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2018年5月17日 (木)

大相撲夏場所

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新緑に幟が映える、国技館が一番美しい季節に行われる五月場所。
一月の初場所観戦に続いて、今回も土俵際でチケット争奪戦に勝ち残り、行ってまいりました!

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JR両国駅前では、「Oh!相撲市」なるイベントブースが設けられ、お土産グッズが買えたり、貴重な相撲アイテムを手に記念撮影が出来たりします。

前回、グッズはあれこれ買い込んだので、今回は土俵外では、主に国技館グルメに照準を合わせて楽しみました。

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地下大広間で味わえるちゃんこは、場所ごとに担当の部屋が変わります。今場所は、尾車部屋の塩ちゃんこが登場。ご一緒したお友達は、艶やかな綿麻の雪花絞りをお召しでした。

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私は綿麻の新之助上布に紗献上の帯を合わせました。麻のカラフルな半襟も新之助上布。それでもさすがに、熱々のちゃんこを完食した後は汗が…(笑)
大好きな嘉風関も味わっているのかな、と思いながら、たいへん美味しくいただきました!

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幕下で応援している豊ノ島も炎鵬も出場日に当たっていてラッキー!炎鵬は負けちゃいましたが、今場所好調の豊ノ島はしっかり勝ち星を重ねました。
安美錦もそうですが、怪我に苦しみ、若さを失っていきながらも、コツコツと土俵に上がり続ける姿は、観ているこちらも本当に、お腹から力が湧き上がる思いがいたします。

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お昼はカウンターでも握りが食べられるお寿司コーナーでお弁当を買い、十両の取り組みを見ながら「窯焼きパンケーキソフトクリーム添え」という本格スイーツでおやつタイム。
このパンケーキが熱々、ふわふわの本格派で、売場から2階C席への階段を上るうちにあれよあれよとソフトが溶けてきました(笑)

今回は最安値の席で観戦しましたが、土俵は充分すぎるほどよく見えるし、椅子席で足がしびれることもなく、大変快適に過ごしました。

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この日最も館内が湧いたのは、70キロ以上体重差がある逸ノ城を、遠藤が二転三転の攻防の末に見事に寄り切った一番(写真は相撲協会のTwitterから拝借)。

相変わらず色々なことがあって、あれこれ言われてしまうことも山積みだけれど、土俵の真剣勝負に賭けるお相撲さんの姿はやっぱり尊い。

ところで、初場所の観戦時ブログ
「次回はぜひ、稀勢の里と安美錦を生で応援したい&石浦が勝つところを見たいです…」
と書いた私ですが、今回はその願いは一つしかかないませんでした…

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また来るわ!と誓って、今度こそ、の思いを胸にハネ太鼓に送られて帰ったのでした。力士も自分も、その日まで夏を元気に乗り切らなくては。

2018年5月12日 (土)

髑髏城の七人 Season極 修羅天魔

去年の夏に「Season鳥」を観て以来、二度目となるステージアラウンド東京での「髑髏城の七人」鑑賞。

18時の開演前に、しっかりおやつで腹ごしらえをしておきましょうか…と、向かったのは銀座「椿サロン」。

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「北海道ほっとけーき」が目玉メニューのお店。二種類あるうち、最初は基本から…とベーシックな「プレミアム」をいただきました(他に、ミートソースとサラダがつく「ボロネーゼ」があります)。

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「無添加でぷるぷる」というお店の謳い文句を見て、「…ぷるぷる?」と不思議に思っていましたが、運ばれてきた実物は確かに「ぷるぷる」以外の何物でもなかった!

粉の焼き菓子というより、もはやプリンに近いようなやわやわの食感(きれいに断面を見せて切るのは至難の業)で、添えられたバターに粒あん、てんさい糖のシロップをあれこれ組み合わせながら、かなりのボリュームをペロッと平らげました。お口直しのチーズの塩気が絶妙なアクセント。

落ち着いた雰囲気の店内でくつろいで、豊かな気持ちで劇場へ移動しました。きれいな青空の下、ゆりかもめに乗るのは最高!

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という訳で、上機嫌で降り立った豊洲の地。
1年以上続いたお祭り騒ぎの日々が、今回のバージョンをもっていよいよクライマックスを迎える訳で、有り難い場に居合わせていただく感謝の念が沸き上がります。

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ロビーには、「花」「鳥」「風」「月」それぞれの出演者のサイン入りポスターがドーンと掲げられていました。

あえて、まったく予備知識を持たずに鑑賞して、ストーリーの展開にいちいち驚かされた「Season鳥」。
今回は、あらすじが頭に入った上で、配役の違いによるキャラクター作りの変化を楽しんだり、顛末がわかっているのにやっぱり同じところで泣かされたり、見せ場が来るぞーとワクワクしたり…
すでに古典の味わい方で楽しんでいることを、改めて気付かされました。

「極」と銘打った今回の舞台も、すでに「髑髏城の七人」というお芝居が定番の演目として愛されてきたからこそ、主人公を別の人物にして換骨奪胎することが可能だった訳で。
それ故に、最後の最後で物語はどっちにどう着地するのか?ハラハラさせられる見どころもあり、今回も本当に面白かったです。

出演者の中では、「ひよっこ」で優しいお巡りさんを演じていた竜星涼さんのスタイルの良さが、日本男子の体型もここまで来たか…と印象に残りました。太夫の女形も熱演でした。

が、帰りのゆりかもめでは、3分に1回
「やっぱり、天海祐希ってスゴイんだね…」
とため息をついていた同行の友人と私。持って生まれた華の圧倒的存在感に、ひれ伏したくなりました。

2018年4月28日 (土)

こいのぼりなう!

