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2017年9月 2日 (土)

CKB20周年&サリサリカリー

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いつだって私の「心の兄貴」、横山剣さん率いるクレイジーケンバンドは、今年が結成20周年。

9月2日土曜日。
心配された台風に直撃されることもなく、青空が美しい赤レンガ倉庫の特設ステージで、記念イベント「CRAZY KEN BAND 20th ATTACK!CKB[攻]」が開催されました。

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お祭り騒ぎの会場では、アメ車やハーレーダビッドソンの展示あり、グッズ販売あり、フードコーナーあり。
腹ごしらえにシンガポール鶏飯を購入しましたら、特製の海苔を逆さまに乗っけられてしまってちょっと残念(写真用に手直ししたら、ご飯粒がくっついてしまいさらに残念…)

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マーライオンが鎮座する野外ステージ。客席には心地良い海風が吹いていて、寒すぎずもちろん暑すぎず、とても居心地のよいコンディションでした。
(ただ、ステージの上はもろに強風を受けて、演奏する側はとても大変だったそうですが…)

海沿いの通路を、メンバーがそれぞれバイクやベスパや人力車(!)で登場した瞬間から、花火で締めくくられたラストまで。
空がだんだん色を変えて暮れていき、月が上り大桟橋が港の夜景にかすんでいく、そんな移り変わる眺めも込みで、上質の音楽に身を委ねて楽しみました。

CKBが結成され、日本がワールドカップ初出場を決め、街には安室ちゃんの『CAN YOU CELEBRATE?』が流れていた20年前は、私達夫婦が結婚した年でもあります。

このブログを書いている9月20日、安室ちゃんは引退を発表しましたが、「30年、40年と頑張ってまいります!」というCKBも、私達夫婦も、引き続き息の長い活動を続けていけますように…

今回の記念イベントを観に遠征してきた従妹が帰宅する日、CKBのギタリスト、小野瀬雅生さんが絶賛しているカレーを食べに六角橋へ出かけてきました。

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個性的な看板がいやおうなしに目を引く、「サリサリカリー」。(←リンク先の公式HPも独特の世界です)

メニューは、水を一切使わないというカレーと、サラダとチャイの3点セット¥1,000のみ。

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紙ナプキンにはこんなコピーが書いてありましたが、ホロホロと口の中でほどける骨付き肉の味わいは絶品で、スパイスの風味も辛すぎず深みがあり、とってもおいしかったです。好奇心が良い結果を生んだランチでした(笑)

2017年8月27日 (日)

フレンズオンアイス2017

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夏の終わりに、荒川静香さんプロデュースで開催されるアイスショー「フレンズオンアイス」。
トリノ五輪の金メダリストとなって、華々しくプロスケーターへの道を歩み出した荒川さんが立ち上げてから、早12年目…
平昌五輪のシーズンが目前に迫った8月末、一度は現地で観たい!と思っていたこのショーにやっと足を運ぶことが出来ました。

リンクと客席の距離が本当に近い(それゆえに、真夏というのに芯から凍える)、新横浜スケートセンター。

今年の出演スケーターの顔ぶれはというと

荒川静香、本田武史、髙橋大輔、佐藤有香、鈴木明子、安藤美姫、メリル・デイヴィス&チャーリー・ホワイト、本郷理華、宇野昌磨、イリヤ・クーリック、シェイリーン・ボーン、村上佳菜子、イリーナ・スルツカヤ、ジェレミー・アボット、ステファン・ランビエル、チン・パン&ジャン・トン(順不同敬称略)

…といった感じ。
現役の選手は宇野くんと本郷さんだけで、ソチ、バンクーバー、トリノから長野五輪(!)世代のスケーターまで…平均年齢を考えると驚きのメンバーです。

本田さんに至っては小学生のお嬢さんと一緒に滑られていて、皆すっかり立派になっちゃって、と遠い目になってしまいました。
が、何より感動的だったのは、現役を退いて年月を重ねたスケーター達のプログラムが、それぞれの持ち味はそのままに、さらに円熟味を増していたこと。

