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2012年2月21日 (火)

カーネーション

昨秋から夫婦で夢中になっている、NHKの連ドラ「カーネーション」。

主人公の糸子も五十路を越えて、デザイナーとして活躍する娘たちを見守りつつ、自らの老い、引き際に向き合う局面を迎えました…
見事な演技で毎朝楽しませてくれた、主演の尾野真千子さんももうすぐ主役交代。寂しいです。

夫婦でドラマにハマったのは「ちりとてちん」以来のことで、以前大阪へ行った時に、ロケ地になった高島屋(日本橋東別館)をわざわざ見に行ってしまったくらいでした。

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「ちりとて」もそうでしたが、なぜか私が好きなドラマは大抵視聴率が伸びない(笑)でも、「カーネーション」は好調で、映画監督や評論家からも絶賛されているのを色々な機会に目にします。

映画20本分くらいに相当する長いドラマのクオリティを保ち続けるのは大変なこと。その点、「ずっと見続けて得をした」と思わせてくれるこの作品は、やっぱり名作だと思っています。
コップ酒で晩酌しながら娘にからむ、前代未聞のヒロインの姿に、そのお父ちゃんの面影を透かしてニヤリとしたり…
テレビの向こうにいる人たちなのに、長い付き合いのご近所さんみたいに、歳月がもたらす成長や老いに一喜一憂しています。

大人の女性がまだ日本髪だった大正時代から、戦争を経て昭和まで。移り変わるお茶の間の風景やファッションも見ていて飽きません。(特に着物のコーディネートはどれも素敵でした)
そういえば私が子どもの頃、母が読んでいた「ミセス」の巻末にはファッションページの服の型紙がついていたし、同級生に洋裁店の子もいたし、一緒に暮らした祖母はいつも着物に割烹着。小さい頃から鼻炎持ちだった私のために、おばあちゃんの割烹着の袖には、くしゃくしゃと柔らかくしたチリ紙が常備されていました(!)
そんな風に、もう会えない懐かしい人たちを、色々思い出すドラマでもあるのです。

脚本の渡辺あやさんが手がけた映画「ジョゼと虎と魚たち」は、公開当時、珍しく映画館で2回見たほど好きな作品でした。
田辺聖子さんの原作と、ラストの展開が180度違うのですが、人の至らなさ、弱さを直視して逃げないこの人の本領は、今回のドラマでも十分発揮されていて、今後の展開が楽しみです。

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この度Part2が発売された「カーネーション ドラマガイド」
ブログをリンクさせていただいている、1go1exさんが製作に関わっていらっしゃいます。

私もPart1に続いて2を購入したのですが、今後の展開を楽しみにしたくて、いわゆる「ネタバレ」を目にしてしまう怖さにまだ中身を見られず…
すべての放送が終わった後で、じっくりと余韻に浸りつつ読みふけるつもりです。ドラマの衣装紹介やセットの細部の解説があるそうで、ページをめくる日が楽しみでもあり、最終回がくるのが悲しくもあり。複雑な心境です(苦笑)

ちなみに、渡辺あやさんと尾野真千子さんが「カーネーション」以前にタッグを組んだ名作「火の魚」が、3月3日にBSプレミアムで再放送されるそうです。

様々な賞を獲って度々再放送されたドラマですが、私は1度見たきりで録画の機会も失っていたので、嬉しいニュース。
ドラマの一番最後に原田芳雄さんが語るモノローグ、一回しか聴いていないのに強く心に焼き付いて、原田さんの訃報に接した時に真っ先に甦った言葉でした。おすすめですよ。

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

「カーネーション」私も大好きです。
最近は出張も多くなかなか普通の放映時間には見られないので、土曜日に1週間分まとめて見ることが多いです。主題歌もこれまでの連ドラにはない曲調ですが、これも好き!月曜バージョンは長いんですよね~。その昔、同じ職場に居た頃は、好きなドラマの話で盛り上がったものですが、今はあの時のように盛り上がれる人も少なく、寂しい限りです。私もドラマガイド買ってみよっと!
カーネーションのお父ちゃん役・小林薫が主演していた「深夜食堂」(東京では深夜に放映していた30分もののドラマ)もなかなかいいっすよ。夜12:00~朝7:00まで材料さえあれば客のオーダーで料理を作ってくれる食堂の店主なわけですが、やくざのアンちゃんが「赤いウインナーあるか?」と聞くと「んじゃ、タコの形で焼いてやろうか」と返す。色々な人がやってきて色んなもん注文するんですが、これが旨そうなの!

>NCさん

コメントありがとうございます!そうそう、あの頃みたいに机を並べていたら、毎朝NCさんとどれだけ楽しく語り合えたことやら…しばらく仕事にならない可能性大?(笑)
主題歌も好きだし、あのミシンだんじりに乗るお人形さんが可愛らしくて、オープニングが本当に気に入ってました。ドラマガイド(1)によれば、あのお人形もオールCGだそうですが。
「深夜食堂」、評判だけは耳にしてますが、見たことがないんです。DVDを探してみようかな。
「ふぞろいの林檎たち」の頃から大好きだった小林さん、あの理不尽な父親を見事に演じきってましたよね!

ドラマガイドをご紹介くださいまして、ありがとうございます。
ネタバレの心配はないですよ。
というのは、この本を制作していたとき、できあがっていた台本は20週(聡子がテニスをやめて、洋裁をやると言い出すところまで)まででしたし、そこまでの内容をもとにして作っているからです。
スタジオのセットはまた変わりそうですし、セットを紹介したページなどは今のうちにごらんになったほうがおもしろいと思います。
そういうわけですので、安心して(笑)読んでください。

>1go1exさん

えええー!それは貴重な情報をありがとうございます、うれしい!
早速、熟読してみますね。確かに、セットの情報などはドラマを見ながらの方が楽しめそうです。
それにしても、長丁場のドラマは本当に、撮影と同時進行で色々なことが進んでいくものなのですね。
最近は懐かしい回想シーンが増えてきて、朝から涙腺がゆるんでこまります(苦笑)

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