ゴールデンウイーク初日は、家族で国立新美術館へ。義父の絵が展示されている公募展を鑑賞しに出かけてきました。

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大きな木々に囲まれて立つ美術館は、今の季節訪れるには最高のスポットです。
カフェテリアで買ったサンドイッチを外のテラスで食べて、ちょっとしたピクニック気分の後、2Fの展示室で無料公開されていた「こいのぼりなう!」という企画展示に立ち寄ってみました。

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展示室には、テキスタイルデザイナーの須藤玲子さんがデザインした布で作られた鯉のぼりが約300匹、賑やかに回遊していました。

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場内の中央にはビーズクッション(別名:人をダメにする椅子)が置かれ、寝転がって見上げるもよし、鯉のぼりと同じ目線で歩き回るもよし。
思い思いに、色とりどりの鯉のぼりと一緒に過せるインスタレーションとなっていました。

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身長108㎝の息子が歩いてもこんな感じ。自分の「鯉のぼり」の概念とはずいぶん違う、と思ったようですが、迫力に感じるところがあったか熱心に見物していました。

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目を凝らすと精緻な刺繍が施されていたり、複雑な織り方だったり、一つひとつの布をもっと間近に見たいな、と思っていましたら、別室には手にとって触ることも出来る、テキスタイルの解説コーナーもありました。
こんな半襟があったら…薄羽織を作れたら…帯に出来たら…と、いけない妄想がついふくらむ(笑)

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色々な紙を思うままに貼り付ければ出来る、紙のミニ鯉のぼりの作成コーナーもあり、子どもも大人もつい夢中になって作業してしまいました。

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美術館を出れば、すぐそばの東京ミッドタウンでも、毎年恒例の鯉のぼりが空いっぱいに泳いでおりました。
紫外線は気になるものの、やっぱり青空と緑の美しいこの季節、外で過すのは最高ですね。

そして、クリスマスツリーと鯉のぼりは外で見るに限る、という親の持論を、今年も刷り込まれる息子であった…(笑)

2018年4月19日 (木)

四月大歌舞伎~通し狂言 絵本合法衢

四月の歌舞伎座は、昼の部夜の部共に、人間国宝が二役で悪人を演じるという趣向。

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宣伝文句は「悪の桜が咲き誇る歌舞伎座」。
私は、大好きな片岡仁左衛門丈が一世一代、つまりはこれが最後と宣言しての「絵本合法衢(えほんがっぽうがつじ)」を鑑賞してきました。

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自分の楽しみには、やりくりやら算段やらが必須の身の上。この日も幼稚園から帰った息子を実家に託して、ギリギリ歌舞伎座に滑り込み。
お弁当を買って行く余裕もなくて、場内で以前から気になっていた「グリル梵」の「ビーフヘレカツサンド」を頂いてみました。

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じゃーん!ドーン!見惚れてしまう切り口のルックス(笑)
死屍累々の脂ぎった悪の絵巻にはピッタリの食べ応えで、我ながら大満足のチョイスでございました。

鶴屋南北原作、極悪非道の主人公、侍と町人の一人二役…と、去年の十月に国立劇場で観た「霊験亀山鉾」と印象がかぶる今回のお芝居。
その際も思ったことですが、ご本人はあれだけ心の温かさに満ちたジェントルマンなのに、仁左衛門サマが「自分のことしか愛していない人間」を演じると、何故にこれほど真に迫り、その上魅力的に映るのだろうか。
本当に不思議です。

この日は、出がけに言う事を聞かない息子に手を焼いたこともあり、冒頭で意に沿わない村の子どもをバッサリ斬ってしまう場面など、思わず「いいぞいいぞ!」と心の中でこっそり拍手喝采(笑)

悪の限りを尽くした果てに、最後はどんでん返しの展開で勧善懲悪、となって物語は幕切れ。
討たれたばかりの主人公、大学之助がやおら起き上がって居ずまいを正す様子を見て、近くに座っていた外国人観光客のカップルはビックリした様子でしたが、その時点で場内はもう、割れんばかりの拍手に包まれていました。

予算の範囲内で出来るだけ近くで拝見したい、と、桟敷上の三階席で鑑賞していた私は、
「まずこんにちはこれぎり」
という切り口上を述べる横顔を見つめる格好になりました。
その表情にも声音にも、全身全霊今日もお役をやりきりました、という思いが溢れているのが伝わってきて、ああ、この場に一緒にいられた幸せよ…と感涙。

こんなに素敵なのに、まだ充分すぎるほど見事なのに、もう自分で幕を下ろしてしまうのか、でもご本人にしかわからない「域」がある以上、これも仕方のないことなのだ…と、万感の拍手を送った夜でした。

千秋楽には、喝采が鳴りやまず、楽屋ですでに着替えていた仁左衛門丈が舞台に戻って異例のカーテンコールをされたと聞きましたが、それだけのことを観客にさせる見事な一世一代の舞台でありました。見届けた証人の一人になれて本当に良かったです。

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