本当にどの選手のプログラムも素晴らしかったのですが、中でも涙が出るほど感動したのは、中国のチン・パン&ジャン・トンがミラーボールの光の中で滑った「ムーンリバー」でした。

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このお二人です。
私は秘かに「氷上の佐々木蔵之介」と呼んでいる(笑)

実生活でご夫婦でもあるこのペア、どんなプログラムでも「愛がダダ洩れ」という感じのラブラブな演技にうっとりさせられてしまうのです。
去年第一子が誕生し、ブランクを経てもなお、変わらないロマンティックな滑りは健在で。ご利益がありそうな、幸せのおすそ分けをいただいて胸が熱くなりました。

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私が鑑賞した日曜日の夜には、5月に上演された歌舞伎とフィギュアスケートのコラボ「氷艶」がテレビ放映されるというお楽しみもありました。

会場で目撃した時の驚きと興奮は、特に大ちゃんファンには未だに消えない炎となっているようで…フレンズオンアイスの会場にも、義経様宛のスタンド花が色々と贈られていました。

もちろん私も、昼間の感動もさめやらぬまま夜はテレビにかじりついておりました。

長年、好きで見続けていたフィギュアスケート。競技としては時代と共に様々に変化、進化をしていて、その面白さは素直に認めているのですが。

一方で、ベテランスケーターのアイスショーと、前代未聞の異ジャンルとのかけ合わせを一日のうちにじっくり見て、これからは、競技の第一線を退いた後のスケーターにも、様々な活躍の場や選択肢が増えていく可能性を感じました。
採点やメダルとは無関係の、その世界にこそ、私が観たいスケートが待っているようにも思われ。
私もがんばってチケット代を稼ぐから、皆怪我なく、末永く氷上で舞い続けてね…と、心の中で誓った次第です。

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テレビカメラで、ホッケー用とフィギュア用、二種のスケート靴を履きこなした市川笑也さんの足元もばっちり、観られました。大ちゃん義経は別格として、この岩長姫さまは忘れられないキャラクター!氷艶のプロジェクトも、ぜひ続いてもらいたいと願ってます。

2017年8月26日 (土)

髑髏城の七人 Season鳥

劇団旗揚げから三十数年が経っているとのことですが、私には今に至るまでご縁がなかった(正直、食わず嫌いもあった)、劇団☆新感線の舞台。

とはいえ、凄いんだ!必見なんだ!という評判は、長年にわたって周囲にこだましていた訳で…
冥途の土産に一度は足を運びたいものだ、と思っていましたら、話題の舞台「髑髏城の七人」を鑑賞する機会が巡ってきました。

ニュースの現場にもなっている豊洲、ウォーターフロントの吹きっさらしに、こんな風に劇場「ステージアラウンド東京」が佇んでいます。

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人気作、話題の公演だけあって、先に足を運んでいたお友達も多く、絶賛の声とあわせ
「劇場のまわりは、本当になんにもないから!」
という情報をもらっていたので助かりました(しかし想像以上だった…人の気配のない豊洲市場の建物も、何だか異様な雰囲気でした…)。

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花鳥風月、バージョン違いの出演者と演出で、円形の客席を360度舞台が取り囲むという、斬新な上演スタイル。
ファンでなくとも、お祭り騒ぎのワクワク感が高まります。
友人に誘われて足を運んだのは、第二弾となる「鳥」公演。阿部サダヲ、森山未來、早乙女太一、松雪泰子などが主なキャストです。

初めての出会いというのは後にも先にもないのだから、こうなったら中途半端な予備知識はナシで、真っ白な状態で体感しよう!と決め、あらすじも何も知らない状態で鑑賞。

事前情報を入れなさ過ぎて、「客席が動くステージアラウンド」の意味を全然理解しておらず、上演開始後に“ゴトンッ”とイスが動くのに驚いてしまったのは、お恥ずかしい限りでした(汗)
客席の方が回っていくことで、舞台装置の転換を待つ必要もなく、移り変わる場面を次々に楽しめる斬新な劇場だったわけで。

暗転の間も絶え間なく動き回る俳優たちと、プロジェクションマッピングの演出もあり、ノンストップで観ている側もストーリーを共に駆けていく感じで…
なるほどこの手があったのか、と興奮しました。

