Bandニューアルバムの発売日!張り切って予約したのに今日になってやっと届いた…そんなに鳥取って陸の孤島(/□≦、)?

アルバムタイトルは「イタリアンガーデン」。

タイトルは、本牧にあった伝説のレストランの名前に由来。
私はさすがに行ったことがありませんが、米軍基地があった頃の名残をとどめた、アメリカンなスポットだったそうで…

戦後、山下公園は進駐軍に接収されていたし、当時は近所のおばさん達が、駐留家族のおうちにメイドさんとして働きに行っていた、と母から聞いたこともあります。公園のフェンス越しに見る生活のすべてが圧倒的に豊かで、それがどんなに衝撃的だったか…とも。横浜もかつては基地の街だったんですよね。

このアルバム、「オレに任せろ~♪」という、お掃除ロボット「新・ルンバ」のCMソング(タイトルは“不良倶楽部”)が収録されているので、繰り返し聴くと購買意欲がそそられそうでちょっと怖いです(笑)

110302akafuku_2前任地に出張していた夫のおみやげはこちら!

久しぶりに食べるとやっぱり美味しい♪

2012年3月 1日 (木)

孤食の愉しみ

朝食は夫が出勤した後、のんびり新聞を読みながら食べるし、夫が残業で遅い時は、さっさとお先に夕食を済ませます。
お弁当の残りおかずで済ませる昼食も含めて、そんな具合で今、かなりの割合で食事は一人でとっているのですが…
食べるペースが並外れて遅い私にとっては、好きなだけゆっくり出来る「孤食」も結構、いいものだったりします(笑)

ただ、食べさせる相手の夫が出張などでまるっきり不在の日は、わざわざ一人分の料理を作るのがどうしても億劫な日があって…
でも、手抜き料理やファストフードでは哀しい。

そこでこの頃気に入っているのがこのパターンです。近所のセレクトショップ兼カフェへ行き、本など読みつつティータイム。

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嬉しいことにマリアージュフレールの紅茶が揃っています。
マンダリンジャスミン、爽やかな香りで大好き。

ショップのスペースにはデリが併設されていて、帰りがけ、そこでボックスに詰めあわされたセットを買って夕食、という次第です。

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メニューボードを眺めているだけでお腹がすいてくる…
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こちらが中身。ドーンとボリュームのある雑穀入りごはんで、量的にも大満足です。
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ショップのある商店街。戒厳令下ではありません。フツーに平日の夕方の光景。

シャッター銀座となった侘しい街角のところどころに、昔ながらの商店とイマドキ風のショップがひっそり混在している、というのは、いまやどこの地方都市でも見られる風景なのでしょうか。
ここも決して例外ではないのでした…。

*****

話は変わって…
実家の母から、「ちょっと、報告しておきたいんだけど」と、珍しく暗いトーンの電話がかかってきました。

ある夜、自宅に見知らぬ人物から電話があり、怒声と共に
「自分が探している××という人物を匿っているはずだ。出さないとただではおかない」
という意の、まったく身に覚えのないことをまくしたてられたらしい。

口では負けていない性質の母は、そんなこと知りません、と一方的に電話を切ったらしいのですが、そこからが大変なことになったそうで…
電話のベルは鳴りっぱなし、出れば当の相手が「放火してやる、ただでおかない」と怒鳴りまくる、そのうちに頼んだ覚えのないカレー10人前(!)やら何やら、大量の出前が家に届き始め、警察に通報しても
「今の段階ではパトロールくらいしか出来ることはないので、怖かったら電話に出ないで家を空けてください」
と言われてしまったとか。

耐えかねて外に泊まることにして、電話線を抜いて外に出た時、家の前には呼んだ覚えのないタクシーがずらりと停まっていたそうです(lll゚Д゚)
母いわく
「でも、出前の人もタクシーの人も、悪いけどうちじゃ頼んでないんですよ、って言ったら文句も言わずに帰ってくれるのよ。この頃は、こういうイタズラって慣れてるのかしらねえ」。

結局、騒動はこの夜一晩きりで終わり、翌日以降は何の音沙汰もなかったそうですが…
たまたま父が仕事で家を空けていて、一人で見知らぬ相手の強烈な悪意にさらされた経験は、心臓に毛が生えているわが母もさすがにダメージが大きかった様子。
何でこんなことになったのか原因も見当がつかないし、時間が経っても、まだ気持ちが重いのよ…とぐったりしているようでした。

一人は気まま、でも独りは色々大変で、途方もない強さを要求されるしんどさもある。あれこれ考えて、私までドッと落ち込む一件でありました。

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