この人物が実はこういう人でした、この出来事は実はこういうことでした、と、繰り返されるどんでん返しの一つひとつに、心地良く驚かされ、物語の世界にぐいぐいと引き込まれ。

メインキャストはもちろん、池田成志や梶原善ら、脇を固める舞台役者がさすがの手腕で、笑って泣いて、鳥肌が立って。
躍動する身体の放つ魅力ってすごいな、と改めて演劇の魅力を感じました。

興奮の極みでさらに追い討ちをかけられたのが、終演時のカーテンコール。
それぞれの役者が、各々の見せ場の舞台装置を背景に、観客の拍手を受けるのです。

役者が次々に登場してくるのではなく、観客の方がそれぞれの名場面を回転して巡りながら追想していくわけで、映画のエンドクレジットならともかく、通常の舞台では絶対に不可能なこと。

一切の余白をなくしたサービス精神で、これでもか!というほど楽しませてくれるこってり感の気持良さは、病みつきになるのもよくわかります。

初演から20年以上、新しいキャストで趣向を変えて上演され続け、その都度観客を魅了しているという「髑髏城の七人」。よく考えたら、このスタイルは日本の伝統芸能そのままで、「いのうえ歌舞伎」とはよくぞ言った。

新しく、魅力的な世界の扉を開けることが出来て、同行者と「なんと価値あるお金の使い方!」と大満足で家路に着いたのでした。

2017年8月22日 (火)

藤城清治美術館

宇都宮在住の同級生から、夏休みに遊びにいらっしゃいと誘ってもらって、息子と二人、一泊二日の旅に出てきました。

夏期休暇のスケジュールを合わせてくれた友人が案内してくれた宿泊先は、榛名山のふもとにある宇都宮市の施設「冒険活動センター」。
学校のある期間は、主に市内の小中学生が研修で利用するそうで、広大な敷地の中にロッジが点在する贅沢な空間でした。

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あいにく夕方から雨になってしまい、街灯もない闇の中、傘をさして食事や入浴のために長い道のりをそれぞれの建物へ歩いていくことになったのですが…
懐中電灯係を託された息子が大はりきりだったこともあり、大人も非日常を存分に楽しんで、はしゃいでしまいました。

たっぷり眠って翌朝は天候も回復。
皆で部屋を片付けて、私のリクエストで、かねてより足を運びたいと願っていた那須の「藤城清治美術館」までドライブしてもらいました。

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観光客で賑わう那須高原の一画にある美術館。駐車場から長屋門をくぐって敷地に入った後は、うっそうと茂った木々の中をしばらく歩いた先にエントランスが見えてきます。
子どもの頃からケロヨンをはじめ、藤城先生の生み出す影絵の大ファンである私にとっては、まさに聖地巡礼(笑)
藤城先生が93歳ということから、いわゆるシニア割引は93歳から適用、という料金設定は有名。自販機にもかわいいこびとたちが描かれているのには感激でした。

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森の中に佇む小さなチャペルは、手割りのレンガで手作りされたものなのだそうです。
温かみのある風情に誘われて足を踏み入れると、素晴らしいステンドグラスの作品群に囲まれて言葉を失いました。

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丸窓に描かれた「ノアの箱舟」にケロヨンを発見!夏の日差しを受けて本当に美しかったです。雨雲が去ってくれたことに感謝…

子どもの頃、「暮しの手帖」で読んだ童話の挿し絵から、今世紀に入ってからの作品群まで、一つひとつじっと見ていて飽きることがない影絵の数々に魅入られて、あっという間に時間が経ってしまいました。

水面に絵を映し出す演出や、プロジェクションマッピング、影絵シアターなど、子どもにとっても目を見張る数々の仕掛けがあって、息子も私も、存分に光と影の作り出す夢を味わうことが出来ました。

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年齢を重ねてなお、取り上げる題材も手法も凄みを増すばかりの、唯一無二の芸術に触れ。
森の中を帰る道では、力をたくさんもらえたことを実感しました。

21世紀になって復活したケロヨンも、月に一度のペースで美術館に登場しているそうで、いつかぜひ会いに来よう、と決意したのでした。

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